ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 狂 華 酔 月
- 日時: 2010/10/17 09:45
- 名前: 狂音 (ID: L11BZFL.)
はじめまして
シリアス・ダークでの初の投稿となります
注意点がありますので…
1.荒らしはお控え下さい
2.中傷はおやめ下さい
3.作者の私が嫌いな方はお下がり下さい
4.更新が遅くても許してください
以上で参りたいと思いますので…
どうぞお願いいたします…
- Re: 狂 華 酔 月 ( No.13 )
- 日時: 2010/11/01 20:05
- 名前: 腐女子まN* (ID: pVoFPF2t)
えと、腐女子まん*羽菜です。
早速ですが鑑定していきますねー
まず、小説に・・・を使う時は三点リーダーを二つ、あるいは四つ続けて使います。
×「分かった…すぐに片づける」
○「分かった……すぐに片づける」
が日本語ルールで一番最初に学ぶ所です。
次にこの場面。
「は?意味が分からないよっ!」
小説の会話文の中で?や!の記号が出たらその次のコマを一つ開けます。
ですが「」の最期に!か?などの記号が入った場合は一個開けなくて、大丈夫です。
正しくは、
「は? 意味が分からないよっ!」
です。
次に、小説の中で数字を使う時は『20』などを使わず『二十』と漢字の数字で使います。
次にこういう場合、
例 その瞬間。
『パァァン』
っと銃音が響いた。
これは×です。
どこが悪いか分かりますか??
文章のつながりがおかしい、などではなくまず基本がおかしいです。
この場合は、
その瞬間、パァァンっと銃音が響いた。
の方が正しい表現方法です。
後は、心理描写と背景描写を増やした方がいいと思います。
ではでは、頑張ってくださいね☆
- Re: 狂 華 酔 月 ( No.14 )
- 日時: 2010/11/01 19:58
- 名前: 狂音 (ID: L11BZFL.)
第三の迷い人 狂った正論
今日も遊覧丁の残酷な夜が始まろうとしていた。夜の始まりを告げる店のネオンが次々に付き始める
「今日も…始まるのか…」
そんなネオンを観ながら1人の男が呟く
「ここは残酷っていうレベルじゃない…、そう…僕が言うからそうに決まってるさ」
クククッと不気味な笑い声を上げ、男は歩みを進めていく
「今日は…あそこの酒屋へ行こう、『殺し』は正義なんだから…僕が言うのだからそうに決まっている」
この男は…良く言えば
『自分を信じれる人間』
悪く言えば…
『ナルシスト』
という所だろうか
ただのナルシストと呼ばれる類だったらまだマシなほう…この男は…
『狂った正論』
の持ち主…『殺し』や『戦争』を善の行為だと間違えて記憶している為、自分に向けての忠義は『人を殺める』という方法でしか示せない哀れな人間
「ほら…着いた、僕が言うんだから間違いなかったbね」
この酒屋がこの獣の餌食となった…
「ほら!早く殺されな!僕に殺されるのだから感謝してよね!」
男の手には一つのナイフ
「きゃああああああ!」
1人の女性の悲鳴…
「そう、もっと喜びな!」
この叫びを勝手に喜びの悲鳴と判断し…
男…静岡東間(シズオカ トウマ)は…
夜の酒屋を鮮血に染める…
- Re: 狂 華 酔 月 ( No.15 )
- 日時: 2010/11/06 18:43
- 名前: 狂音 (ID: L11BZFL.)
