ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Clown・the・dark -辟易の番人- オリキャラ募集
- 日時: 2011/02/18 19:37
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: _暗 い___ピ エ ロ________
全て、悪夢だ。
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*まずこの作品を読む前に
1—荒らしとかは帰ってOKです^^
2—煽り?中傷?はスルー徹底で
3—この作品は全体的に暗い作品になりそうです。
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■Prologue #>>1 ■単語集 #>>6 ■日本班特別偵察部隊主要メンバー #>>15
■Science Weapon #>>19 ■オリジナルキャラ募集 #>>20
◆第一話「エキセントリックな魔術師」
#>>2 #>>4 #>>5 #>>7
◆第二話「篭城戦」
#>>8 #>>9 #>>11 #>>12
◆第三話「エスパー×マジック×サイエンス」
#>>13 #>>14 #>>16 #>>17
◆第四話「日本、消滅。」
#>>18 #>>21 #>>25 #>>26
- Re: Clown・the・dark -辟易の番人- オリキャラ募集 ( No.25 )
- 日時: 2011/02/17 21:42
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: 山本ォォォォォォォォオ
同時刻 ツァイドの牢獄にて————
湿った牢獄では今も怒号を散らかす輩が居た。
管理すらされてない様な牢屋は鼠が通る穴が複数見え、コケ等が生えている。
見れば見るほど気持ちの悪い牢屋だった。
しかしツァイドの牢獄は世間にはまだ知られていない『地獄』である。
日本から遠く離れた絶海の孤島に位置しており、人間が軽い気持ちで立ち寄る事はできない。
それ故に脱走等を考える人間すら存在はしないのだ。
一日後
船で、また新しい収容者が運ばれてくる。
その収容者達は皆ゲッソリとやせ細っており、人間とは思えない顔であった。
収容者達を部屋に案内する兵士の様な服装をした男は面倒臭そうに行く場所へと手を向ける。
収容者は洗脳されたかの様に、手の方向に歩く。
——————中の収容者には「死.ねゴミクズ野郎共」と小声で呟く者も居れば、心の中でヒッソリと「拷問に耐える」と目標を跋扈する様意志を持つ収容者も少なくは存在した。
その中にいたのが、PSU日本班リーダー宮本、そしてPSU日本班の隊員五十嵐、神無月である。
「PSUの奴らァ? ご苦労さんだな、エリートさんよォ。」
挑発をする様に兵士は宮本を嘲笑する。
乾いた笑いはすぐに海が響かせる波の音でかき消される。
「五十嵐達、挑発に乗るなよ… まあ別の部屋かもしれんが、頑張ってくれ。」
宮本はそう言うと健闘を祈ると一言告げた。
五十嵐と神無月は微笑み返し、新たな兵士達に誘導され小さな寮の様な場所の入り口に立たされた。
まず最初にうっすらと目を開けるのは宮本だった。
目の前に繰り広げられた殺風景で薄汚い部屋を見て思わず絶句する。
そうか、部屋に入った途端疲労困憊で寝てしまったんだ。と宮本は汚いベッドを凝視しながら思い出す。
「おいおい……… こりゃあ、どんな仕打ちだ?」
ふと頭によぎったのは、クラウザーの意味深な言動だった。
『ツァイドの牢獄に入れ、愚者達よ。』
恐らく、この場所はツァイドの牢獄と言われる物なのだろう。
殺風景な部屋の上、目をキョロキョロとさせながら宮本は小さな鉄格子を覗く。
夜なのかは分からない、空は曇天に包まれており、光は顔を出さない。
禍々しい雰囲気を纏いながら空はゴロゴロと音を響かせる。
宮本 真治。 彼の名前だ。
超能力者として名をはせる彼は不満気な面持ちで鉄格子を覗き続ける。
外もまた殺風景な景色に恵まれており、雑草や死体の様な色をした茶色の地面は気分までも曇天に変えてしまう程だ。
好印象等存在しないこの『ツァイドの牢獄』と言われる場所は、正しく地獄に近い場所であった。
同時刻 五十嵐。
宮本同様、疲れに身を任せてそのまま汚いベッドで就寝した様だ。
殺風景な牢獄に五十嵐も動揺を隠せない。
床下で騒ぐ鼠達を他所に、五十嵐はコケの生えた床を見て「チッ………」と小さく舌打ちをした。
同時刻 神無月。
宮本、五十嵐とは違い神無月はずっと起きていた様だ。
眼の下にはクマが大きく出来ており、睡眠不足を感じさせる。
「まったく困っちゃうなぁ、臭いし汚いし。」
そう神無月は言うと、汚いベッドに身を委ねシミが見当たる天井をただひたすら凝視していた。
三人はただひたすら助かりたいと思っていたのだろう。
- Re: Clown・the・dark -辟易の番人- オリキャラ募集 ( No.26 )
- 日時: 2011/02/18 18:13
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: 山本ォォォォォォォォオ
「お前ら、起きろ。」
宮本、五十嵐、神無月、そして他の収容者の部屋に兵士が立ち寄る。
早朝。 4時28分 丑三時から少し何時間か経た時。
「誰だ………?」と宮本。
「ああ、分かったからどけ。」と神無月。
「はいはい。」と五十嵐。
