ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Death Soul
- 日時: 2010/09/13 06:20
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
.
皆さまに支えられております。
死神ものです(*^^)v
※なお、コメをされたからにはコメをし返す自分です(人見知りでなかなか他の人の小説にコメいけません)。 なので、宣伝してください(+_+)
(お客様)
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- Re: Death Soul ( No.20 )
- 日時: 2010/09/09 05:51
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
友達が来たら更新しろって、いい友達じゃないですか〜。
宿題なんて手ぇつけないですよ、もう。
手遅れです笑
- Re: Death Soul ( No.21 )
- 日時: 2010/09/09 06:29
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
・
翌日 ベルゼンハイデル某所にて
ベルゼンハイデルのさらに北には、法に触れる形で商売をしている人間の溜まり場となっている。
もっとも違法なのは、魔術を使って一般人から強奪や、盗み、最悪なら殺人を犯す事。
「ここね」
ニナが灰色ノコンクリートで創られたビルを見上げた。
どこにでもあるようなビルだが、己の持つ魔力でこれまでに4人を殺している殺人犯と、その仲間がいると、足はついている。
「ザク、私の事はセンパイって呼んでね」
「え、なんでですか」
「職業上は、私の方が死神歴長いし」
「はあ……。 いいですけど」
初任務として着いてきたザクは、年下のセンパイを見下ろした。
「一応聞くけど、ザクは人を殺した事、ある?」
「そりゃあもうかなり」
「そ。 なら良かった。 いざってときに人間相手に躊躇ったらダメだから」
実習でなら、何度か被検体を殺した事がある。
魔物ではありえない、血の噴き出方に嘔吐したことも──、あった。
「じゃあ、いくわよ」
「はい」
いつのまに、自分は死に慣れてしまっただろう。
少しだけ、寂しくなる。
被害者から巻き上げた金を振り分けていると、一階から悲鳴が聞こえた。
「あん? なんだなんだ、あの悲鳴はよ」
「見てきましょうか?」
「あー……どっかの魔物でも困るしな」
男たちが面倒くさそうに唸る。
よほど自分たちの魔力に自信があるのか、さらなる悲鳴が聞こえても、驚くほど冷静だった。
「にしても、これ以上人数減っても不利だし。 ちょっと行ってこい」
「うっす」
ボスらしい男に命じられ、一人が部屋から出て階段を下りた。
しかし──。
そのすぐ数秒後に、悲鳴が聞こえた。
「!?」
「なんだぁ?」
男たちがさすがにギョッとしていると、部屋に一人の少女が入ってきた。
小柄で、華奢で、キレイな顔だちを男たちに向ける。
「おいおいなんだよ……かわいいお嬢さんじゃねぇか」
「どうしたのかな〜? 彼氏にでも振られたのかなぁ?」
おちょくって笑い飛ばす男たち。
少女は無表情のまま、淡々と話す。
「ミハエル・ジョノン。 ここ数カ月で4人の魔力を持たない人間を強盗目的で殺害」
少女は──、ニナ・アルディラノは。
「よって、その魂。 粛清させてもらいます」
“そのまま、口の中から刀を取り出した”。
信じられないかもしれないが。
顔を上にあげ、大きく開いた口に手を突っ込み、そのまま刀を取り出したのだ。
あまりの非常識な光景に、男たちは茫然となる。
その一人が慌てたように、
「ボスっ! こいつら並の魔術師じゃねぇっすよっ」
必死の形相で叫ぶ。
「死神ッすよ! ハーデル王国最強の武装警官っ」
「んなっ……!?」
そして次には。
男の首がとんでいた。
血が噴き出し、血管が飛び散る。 ニナはそれには目もくれず、続いてを狙う。
「も、もうダメだぁぁぁぁっ」
男の数人はその部屋から出て、階段を下りた。
にげなければ。
そう、生存本能が叫ぶ。 しかし同時に、どうしたって助からないという気持ちも浮かんでくる。
「待って下さいよ」 「っ!」
いつのまに目の前にいたのか、ザクが巨大な鎌を持ってつっ立っていた。
「どこに逃げる気ですか」
「お……っ、俺はな! 魔術師なんだぜ? 魔力持ってんだよ、近寄るな、マジぶっ殺すぞ」
威勢のいい事は言っているが、震える体から脅しにはなっていない。
ザクは自分の身長よりも大きい鎌で、
「ぶっ殺されるのは、好きじゃないですね」
「ぴきゃっ」
男の腹を、引き裂いた。
横に赤い線が引かれ、肉がずれ、血が飛び散った。
「ひいいいいいいいいいいっ」
「粛清します」
事務的に、淡々と。
残りの男たちも魂ごと貫く。
「………………」
死んでいる男たちの死体を見下ろす。 自分が殺したのだと実感はできても、哀しみを実感する事は無理だった。
- Re: Death Soul ( No.22 )
- 日時: 2010/09/09 17:26
- 名前: 月花 (ID: 8hgpVngW)
まだ!!まだ大丈夫ですッッ!!(笑)
手遅れなんて・・・
アキラさん。
国語の成績とか良さそう・・・(笑)
- Re: Death Soul ( No.23 )
- 日時: 2010/09/09 18:45
- 名前: スペシャル ◆XHKDIsPEFA (ID: 3L0NyJ0C)
おりょ? アキラさんトリップつけないんで良いんですか?
つけたほうがいいとおもいますよ
- Re: Death Soul ( No.24 )
- 日時: 2010/09/10 06:05
- 名前: 風水 (ID: STEmBwbT)
おはようございます、風水です。
久しぶりです、アキラさん。
というか待って下さいよ、この小説の舞台
ハーデル王国とか言ってますけど、モノクロの
舞台だった国じゃないですか。
その30年後の話とか……。 シロたちどうなったんですか?
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