ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 学園WARS! 参照300突破!!
- 日時: 2010/10/05 06:15
- 名前: 葵那 ◆Xqng00qpvM (ID: KxjXeDNq)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode=view&no=15378
ハジメマシテ、葵那といいます(・∀・)
クリック感謝感激w
※受験勉強に移りたいと思いますので、いったんこのスレはロックします
*
改めまして、葵那です。駄作小説書かせていただきます←
ひたすら読みにくい小説ですが、よろしくお願いします!
注意
・学園モノ。何かと設定がややこしい←
・微グロ…という程でもないグロ要素アリ
・更新遅いです
・ひたすら見にくい&誤字脱字多し
・荒らし等が目的の書き込みは御勘弁を
・コメ大歓迎です><
以上です、よろしくお願いします!
参照が300越えです!
マジで?300マジで?マジッすか!www
と、テンションが上がる自分←
皆さん、ありがとうございます^^
なんかもう、本当嬉しいです(感動
さて、2作目の小説を立てました(
雰囲気を一転させた、本当にシリアスな話です
シリアスとアアクションと微グロが主な要素
題名は、激動の世界(仮題)←
仮題はそのままの意味です。仮題なんです(早く決めろよw
まぁ暇があれば覗いてやってくんなせぇ
フレコ参照
なにとぞよろしくお願いしますm(_ _)m
- Re: 学園WARS! ( No.32 )
- 日時: 2010/09/21 06:51
- 名前: 葵那 ◆Xqng00qpvM (ID: KxjXeDNq)
†第二章「二つに裂けた学園と陰謀」
「オイ…知ってるか!?“あの噂”…本当だったんだって!今日、Bクラスの奴が襲われたらしい」
「マジかよ…!デマじゃ無かったのか?———で、主謀者は?」
「いいや、まだそれまでは分ってないらしい。でもな、Bクラスの奴を襲ったのは———Aクラスの奴らしい」
「Aクラス…!?コウのいるクラスじゃん…」
「何のために襲ったのかもまだ不明だってよ。…でも、このままじゃあ俺等までやられちまう!」
…C、Dクラスの教室では、Bクラスの人間が襲われた話が最早広がっていた。その話の広まりは早く、学園にはやや混乱が広まりつつある。
「そーいえばさぁ、水南コウいるじゃん?アイツ今日の昼休みBクラスの奴をボコボコにしたんだって」
「あ、ソレ俺見た!容赦ねぇよなー、秒殺だったし」
「私も私も!可哀想だったよね、ちょっと強いからって酷いよ」
「—————オイオイオイ!皆、聞いてくれ!俺聞いちゃったんだけど!!
今度はCクラスの九瑪が襲われたってよ!!それも、Aクラスに!」
ザワッ
突然教室のドアが開き、そう叫びながら誰かがそう言った。その言葉は、さらに混乱を招く。そこにいたクラスの皆は、うろたえる様に口々にこう言葉を紡ぎ出す。
「えっ…九瑪が!?ありえないでしょ、九瑪の“才能”は“心眼”だよ!?」
「じゃあまさか…集団で襲われたとか?だって九瑪は未来と心を見れるんだぜ?一対一で九瑪が負ける訳ねぇし」
「たぶん…そうだろうな、じゃないと九瑪が負ける訳ねぇもん」
「あ、後な、それだけじゃなくてよ…何でも九瑪が襲われた後に、偶然か水南コウが近くにいたって誰かが…」
「水南…ッ!?じゃあ、やっぱりアイツが!」
「Sクラスは何やってんのよこんな時に…!何で止めないの!?」
「それで俺…思ったんだけどさ、まさか、ここまできてSクラスが動かないって事は……AクラスとSクラスってグルなんじゃねぇの!?」
—————、
誤解がさらに誤解を招く。独り歩きした噂は、段々大きくなりはじめていた。
そしてついには学園全体に、ある事件を招く事となる。
それが誰かに仕組まれた罠だとは、誰も気付くことの無いままに。
*
中庭のベンチに、一人寝そべり昼寝している人影がある。それは、さっきまで包帯を探し、疲れ切った蓮だった。
蓮はゆっくり目を開けると、自分の手を見つめた。
『…本当迷惑な能力だ…、何で自分を触れる事ができても、他の物には触れる事ができないいんだ…?』
はぁぁ、とワザとらしく溜息をつくと、背伸び背してまた包帯探しの続きをしようとその場を後にしようと歩き始めた。
「……ん?」
すると、蓮の目にあるものが飛び込んできた。
『——————あれは——…』
蓮は自分の目を疑ったが、確かにその光景を目にした。
「…、
ちっ……、面倒なモノを見てしまったらしいが———俺は知らん。俺はココで何も見なかった。って事にでもしとくか…」
しかし、蓮はあえてそれから目を背け、去っていった。
—————、
『何やら辺りが騒がしいな…、俺が寝ていた三時間で何があったんだ?』
蓮が校舎の中に入ると、何やらC・Dクラスがやたら騒がしかった。何か同じ単語がいくらか出てきているみたいだが———特に興味はないな。
蓮は人込みを避けつつ、手に何も触れないよう注意しながら歩いていた。
すると、ある会話だけが、何故か鮮明にハッキリと聞こえて来た。
「———しかし、ありえねーよな…まさか九瑪が意識不明の重体なんてよ…」
『———————何…!?』
今、確かに九瑪と…聞こえた。蓮は思わず振り返った。すると、会話をしていた二人がギョッとしながらこっちを見ていた。
「今、九瑪が何とか言ってたけど————九瑪がどうしたって!?」
「えっ…?お前、何も知らない訳?」
「九瑪が誰かに襲われて意識不明の重体で今保健室に————」
———————…九瑪が…意識不明!?
