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シリウスの空
日時: 2010/12/14 17:29
名前: 櫻井業火 (ID: enDlMgfn)
参照: http://goukasyousetu

 よろしくお願いします
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Re: シリウスの空 ( No.23 )
日時: 2011/01/09 14:43
名前: 櫻井業火 (ID: enDlMgfn)

艦長室につくと20歳ぐらいの男の人が立っていた。
「ようこそ、ペガサスへ。私は艦長のアレクサンドロス元帥だ。よろしく。」
「特殊部隊ベテルギウス3名。ただいま着艦しました。」
「ついて早々悪いが飛燕討伐作戦に参加してもらう。」
「「「了解」」」
「今日、現時点をもってベテルギウスは解散。楓、明良、晴登はペガサス特務隊に着任しろ。」
「「「了解」」」
「では、下がれ。」
下がると同時に大和准尉から最新型通信機を渡された。
「それに作戦プランなどを送っておく。作戦開始は1時間後、格納庫に向かってくれ。」
「「「了解」」」
僕たちは走って格納庫にむかった。
「なんで格納庫なんだ、大和准尉。」
「新型戦闘スーツだそうですよ。」
「へぇ・・・。」
ちょっと楽しみだな。

Re: シリウスの空 ( No.24 )
日時: 2011/02/02 22:16
名前: 櫻井業火 (ID: ueXHoJNS)

晴登が格納庫につくと、そこにはサイボーグを連想させる、機械のスーツがあった。
スーツは、黒く、鈍い光を放っていた。
スーツの腰には赤黒い短剣と改造してあるUZIが両側にぶら下がっていた。
「こいつは・・・・」
と、驚きの声を上げると、
「はい、あなたの専用機でございます。これはあなたの父、晴鬼様の武蔵五式を改造したものです。」
「親父の・・・?」
教科書で見たことある、日本最大の内戦、富士内戦の際に自衛隊が出した新兵器だ。
親父、晴鬼はこれを使いたった一人で反乱軍を殲滅した。
「機体名、シリウスツイン鳳凰式。あなたの力に合わせ、調整しました。早速実戦テストに移らせますから装着して下さい。」
「説明は?」
「必要ない、あたなとシリウスツインはシンクロするから体に嫌でも入りますよ、まぁシンクロ率に注意してください。」
「わ、わかった。」
晴登はシリウスツイン鳳凰式にそっと腕をのばした。

Re: シリウスの空 ( No.25 )
日時: 2011/02/11 14:23
名前: 櫻井業火 (ID: enDlMgfn)

手が触れると、シリウスツインは真っ黒の光を爆発的に放出させ、粉々に飛び散った。
「な!?」
晴登が驚きの声を上げると、次々ろ破片が集まり、晴登の体を包んだ。
「はっはっはははは・・・・怖いな・・。」
「まぁ、慣れてください。」
『出撃しろ、晴登』
頭に声が響く。
「脳に直接か・・・。こいつもなれないとな。」
なんて、言ってるうちに、次々と情報が体に入ってきた。
「頭痛くなってくるな・・・・。なるほど・・・こいつは僕のシリウスの制御システムが入っていて、こいつのサポートがあれば暴走はさけられるわけか・・・。」
晴登とシリウスツインの初任務が今、始まる。

Re: シリウスの空 ( No.26 )
日時: 2011/02/11 14:45
名前: 櫻井業火 (ID: enDlMgfn)