「そう、これは楽しいことなんだよ。僕が言うんだから間違いない」
東間はある女性にナイフで切りかかりながら言った
—僕の言葉は全て正しい、正論なんだ! だから何をしても構わないよね……
東間は自分の手の中で暴れている女性の腹部にナイフを突き刺した
「ぐふっ……」
ドサッとその場に倒れこむ女性を冷たい目で見る
—哀れだなぁ、こんな変な死に方しちゃって。可哀想だなぁ
この男、東間は自分の気に入らない事は例え自分がやったとしても『無』と考える。
例えばこの死体の倒れ方は40度に傾かせると決め、そして一度でも違うと、自分がやったんじゃない、他の誰かだ。と器用に脳内を変換させる。
これは単純で難しい作業。その作業を淡々とこなす。
「この女性は誰が殺したんだろうね」
「ふざけるな! お前が殺したんだろっ!」
「何を言っているのかな? 君は」
先ほどの女性の愛人だろうか、血相を変えて怒鳴りかかる
「変な言いがかりはよしてくれよ」
「うるせぇ!」
男は座っていた椅子を吹き飛ばし、その酒屋のテーブルを持ち上げて東間に襲い掛かってきた
「あ〜あ……暴力は………いけないなぁ!」
東間はその男の持ち上げたテーブルを……折った
「えっ………?」
ガタンッと大きな音を立て、テーブルの平たい部分が地面に落ちた。
そう東間は一瞬にしてテーブルの脚を折ったのだ。その異常な行為に皆怯え、後に東間に殺害された
数十分して、東間は酒屋から出てきてこう言った
「酷いなぁ……この店に居た皆を殺したのは誰だろう?」
血まみれ姿でこの台詞を吐く東間は実に滑稽だった
『自分の都合で全てを『無』にする人間
その姿はまるで狂った顔した殺人人形のよう…』
- Re: 狂 華 酔 月 ( No.16 )
- 日時: 2010/11/08 19:15
- 名前: 狂音 (ID: L11BZFL.)
第四の迷い人 非常識な病
この遊覧丁にも病院がある。大きさは極めて普通の。初めて来る人間はここへ普通に来るだろう。しかし、あくまでも『初めて来る』人間なのだが。
ここは見た目は普通だが中があまりにも酷い。雑風景な場所もあれば、地面に真っ赤な固まっている血が落ちている場所もあるし、普通の医療器具が置いてある場所もある……そんな酷い病院だ。しかも、ここは接客の仕方が悪すぎる。かなり酷い時には 「めんどくさい」 と病人を追い返してしまう時もある。なので周りからは無意味な病院ということで『無病院』と言われている。なんともセンスのない名前だが、あまりにもその病院の雰囲気にあっていたので皆言い始めたのだ。
こんな病院だが、現在はあることに力を注いでいる。あることとは… 『人体研究』
この病院はこの世の非常識な病にかかっている人間を集め、その人間の体内を調べることに力を注いでいる。そんな病院である一つの事件が起きた
「おいっ! 人体実験№123が逃げたぞ!」
「何っ! あの病はアイツしかいないんだぞ、探せ!」
なにやら、一人の人間が逃げ出したようだ
それぞれ、警備の者が病院の中で散らばる。そして、その警備の集団がいなくなったと同時に天井から一人の少女が降ってきた
「ま〜ったく、やっと逃げられるチャンスが出来たよ」
この謎の少女が非常識な病の持ち主…
- Re: 狂 華 酔 月 ( No.17 )
- 日時: 2010/11/14 18:21
- 名前: 狂音 (ID: L11BZFL.)
この逃げ出した人体実験の犠牲者、彼女の年齢は…23歳。しかし、その年齢からは考えられないほどに小さな身体。
彼女の持つ、非常識な病…それは、『全反射の病』
この病は頭の発達や感情のコントロールなどのもの以外を全部、反射してしまう病気。この病は相手からの銃弾や包丁など、身体から外部的なものや身体の発達などの身体から内部的なものでさえも反射してしまう。結果、身体が発達を受け入れなく、この病にかかった九歳の頃から身体の成長が一ミリもない。
「この小さい身体、どうにかなんないかな」
この女性の名は…新島港(ニイジマ コウ)
「おっし、まずはここから外に出るか」
港は出口を探すために音を立てずに歩き始めた。研究所内はとても狭いため、出口はすぐに見つかった
「そういえば、外に出るの久しぶりだな」
彼女はギイと音を立てて開く、ドアを見ながら言った
「ま、適当に歩けばなんかあるだろ」
街は、まだ光の差し込んでいない早朝。そんな街の目覚めと共に、彼女は『目覚め』たのだ…
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