『本当に俺が寝ている間に…何があった!?』
蓮は冷や汗を流した。今学園で…何が起こっている?
- Re: 学園WARS! ( No.33 )
- 日時: 2010/09/21 21:02
- 名前: 葵那 ◆Xqng00qpvM (ID: KxjXeDNq)
こんばんは、また更新が遅れそうです;
またまたご迷惑おかけします←
- Re: 学園WARS! ( No.34 )
- 日時: 2010/09/25 07:51
- 名前: 葵那 ◆Xqng00qpvM (ID: KxjXeDNq)
彼女は、無心でそのに立ち尽くしていた。
学校の屋上——そこにいるのは、校舎で話題の中心となってる…水南コウだった。
“我の心、此処にあらず”という様子で、ただ空を仰いでいるだけだった。
『————、私…また“覇気”を使ったのかしら…心なしか体が重い。嗚呼、何で何も思い出せないの?“覇気”を使うといつもこうよ…』
無気力、というか、何もやる気のおきないコウは、そのまま倒れるように屋上で寝そべった。
『……胸騒ぎがする。…でも、今は何もしたくない…』
コウは酷い睡魔に襲われた。そして、照りつける柔らかい日差しを受けながら、コウは深い眠りについた。
「………」
そんなコウを、忌々しそうに見つめる影があった。
そして、その影はコウが眠った事を確認すると、クスリと怪しく笑った。
「…馬鹿な女」
*
「九瑪…ッ!」
蓮が保健室へついた時には、四人ベッドで眠っていた。息を切らしながらも蓮は———唯一の親友である九瑪の側に駆け寄った。
「九瑪…ッ、クソ…一体何が……?」
蓮は、まだ包帯が巻かれてある左手で九瑪の手を握った。
『………、あれ…?』
だが———蓮は何故かそこで違和感を感じた。理由は分らない。しかし、何かが変だ。何かがおかしい。何だ?
…つーか何だ…この胸騒ぎは—————
ガラッ
と、その瞬間、西関が保健室に戻ってきた。すると、西関はギョっとした様子でこちらを見ていた。
「…どうした…んですか」
蓮は眉をひそめながら先生を見返した。すると、西関はハッとして、蓮にこう言った。
「おお蓮…お前、九瑪の見舞いか?でも、何でそんな早く来れたんだ?九瑪は…一分前に運ばれたばかりだぞ?」
「!?」
何…?
じゃあ、あの時聞いた話は…?
聞いた話によれば、あの時既に九瑪は保健室に運ばれたばかりで————
…、
…やはり、おかしい。
何かおかしいぞ…。
九瑪が運ばれたと聞いたのは五分ほど前だ…なのに、何故運ばれたのが一分前なんだ!!?
…誰かが…
九瑪が運ばれると知っていた?
————…!
と、その時蓮は先ほど見てしまった、“あの光景”を瞬時に思い出した。
「!!まさか…!」
蓮はある事に気が付くと、再び九瑪の下へ寄った。そして、目を瞑って、九瑪の脈を測ってみた。
九瑪は、蓮の親友でもあり幼馴染でもある。
この学園に入った時から一緒にいる事が多かったため、九瑪とは色々な事をしたものだ。
そしてまさに、脈の計り合いもした事があるし、一緒に寝た事もある。…確か、九瑪の脈は85・6くらいだった。
しかし————コイツの脈は67回。
…違う、九瑪はこんなに脈は遅くない。
それに、九瑪は寝ている時…鼻で息をせず、口で息をする癖があるのだ。それは、九瑪が昔鼻が悪く、口で息をしなければならなかって、その時口で息をする癖がついたからだった。
しかし、コイツは普通に鼻で呼吸をしている。
…違う————
まさに、予想通りだ…
……コイツは————本物の九瑪ではない…!