晴登は特装艦の後方のハッチから射出され、戦場に舞い戻った。
『晴登さん、飛行ユニットの操作方法ですが、簡単に言えば想像です。自分が鳥になったつもりで自分が飛んでるのを想像してください。高く飛びたいと強く思えば上昇しますし、まぁあとは感覚で。』
「まったく・・・簡単にいってくれるなぁ・・・・。」
高速で落ちていく自分の体の体制を整え脚部についているブーストを噴射させる。
「くっ・・・なんで飛行っていう重要な情報がなかなか入ってこないんだ・・・・」
文句をいいつつも勘で気体の操作をしていく。
『私、あなたのサポートとして、これからお世話になりますスイル・ライディンと申します。以後お見知りおきを』
「あぁ、サポートか、よろしく頼みます。早速質問なんだけど、足のブースト以外に飛行ユニットは?」
『あとは背部メインブーストが、背中から翼のようにはえてますよ。』
「ありがとう、背中かぁ・・・。」
晴登は背中に意識を集中させやっとのところでブーストを起動させた。
『敵の勢力はロシア軍アルテミス部隊ですね。全員が佐官以上で結成されているエリート集団です。』
「敵の武装はわかる?ついでに敵の大将。」
『敵武装はアルテミス型AKですね。半永久的に銃を撃ってきます。敵の司令官は飛燕です。』
「飛燕?」
『はい。光と熱を操るアルテミス所持者です。』
「ふん、焼き焦がすだけだ。」
さらに機体を加速させ上昇する。
すると晴登の目にやっと敵が見えた。敵が気づいたらしく情報通りのAKを撃ってくる。
(暴走しずらいってんなら・・・・遠慮なく!)
「スイル、調べてほしいことだが僕が前いた部隊の隊長、ゼウスの安否を調べてほしい、生きてるのかしんでるのか。」
『ゼウス将軍なら飛燕に奇襲作戦を実行したきり消息不明です。』
「そう。」
左手でUZIを、右手で短剣を引き抜く。そして、シリウスの炎を撒き散らしながら、
「てめぇら・・・俺の邪魔するなよ!!!」
敵部隊に突撃していった。

Re: シリウスの空 ( No.27 )
日時: 2011/02/12 13:54
名前: 櫻井業火 (ID: enDlMgfn)

〜楓〜

 私は、晴登が出撃した後、自分の専用機と対面していた。
「機体名、シリウスツイン十王型。その名の通り十の王が宿る機体です。狙撃専用機ですので前線に突っ込みすぎないようにしてください。もし突っ込んだときは、背中にあるシリウスダガーを使ってください。」
「シリウスってあいつの力の名前よね?」
私は、背中にSVDを巨大化させたような狙撃銃を背負った、銀色に光る機体を眺めながら言った。
「知らないんですか?あなたはアナザーアルテミスという能力を持っているんですよ?」
「え?」
聞いたこともない単語に私は戸惑った。
アナザーアルテミス?聞いたことなんてない。
「あなたはアナザーアルテミスの能力を持ち、シリウスの最大の同調者です。簡単に言えば晴登さんの近くにいればあなたもシリウスの力を使えるわけです。しかし、負担は倍ですよ。」
いきなり言われてもさっぱりわからない。
「ま、そのうちわかりますよ。」
私は機体に触れれば装着できるといわれ触れた。
眩い光とともに機体がわたしの体に装着された。
「無線はそのまま頭にながれます。最初はつらいですが頑張ってください。御武運を」
次々と頭に機体の情報が流れていくと同時にハッチというらしいところから射出された。
「こういうの嫌いじゃないけどつかれるわね・・・。」
足のブーストをホバリングしながらメインブーストを起動させる。
「こっからでも届きそうね、吹雪楓、狙撃行動に移ります!」
『了解しました。私はスイル・ライディン、これからよろしくお願いします。』
「ご丁寧にどうも!」
返事を返しずつ、迫りくる敵戦闘機部隊を撃墜していく。
思ったより数が多いが、敵のスピードがたいしてないので予想より楽だった。その時、私のスコープに晴登が映った。
「あいつあんな前まででて大丈夫なの?」
『問題ありません。機体のダメージは0です。』
「私はあいつの援護するわ。」
「心配ですか?」
私はいきなりの挑発的なセリフに驚きなにもないとこに撃ってしまった。
「な、なにいってんの!仲間なんだから当然でしょ!!バディなんだし。」
「心拍数が跳ね上がりましたね、フフッ・・・・。」
「うるさい!」
私は八つ当たりをかねて敵を撃ち落とし続けた。


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