ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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日常的非凡。  完全完結致しました。
日時: 2011/01/25 21:37
名前: 螢 ◆KsWCjhC.fU (ID: EFzw/I/i)

こんにちは。螢です。
駄文しか書けない駄作者、螢です。ハイ。
今度はヤンデレを書きたいなー…と思ってこのスレッドを立てました。
そう!一時のテンションで立てました!
なので更新は思いついた時にします。すみません(土下座

挨拶がgdgdになってしまったので、注意事項いってみよー!


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・目次・

登場人物紹介 >>04

日常的平和。  >>06 >>07

日常的非日常。 >>08 >>15 >>16 >>17 >>26 >>27 >>33

日常的人物。  >>35 >>38 >>50 完結。

後日談。    >>51

轟木家。    >>52

梓の過去。   >>53

雪乃の過去。  >>54

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Re: 日常的非凡。 ( No.34 )
日時: 2011/01/21 20:24
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
参照: http://yaplog.jp/akirahayate/archive/48

ナイフ本当に何本持ってるんでしょう。
突然口調が変わりましたが、本当はお嬢様っぽい喋り方なんでしょうか?

Re: 日常的非凡。 ( No.35 )
日時: 2011/01/21 20:41
名前: 螢 ◆KsWCjhC.fU (ID: EFzw/I/i)

日常的人物。


 俺は目を見張る。

 どうして気づかなかったんだろうか。
 
 あの凍てつく様な目線に。
 
 あの涼しげな顔に。




 
 ……わかるわけないか。
 俺は素直に溜息をつく。
 お前だなんてわかるわけがない。

 冷静な、氷の女王。
 それが彼女の二つ名なのだから。

 笑顔でナイフを振り回すなんて、想像さえしなかった。
 いや、普通しないだろう。

 人に執着することに愚かしいという感情さえ抱いていそうなあの目。


 そんな目をした彼女が、俺なんかに、よりによって俺なんかに執着するなんて。

 想像もしない。したくない。




「何で俺なんだろうな……」
 俺は呟く。
「どうしてだと思う?」
 彼女は、『氷の女王』と恐れられる彼女は、彼女らしからぬ笑みを浮かべる。
 
 ……気持ち悪ィ。

 前から気持ち悪いとは思っていたが、あいつだと知ったから尚更。

「なあ」
 俺は縋る様に、『氷の女王』に言う。
 

 人を愚かだと言っている様なあの冷やかな笑み。
 
 一人でいる孤高の人。

 少なからず、憧れている面があった。

 だからこそ。


 彼女ではないと信じていたのに。



「なあ…………氷室」




 現実は非情だ。

 氷よりも冷たく、刃物よりも深く心に突き刺さる。

 氷の女王はそんな現実の頂点に君臨していて。


 その美貌に擦り寄る数多の男ども等に見向きもせずに。


 俺を選んだ。

 どうして?


 ネエ、ドウシテ?


 教えてくれよ、神様。

 答えを教えてくれるのだったら貯金を全部賽銭箱に入れてやってもいい。

 答えを教えてくれるのだったら宗教に入ったっていい。


 だから教えてくれ。



 どうしてお前は狂った?


 いつからお前は狂った?


 誰に狂わされた?


 俺の目の前に立つ彼女には、いつもの冷やかな笑みは無く、代わりにあるのは狂気に満ちた笑顔。

 
 俺を、俺だけしか映していない瞳には、俺の何が映ってるんだ?



 頼む、頼むから。

 狂わないでくれ。

 正常なお前に戻ってくれ。
 
 冷やかな笑みを浮かべてくれ。


 





 いや、【正常】なんて、もうとっくに消えてなくなっているのかもしれないけれど。




Re: 日常的非凡。 ( No.36 )
日時: 2011/01/21 20:43
名前: 緑紫 (ID: rb3ZQ5pX)
参照: 国語のテスト90点代だった件について。奇跡だぉ^ω^

え〜?? ツンデレじゃないかっ!!← ふははさぁこっちへいらっしゃい((
ぁ、ちょ、そういうあだ名は駄目だから…っ…ね? うん絶対駄目なんだからな!!他のあだ名にしないともう2度と口利いてやんないんだからなっ

うむ、現在中学生満喫中wwあ、違う言い方では青春満喫中というのかもしれないが。俺は青春なんて過ごしたこともない。
え、ほるーんて何歳なの?
べ、別に気になるとかそんなんじゃないんだからな。


ふむふむ、ヤンデレちゃんマジに可愛いですわ〜。もう愛されたいですn((……えっと、違うよ?別に殺されたいとかそんなんじゃないからね。←
ナイフスゲエww ベル君ですかこのやろう!!←

Re: 日常的非凡。 ( No.37 )
日時: 2011/01/21 21:19
名前: 螢 ◆KsWCjhC.fU (ID: EFzw/I/i)

>>アキラ様

 何本?無限大でs(((
 お嬢様というか…… 
 高飛車な感じです!お嬢様っぽいですが……そこは、ね!((何が「ね!」だ


>>ミドリ

ツンデレじゃないのに………ぐすっ((((ぇ
というか「こっちにおいで」ってことは、自分がツンデレだと認めたな!!
やっぱしミドリはツンデレMだね♪

何歳?あ、知りたいわけじゃない?
じゃあ教えないw

ミドリが冷たい……(泣
いいもん!口聞いてくれないんだったら、もうこの小説の続き書かないもn(((

青春真っ只中ですかw
もうすぐバレンタインだから、青春ムードが充満するよね〜
私には関係ないけど☆((ぇ

ヤンデレちゃん、もとい卯月ちゃんが好きとな!
ありがとうってことで、卯月ちゃんから一言です。

卯月「んー、梓クン以外は興味ないの♪でも、そこまで愛してくれるんだったら赤に染めてあげてもいいよ?」

わあ、思ったより病んでる。

第二のベル君ですよっと!
でも卯月ちゃんはベル君みたいな小さいナイフじゃなくて、大きめの奴だからww
果物ナイフより一回りくらい大きいのwww

Re: 日常的非凡。 ( No.38 )
日時: 2011/01/21 22:49
名前: 螢 ◆KsWCjhC.fU (ID: EFzw/I/i)

「狂ってる……」
 俺は呟く。
 氷室はナイフで己の腕を切り、滴った血を舐め取る。
「どうして俺なんだよ……ッ」
 氷室が俺の声に振り向く。
「どうして?覚えてない?」
 氷室は『氷の女王』らしからぬ笑みを浮かべ、俺に詰め寄る。
 そして、俺にナイフを投げた。
 ナイフは見事に俺の腕に突き刺さる。
「……ッ」
 俺は痛さに呻いた。

 痛い。
 死にそうだ。
 傷口からは血があふれる。

「梓クンはね♪私を救ってくれたの!覚えてないよね〜私、その時は『氷室』じゃなくて、『轟木』だったし。小学生の時なんだけど」
「小学生……?」

 小学校の時、轟木……。

 

 あ。





 知ってる。


「ゴミ虫みたいな奴らがさ〜」


 お前のこと苛めてて。


「私まだ小さかったからね」

 
 死のうとして


「屋上に行ったんだよ?そしたらさ」

「俺が、止めた……?」


 


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