どうやら此処は日本じゃないのか、監視員や兵士の殆どが顔が黒かったり、白い顔の人もいる。
しかしそんな地域の情報を手に入れた所で何の助けも生まれないのが現状。
そして兵士が収容者達を外に連れ出す。
気持ちの悪い朝を迎える事になった収容者達の顔はゲッソリと青ざめて死者の様だ。
そして兵士達が20人程いる中、その群集の中心を歩く偉そうな男が存在した。
「貴様等、このツァイドの牢獄で何を学ぶ?秩序か?常識か? いいや違う、お前らが学ぶのは自分の愚かさだ。 自分達が愚者の中の愚者という事をこのツァイドの牢獄で身に染みるが良い。」
まるで学校の校長の話を延々と聞かされるがごとく、偉そうな男は言葉を並べる。
バーミーソン・S・エリック。
ツァイドの牢獄、そして絶海の孤島『シェイド』の長。
詭弁を並べる事に長けていて、相手を納得させ自分の手中に置く男だ。
それよりも残忍かつ狡猾な男は、収容者達を自らのオモチャと言う。
何よりも大富豪の息子だった事から、常軌を逸している発現が度々見られる男だ。
貧民を愚民の如く扱い、同じ立ち位置の人間には嫉妬と自己憐憫を表す男だ。
ただひとつだけ言っておくとするならば、この男は“常人では無い 狂人である。”
「それにして、貴方達はこの牢獄で何をしてくれるのだい?」
男、バーミーソンの口調が変わった。
しかしそれが地獄への引きがねになろうとは誰も予想していない。
- Re: Clown・the・dark -辟易の番人- オリキャラ募集 ( No.27 )
- 日時: 2011/02/18 20:08
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
名前「スプリング・ナイト」
読み「」
性別「♂」
性格「普段はニコニコしているが、いえないことが人一倍多いという素直じゃない子だが根は優しい。
でも年下とかにはよく攻め込むタイプである(ちょっとしたSっ子)、みんなには努力家な面もあって気づかれないことが多い
ちょっとオヤジくさいところもある」
容姿「栗色のセミロングの髪の毛、黄色のにごった黒い瞳。
顔は美形に近いからかちょっとモテちゃうこともあるが、そんなに女の子には興味が無いというよりも恋にほとんど興味の無いような感じである。」
能力『』「命中高度」 能力の説明「命中率を高くする、そんな能力を生かしているからかサーベルの刃は取ることが可能」
中立or善or悪「善」
ZEEKorPSUor警備隊orその他「ZEEK」『』
武器「サーベル」
コードネーム(ZEEK限定)「SN」
どこの世界の班?(PSU限定)「」
出身地「アメリカ」
魔術サイドor超能力サイド「超能力サイド」
サンプルボイス 「それは、俺に関係することなんか分かんねえだろい?だったら、はっきり言うべきだぜい^^」
「善も悪も・・・ねえはずなのになあ。」
「日本とアメリカも近くなったんだなあ・・・、今思うと凄えと感じねえか。」
「へいへい、お待ちどうさま。」
「そりゃあ俺だって思うさ、何で魔術と能力はイコールしないかってな!」
その他「『爆破能力』を持っていたスプリング・グリーンに恋をしたのだが危険な能力によって魔術しか信じない人物に暗殺されることによって精神的なショックを負う、アメリカで生まれたのだが一度だけ日本に行った時の感動で言葉がこんなんである。」
細かい設定「」
一言「宜しくお願いします」
- Re: Clown・the・dark -辟易の番人- オリキャラ募集 ( No.28 )
- 日時: 2011/02/18 20:33
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: 山本ォォォォォォォォオ
>>27
良キャラキタ━━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━━!!
ツァイドの牢獄の収容者ということにします ありがとうござましたw
- Re: Clown・the・dark -辟易の番人- オリキャラ募集 ( No.29 )
- 日時: 2011/02/19 18:19
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: 山本ォォォォォォォォオ
第五話「絶海の孤島『シェイド』 絶望の果て『ツァイド』」
「………………………嗚呼。」
兵士は手にムチを持ちながら、奴隷として働く収容者をあざ笑う。
空は相変わらずの曇天で、太陽すら見えない。
奴隷として見られた収容者達はレンガをひたすら運び何かを組み立てるための土台となっている様だ…
「ようアンタ。 俺の名前はスプリング・ナイトっつうもんだ よろしくだぜい。」
横から喋りかけてきたのはスプリング・ナイトと名乗る男。
収容者だから皆服装は同じで、スプリング・ナイトも同様だ。
しかし…理解できない部分がある。
それはこの収容者が汗水垂らして労働している中、兵士にばれるかもしれないのに喋りかけてきた事だ。
その点に関して、俺は評価をしたい。
「ああ、よろしく頼む。」
俺は相手の出方を見ようと、とにかく冷たい返答を行う。
相手は至って陽気なまま、
「よろしくだぜ。 そういやあんたの名前は?」
なんだ、収容者達は全員の名前を網羅してないのか、と納得する。
「俺の名前は宮本 真治だ PSUの日本班リーダーだったがな…………」
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