ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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学園WARS! 参照300突破!!
日時: 2010/10/05 06:15
名前: 葵那 ◆Xqng00qpvM (ID: KxjXeDNq)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode=view&no=15378

ハジメマシテ、葵那キナといいます(・∀・)
クリック感謝感激w

※受験勉強に移りたいと思いますので、いったんこのスレはロックします



改めまして、葵那です。駄作小説書かせていただきます←
ひたすら読みにくい小説ですが、よろしくお願いします!


注意
・学園モノ。何かと設定がややこしい←
・微グロ…という程でもないグロ要素アリ
・更新遅いです
・ひたすら見にくい&誤字脱字多し
・荒らし等が目的の書き込みは御勘弁を
・コメ大歓迎です><

以上です、よろしくお願いします!



参照が300越えです!
マジで?300マジで?マジッすか!www
と、テンションが上がる自分←
皆さん、ありがとうございます^^
なんかもう、本当嬉しいです(感動

さて、2作目の小説を立てました(
雰囲気を一転させた、本当にシリアスな話です
シリアスとアアクションと微グロが主な要素
題名は、激動の世界(仮題)←
仮題はそのままの意味です。仮題なんです(早く決めろよw
まぁ暇があれば覗いてやってくんなせぇ
フレコ参照

なにとぞよろしくお願いしますm(_ _)m

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Re: 学園WARS! ( No.2 )
日時: 2010/09/07 06:52
名前: 葵那 ◆Xqng00qpvM (ID: 8I/v6BBu)


登場人物


(主役二人?)
名前/読み【水南 コウ/ミズナ コウ】
性別/年齢【女/16歳】
クラス【Aクラス】
容姿【金色の長い髪で、一つに束ねている。瞳は翡翠で、若干つり目。
   背は低めだが、脚はしなやかで細い】
性格【強気で自信家&高飛車で我儘。しかし人が傷つく事は嫌い。
   と言いつつも、売られた喧嘩は即刻買う】
能力名【瞬技(別名・刹那)】
能力詳細【目にもとまらぬ瞬発力を持ち、素早い動きが可能。
     しかし、吃驚した時や脚を負傷したりすると、
     才能は一時的に使えなくなる】
備考【元々家が金持だったので、性格はやや我儘。自分の能力に気付いた時、黙って家を出た】

名前/読み【柴薙 蓮/シバナギ レン】
性別/年齢【男/18歳】
クラス【Fクラス?】
容姿【髪は黒髪で若干長い。瞳は深い藍で、眼つきが鋭い。
   背は標準で、何時も包帯で手を覆っている。】
性格【冷静で少々面倒くさがり。厄介事から身を遠ざける癖がある。
   誰に対しても冷ややかな態度をとるが、それは人間不信の為】
能力名【破壊ブレイク
能力詳細【素手で触れた固体を粉々に砕いてしまうという恐ろしい才能。
     生き物に触れると骨を砕いてしまうが、柔らかい物(紙や布など)は大丈夫らしい】
備考【人間不信で、自分の“才能”を嫌っている。“才能”のせいで家族に捨てられた】


名前/読み【九瑪 凌牙/クメ リョウガ】
性別/年齢【男/18歳】
クラス【Cクラス】
容姿【髪は栗色の短髪。瞳は茶色く、パッチリしている。
   背はやや高く、何時もニコニコしていて何を考えているか読めない】
性格【前向きで冗談好き。面白い事がとにかく好きで、危ない事でも進んで参加。
   気さくでお気楽だが、かなりの毒舌家】
能力名【心眼シンガン
能力詳細【人の考え、心、少し先の未来を見据える事ができる予知能力。
     やや調整ができていないので、勝手に“才能”が発動する時がある】
備考【事故で母を亡くしているが、今は父と兄弟とで暮らしている。蓮の数少ない友人】

名前/読み【黒兎 一/クロト ハジメ】
性別/年齢【男/18歳】
クラス【Bクラス】
容姿【黒髪で長い。瞳は紅く、常に黒い服で深くフードをかぶっている。
   ズボンは迷彩柄で、背は標準。整った顔立ち】
性格【寡黙で静かな人。人に意見する事は少ないが、流されにくい。
   常に一手先を読んでいるが、思いがけない事になると動揺して動けなくなる】
能力名【暗殺者スナイパー
能力詳細【気配と自分の発する足音や吐息等…いわば存在を忍ばせる能力。
     その気になればAクラスでもSクラスでもなれるくらいの強力な“才能”】
備考【下剋上にあまり興味がない。ただやる気が無いだけ】

