ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- リディラテは微かに笑う 参照300!!
- 日時: 2011/02/13 12:55
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: 感動エンドを目指して。
オリキャラ募集は終了いたしました。
【Aerith様】>>10【レイチェル・リーバルトン】 【ヴィオラ様】>>24【ヤマ・ジュヴァイアル】
【繭様】>>36【シオン・レイフィーノ】
—————————————————————————
#>>0001 Prologue
#>>0002 登場人物
#>>0051 用語集
#>>0070 フロンティアメンバー説明
—————————————本編—————————————
番外編 - Last War -
Point I [>>59] Point II [>>61] Point III [>>62] Point IV [>>65]
第一章 『悪魔とダレンと女と武器と』
[>>4][>>5][>>8][>>11][>>18]
第二章 『人里離れた獣の里』
[>>19][>>20][>>21][>>23][>>28]
第三章 『人は獣を呼び、獣は闇を呼ぶ』
[>>32][>>34][>>38][>>40][>>45][>>47][>>50]
第四章 『狂い始める歯車のワルツ』
[>>55][>>57][>>66]
第五章 『フロンティア、本格始動』
[>>69][>>73][>>74][>>77][>>78]
第六章 『フロンティアとエージェント』
[>>80][>>81][>>84][>>87][>>91]
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- Re: リディラテは微かに笑う。 ( No.1 )
- 日時: 2011/01/22 18:11
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: 感動エンドを目指して。
Prologue
ヒュウウ、と冷たい風が勢い良く吹く夜。
月は煌びやかに暗い道を照らし、闇夜は前が見える程度に明かりが付く。
「ここか………」
闇夜の中で、そう呟いた男の名はダレン・ウィーレス。
「また不穏な空気100%な街についたなあ…」
ダレンがそういかにも辛そうな面持ちで声を出す。
放浪者、という単語がとても似合うダレンの服装はいかにも旅をしている人の様だ。
そして一番目立つのが、腰の銃。
一見マグナムの様だが、装填された銃弾は不思議な色をしている。
青に近い緑色 と表現するのが一番分かりやすいのだろうか。
比喩をするならば、 カエル だろう。
「…宿屋は何処だ?」
ダレンはそう呟き、周りを見渡す。
宿屋らしき物は見当たらず、建築物は愚か人影すらも無い。
不思議なオーラを漂わせ、来る者に不安を与える街。
誰かが皮肉を言った時からこの街は『現実の魔界』と呼ばれ、嫌み嫌われてきた。
- Re: リディラテは微かに笑う。 ( No.2 )
- 日時: 2011/01/22 18:47
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: 感動エンドを目指して。
┌─────────────────────────┐
│━〔—登場人物—〕━━━━━━━━━━━━━━━━━│
└─────────────────────────┘
・ダレン・ウィーレス ♂
茶色い汚れた革靴に、ステンカラーのコート 中には黒いカットソーを身に纏っている。
青い目で人を魅了し、茶色の髪で髪型はアシンメトリー
そして腰に付けている銃で人を襲う狼を倒してゆく。
・ミシェル・S・ラーネグス ♀
背中に背負った巨大なライフルと、胸に×印のベルトに付けられた大量の小さいナイフが特徴的。
いつもは草木と同じ色をしたトレーナーに、頭には緑色のバンダナ そして頬には無数の切傷がある。
髪型はワンレングス。
ライフルの銃弾は特別性で鉛で加工してある…らしい。
そして狼を狩る事を専門とした狼狩人でもある。
・クロカゲ ♂
『現実の魔界』で武器屋を経営している若い男。
『現実の魔界』ではまったく人が通らない。
その為、『現実の魔界』の奥に存在するライカン達を狩るローンプラシック相手に武器を売っている。
唯一それが収入源なので、ローンプラシックにはとても優しく接する商売上手な人。
金髪でテクノカット。
・リーン ♀
いわゆる弓手 背中には巨大なロングボウを背負って旅をしている。
弓の腕はそう凄いというわけでは無く、微妙な立ち位置。
茶髪でツインテール ミシェルに闘争心を抱く。
・キラー ♂
人間からライカンになってしまった男。
今では人間の時に役立った身体能力と、ライカンになった時に身に付いた野生としての闘争心が大いなる戦闘能力を生んでいる。
基本武器は斧であり、異常な腕力によって斧は悪鬼を想像させる様に人の命を奪っていく。
ローンプラシックに誰よりも嫌悪感を抱く。
・ヴァンダー ♀
紅いフランベルジェを扱い、魔物ハンターとして活動を続ける女。
口癖は「あーだるい」であり、協力心をまったく持たない。
一匹狼な部分もあり、ツンデレ。
- Re: リディラテは微かに笑う。 ( No.3 )
- 日時: 2011/01/22 21:31
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: 感動エンドを目指して。
第一章 「悪魔とダレンと女と武器と」
「宿屋ねーのかよー…」
俺ことダレン・ウィーレスは、この不穏な空気がとても漂う街に無事到着する。
まあ宿屋が無いまま野宿エンドなんてもっぱら無事なんて言えないわけでして。
どーしてこの街は建築物の影すら見当たらねーんだよーっ!と叫んでみる。
街に入る前、木の看板にはかすれた文字で『The devil lurks town』と書かれてたから悪魔が潜んでるんだろうな。
……シャレになんねぇぞ、こりゃ。
少し歩いてみると、家らしき物が見えた。
よっしゃ希望だ!と思い、つい俺は走りかけてしまう。
「…武器…屋…?」
いいや宿屋だ、と心の中で否定し、目をパチクリと動かす。
建築物、家のドアに文字で書かれていたのは『weapon shop』
「まあいいか…」と俺は凄い残念そうに呟き、室内に足を運ぶ。
ジャキッ、といかにも危険な音がした。
「………………………………………………あ、ああ……………」
目の前で立っている男に、散弾銃の様な物を向けられている。
早速ピンチ、ピンチだ。
相変わらず外は闇夜に包まれ、今俺は散弾銃を向けられている。
[479文字]
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