————蓮は、うたた寝していたが故に気付いた。
…まだ想定の範囲でしかないが、この学園で起きようとしている…大惨事に。
*
数分前———噂が広まる少し前…
「…アリア・ミーフィア、貴女には少しの間眠ってもらいます」
体育館裏倉庫、そこでアリスはある人物と対峙していた。
アリスの圧倒的な劣勢であるのは言うまでも無い。先ほど、コウに滅多打ちにあったばかりだからだ。
しかし、彼女は倒れる訳にはいかなかった。
この学園で、今起きようとしている事態と真実を知ってしまったからだ。
「…それはお断りしますわ、この学園をアナタの好きなようにさせてなるものですか…!
———私は真実を伝えなければならないのです、倒れるのはアナタの方ですわ!」
アリスは、息を乱しながらもそう言うと、空気(風)を掌の上で凝縮させ、強い空気砲を相手に放った。
「…しつこいですね、貴女は負けるのです。これはもう決まっている事…負けを認め大人しくしなさい」
しかし、それは相手の手前ではじけ飛ぶように消え、そして今度はそこに風が凝縮され、アリスの攻撃がそもまま返された。
「ッ…!!!」
アリスは、避けようと身を動かすが…体力の低下のせいで、思うように体を動かす事ができなかった。
そして、返された攻撃はアリスの肩を捉え———アリスはかなりの勢いで横転した。
「———ウゥッ————…!」
アリスは肩を押さえ、薄れゆく意識の中、相手の顔をキッと睨んだ。
「フフ…我々の計画の邪魔なんですよ、貴女は。
真実を知る貴女には眠っていただかないと———大変こちらが動きにくくなる」
すると、余裕の笑みを浮かべている相手は、クスクス…と笑いながらアリスの前に立ちはだかった。
アリスはギッと悔しそうに顔を歪めると、皮肉交じりに相手にこう言った。
「……いい加減やめたらどうですの?————私の真似ごとなんてして!
それに、コウにやられた私と凌牙を襲って、そして態々ここまで運んで来て…何をする気?」
…今、
アリスを襲っているのは———アリスだった。
そう、相手はアリスに変装していたのだ。
「ふ…、何故私が貴女の恰好をしているのか、真実を知る貴女なら、分るでしょうに。
———貴女は私に負け、保健室に運ばれる。
しかし、貴女は『アリス』としてではなく、私の能力で仕立て上げられた『九瑪 凌牙』として運ばれます。
そして、私は貴女…アリスとして、学園に混乱を巻き起こす為動くのですよ…」
「ふざけないで…!第一凌牙をどうする気なのです!?私だけ保健室に送るだなんて…」
アリスは声を振り絞って叫んだ。すると、アリスの恰好をした相手は、フフフッと愉快そうに笑いながらこう言った。
「私は———欲しいのですよ、九瑪 凌牙の“心眼”がね。
私は水南コウと同じく二つの能力を持っています…“強奪”という、人の“才能”を盗み取る能力。
そして、もう一つの能力は“嘘”…。“嘘”は真実を絶対的に偽り、人の感覚全てを騙す能力です…」
「!!!」
そこまで聞いて、アリスは信じられないというふうに目を見開いた。
まさか、“才能”が二つも…いや、それよりこの人が企んでいる事は———本当にマズい…!
このままじゃ学園が…
————学園が、壊れてしまう!
「…さぁアリス、貴女は今から九瑪 凌牙です。そして私はアリス…。
————じゃあ、おやすみなさい。いい夢を見れるといいですね…♪」
アリスはその後、無情にも頭を地面に叩き付けるように踏みつけられ、意識を失った。
そして、その後本当に「九瑪 凌牙」として保健室へ搬送された。
- Re: 学園WARS! ( No.35 )
- 日時: 2010/09/25 20:15
- 名前: パーセンター ◆AeB9sjffNs (ID: w5/O.XtY)
うわw
何だか凄い展開になってきそうですな。
- Re: 学園WARS! ( No.36 )
- 日時: 2010/09/26 07:41
- 名前: 葵那 ◆Xqng00qpvM (ID: KxjXeDNq)
>パーセンター様
コメどもです^^
急展開にしてしましたw
…というか、実はこの小説は短編で終わらせるつもりでした(貴様←
気がつけば結構ダラダラしてるなぁと思い、少しペースを上げてみました。
まだ結構続くと思いますが…オリキャラ全員出せるか心配です((蹴
あくまでシリアスなので最後は悲惨な事になるかも←
とか思っている自分((www←
すいません、なんか関係ない事まで言ってますね自分…
自重します
とにかくコメありでした!