名前/読み【アリス・ミーフィア/(-)】
性別/年齢【女/17歳】
クラス【Aクラス】
容姿【髪は銀(白)のロング。瞳はスカイブルーで少し細目。
   背は標準で、肌は白い。黒い特注品の制服を着用している】
性格【優しくてお淑やかだが、暴走すると止められないタイプ。
   表裏の全くない素直な子】
能力名【精霊フェアリー
能力詳細【風を自由自在に操る能力。
     “才能”を使用して宙を歩く事が可能(応用)】
備考【コウと好敵手関係。Sクラスを狙っている】

名前/読み【嵐山 烈/ランザン レツ】
性別/年齢【男/19歳】
クラス【Sクラス】
容姿【紅みがかった黒髪のオールバック。瞳は黒く、眼つきが悪い。
   背は高い。すらっとした筋肉質(細マッチョ?)】
性格【とにかく喧嘩好きで血の気が多い。豪快で沸点が低い。
   目上の人にも悪態をつく】
能力名【絶対強者(別名・鬼神)】
能力詳細【人間の(力、体力、運動神経、聴力、視力)という
    “力”のつくものが異常に高い】
備考【不良。しかし“才能”を扱うテクニックは認められている】

名前/読み【雪羅/セツラ】
性別/年齢【女/10代】
クラス【S級】
容姿【少しボサボサのクセ毛で、茶髪のショート。瞳は黒で少し垂れ目。
   背は標準。一見ボーッとしているように見える】
性格【大人しくて寡黙。表情一つ変えず、少々浮世離れしている。
   粘り強いが、諦める基準値が低い。切り替えが早い】
能力名【幻想ナイトメア
能力詳細【幻影、幻覚を見せる事ができる“才能”。
     触れたり意思のある幻覚を造り出す事も出来る(応用)】
備考【Sクラスの少女。常に一人で、寝ている事が多い】

Re: 学園WARS! 能力者の集い場 ( No.3 )
日時: 2010/09/06 17:33
名前: メルー (ID: oEQnR9WT)

オモシロそうですね!

続き期待してます 頑張って下さい!

Re: 学園WARS! 能力者の集い場 ( No.4 )
日時: 2010/09/07 06:55
名前: 葵那 ◆Xqng00qpvM (ID: 8I/v6BBu)

>メルーさん
初コメありがとうございます!
期待に答えられるよう頑張りますね^^


では更新します、

Re: 学園WARS! 能力者の集い場 ( No.5 )
日時: 2010/09/07 06:58
名前: 葵那 ◆Xqng00qpvM (ID: 8I/v6BBu)

第一章†小さな学園戦争




年齢制限なしの無期限で自由な学園————“蔡華裏学園”



しかし、そこは一般人の入学は固く禁止されている。
いや、一般人は絶対にこの学園の存在を知らない、知ってはならない。

———ここは特別な“能力”を持った者しか入れないのだ。

私達が“才能”と呼んでいる“能力”は、人によって違っていて、
けど普通…人が死ぬまでその能力は開花されない。
つまりは開花される前に亡命してしまうという事。


しかし、そんな“才能”を、ある事をキッカケとして開花させる者がいる。
それを私達は能力者と言うが、能力者は世界から見れば、“異形”でしかない。
それは世界から疎外されるという意味を示していた。

…そんな能力者が、唯一認められ、自由で豊かに暮らせる場所がある。
それがココ、蔡華裏学園だった。





「水南 コウ、アンタに下剋上を所望する」


「むふっ(何?)」

能力者の集うこの学園で、誰かが私にそう言った。
しかし私は、呑気に配布される昼ご飯の苺ジャムのパンを幸せそうに食べている真っ最中だった。
『この苺のジャムのプチプチした触感を味わっている最中に、まさか“下剋上”を告げられるなんて…運がないわね』
私は心の中で呟くと、「ちょっと待って」と言いながらパンを無理やり口に詰め込んだ。


“下剋上”
下の地位の者が上の地位の者を倒す事を示す、歴史で出てくる言葉の一つ。
この学園でもその言葉は使われる。何故なら、ココは能力者が集う学園。

…クラスは悪い順番からD、C、B、A、Sと分けられる。
皆はSまたAクラスを目指し、自分の“才能”を磨いている。
何故そんな事をするか、と?
それは———7人しかなれない、最高峰のクラスであるSクラスになる為だ。

無論、誰よりも強い“才能”だと証明もできるのがあるが、
学園を支える柱となれるからだ。

先生と同等の立て場で、学園を支配するクラス…、
それは、世界から疎外された能力者たちの生き甲斐であり憧れ。
しかし、クラスが高くなるにつれて、クラスの人数が限られる。
故に皆は一層それを目指すのだ。

——上のクラスに上がるには、上のクラスの人間より自分が強いと証明しなければならない。
それが、この学園式の“下剋上”というルール。
下剋上は、下のクラスの人物がクラスを上げる為、1つ上のクラスの人と戦う事。
下剋上はそれを相手に宣言し始められる。
…下剋上を宣言された相手は、もしも負ければクラスを1つ下げられる。
しかし、もし勝てば勝った分だけ経験値…“才能”を高める事ができる。
“才能”を高めるという事は、自分が倒されにくくなるという事。
自分が倒されにくいなら、今度は自分が上のクラスに下剋上でき、成功する可能性が高くなる。
宣告してもされても、オイシイ話なのだ。

しかし、重傷以上の怪我を相手に追わせてはならないという罰則がある。
破れば即“Fクラス”行きが決定させる。
Fクラスとは、Dよりも下の最も下で格付けされているクラスだ。
そのクラスは問題児が召集されるクラスで、Sクラスから最も遠くなってしまう。

…まぁ、いざという時は保健の先生の“才能”の“治癒ケアル”を使ってもらい、
己の治癒能力を極限に高めてもらえば、1日もすればどんな怪我でも治ってしまうのだが。



そんな訳で、Aクラスである私、“水南コウ”は見知らぬ人から下剋上を宣告された。
Sクラスを狙う私にとっては悪くない話だ。

「…いいわ!アナタ下剋上、受けて立つわよ!」

私は、パンを食べ終わると、相手の方を向いてそう言った。
と、言うと同時に私は動いた。


———バシィッ!

一瞬の一閃、
最早、神速とも言えるそのスピードで、コウは自分の常備している木刀で相手の腹に峰打ちを叩きこんだ。
「…!!?」
相手は、一瞬何が起きたか分ら無い様子だったが、そのままバタリと床に突っ伏す形となってしまった。


「…情報不足だし経験値不足。それに油断しすぎよ、これが防御できなきゃ、“Sクラス”には到底なれないわよ?」
コウはクスッと笑いながら、名前を名乗る暇さえなく、床に突っ伏す事となった相手にそう言った。
相手は悔しそうに、ぐうの音を上げていた。

でも、下剋上を宣言した場合は、宣言された人とは違いクラスが下がる事は無い。
少しズルい話だが、自分より上のクラスと戦うのだから、公平だ。

「さ、アンタ立てる?保健室連れてってあげるわ」
そして、下剋上のルールで、「勝った人は負けた人を連れて保健室へ連れていく」というのがある。

コウはその人物に肩を貸しながら、保健室に連れて行ったのだった。

Re: 学園WARS! オリキャラ募集中 ( No.6 )
日時: 2010/09/08 06:59
名前: 葵那 ◆Xqng00qpvM (ID: 8I/v6BBu)





コウは、再びお食事タイムをするため食堂へ戻ってきた。
するとふと周りから…無数の視線を感じる。

「やっぱ水南って強ぇな…」「凄い、一発だったよ!?手も足も出ないって感じ」「流石、水南…恐るべし」「あんな強いの中々いないよな」「凄いモノ見ちゃった!」「ヒュー、やるねぇ」

『…、
 気分は悪くないわね』
コウは、そんな周りのそんな声を聞きながら、少し照れと喜びを感じていた。
だが、その嬉しい気分はある人物に一瞬にしてブチ壊される事となる。

「———ふふ…相変わらずのようですね、コウさん」

と、そんなコウの下へ、お淑やかな口調のそんな声が聞こえた。
コウが反射的に振り返ると、そこにはスカイブルーの瞳をした銀髪の少女が立っていた。

「相変わらずの凶暴さと非道さですわ。私、相手の方が可哀想になりましたよ?」
「ア…アリス!アンタは一々、五月蠅いのよっ!」

すると、コウがアリスと呼んだ少女は、「そういう、すぐ叫ぶ所が野蛮と言いますのよ」と、
嫌みたらしくそう言っていた。


この子はアリス・ミーフィア。私の親友であり好敵手でもある彼女は、私と同じAクラスである。
彼女は“精霊(フェアリー)”と呼ばれる風を操る才能を持つ。

「——ふん、いいのよ!じきにSクラスになってそんな口、アンタに叩かせないようにしてやるんだからっ!」
コウは、腕組みをしながら、べーっと舌を出してみせた。
「…ゴメンあそばせ?図星をつかれたからと言って気を悪くしないでくださいね?」
「っっ!アリス、アンタねぇ〜っ!もう許さない!!」
しかし、アリスはフフフ、と笑顔でそう言ってきた。
流石にムカッと来た私は、木刀を手に持ち、

「勝負よっ!今ココでアンタをBクラスに蹴落としてやるっ!!!」

と、怒鳴り散らしながらアリスを追いかけ始めた。
だが、“妖精”の風を扱う能力でアリスは少し自分を宙に浮かし、凄いスピードで逃げてゆく。
『くっ…、速い!』
コウがそう思いながら顔を歪ませると、それを見たアリスは挑発的に、
「鬼さん、こちらですわ!
 ——それとも、“刹那”の“才能”を使わないと、自分の速さでは追いつけないのですか?」
「“妖精”の“才能”を使ってるアリスに言われたくないわよっ」
コウは怒鳴りながらそう言うが、その瞬間ハッとした。

「ふふ、お忘れ?私は脚が動かないという事を知っているでしょう?
 言うなら、この“才能”が私の脚ですのよ」

『——そうだった!』
コウは、親友の“才能”が目覚めたキッカケを知っている。

彼女は、交通事故に遭い、脚が動かなくなってしまった。
その際に、彼女の“才能”は目覚めたのだ。
…どれだけリハビリしても、回復は絶望的だと医師に告げられていた。
なので、アリスにとって、その能力は彼女の救いであり、生きる意義なのだ。

けど、今はそんな事関係無い!
あんな失礼な事言っておきながら、許せるわけがない!
「五月蠅い!とにかく待ちなさいよっ、私がアンタをボッコボコにしてらるんだからね!!」



——ドンッ

と、
そんな時、アリスを追いかけてつつ、そう叫んでいたコウは、不意に誰かと肩をぶつけてしまった。
相手の青年は体勢を崩し、背中向きに倒れてしまった。そして、痛そうにぶつけた肩を押さえている。
『あっ———しまった!』
コウは、慌ててその青年に駆け寄ろうとした。

が、しかし、次の瞬間相手から思いがけない言葉が飛び出した。


「…触んじゃねぇよ…!」


その青年は、睨みつける様にコウを見ていた。
「え…」
思わずそんな声を漏らして固まってしまったコウは、不覚にも怯んでしまった。
すると、青年は何事もなかったように立ち上がり、「フン」と不機嫌そうにそう言いながら
コウの横を素通りして行った。

『…、何アイツ!アイツも悪いんじゃないの!?』
コウは、ハッと我に返ると、文句を言ってやろうと彼の方へ振り向いた。
すると、コウはある事に気が付いた。

『…包帯?』
青年が倒れた所に、一つの包帯の束が落ちてあった。
青年の方を見ると、手には包帯が巻かれてある。
『何で包帯?意味わからないし…』
別に怪我してる訳でもない…、コウはそれが少し気になった。


「あら、あの方は“柴薙 蓮”じゃないですか?」

と、そこにさっきコウに追い回されていたアリスは、
彼の後姿を見つめながらそう言った。
「柴薙 蓮?」
「そう、確かFクラスの方だと思いますわ。
 …あまり関わらない方がいいですわよ?Fクラスは悪い噂しか聞きませんし」
アリスは、うーんと軽く腕組みをしながら、コウにそう言った。


『…、
 はぁ〜〜〜〜っ!?
 
 何、アイツFクラスの癖に…?何様のつもりよっ』

コウはそう心の中で罵倒しつつも、
いつの間にか買っていたチョコパンをパクッと一口かじりついた。

そして、フンッとコウも彼が立ち去った方に背を向けると、
アリスとその場を去っていった。

…自分がいつの間にか、青年の包帯をポケットに入れてしまった事に気づかぬまま。




「—————“水南 コウ”か…」

保健室を出た所にある長椅子に二人、腰をかけている人達がいた。
一人は腹を痛そうにさすりながら、黒の深いフードを被った青年にそう言われていた。
「…ああ、流石“瞬技”の“才能”ってトコかな…。
 恥ずかしながら一瞬で終わった。本当Bクラスにとっては脅威だよ」
すると、腹をさすっていた青年は溜息をつきながらそう言った。
フードの青年はそれを聞くと、彼を置いて黙ってその場を後にした。


『…“水南 コウ”…
 Bクラスの人間にも手加減ナシ、か…。

 ——気に食わない。

 俺のクラスの人間を…これで8人も傷つけた。
 下剋上を仕掛けたのはこちらと言えど、
 ここまで仲間を傷つけられて黙ってなどいられるか…』

フードの青年は一人、心の中でそう呟くと、
その瞬間、いつの間にかその場から姿を消していた。








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