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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ふたりぼっち
- 日時: 2011/03/01 20:56
- 名前: ようこ (ID: qDIY9VCZ)
- 参照: http://bj2336@za2.
悲しい小説をかいてます。
小説は初心者なので良く分からない表現があると思いますが、寛容な心で読んでくれるとありがたいです<(_ _)>
≪悲しみを悲しみぬいて、そこから何かを学ぶ事ができなければ、その悲しみは何の役にも立ちません。
あなたがどれだけ泣きわめこうが、自分を犠牲にして何かを訴えようが、私の心を掴むことはできません。
ただ、この悲しみを悲しみ抜いて日々をやり過ごし、そこから何かを学び取り、次に悲しんでいる人と同苦し、時にはその人を慰めてあげる事が、あなたがこの悲しみを最大限に生かせる方法なのです。≫
あの人からの手紙だ。小さく几帳面な字があの人の人間性を表している。僕はその手紙をびりびりに破いて、昨日の雨で増水してる河に流した。いびつな形をした白い蝶々たちは、薄茶色の泥水の流れに乗って、やがて沈んでいった。
「嘘つきだ。さようなら。」
- Re: ふたりぼっち ( No.1 )
- 日時: 2011/02/28 23:25
- 名前: ようこ (ID: HJWJGKQ2)
- 参照: http://bj2336@za2.
「良い子ね」
お母さんの何人かの友達は、僕の事をこう評価してくれる。お母さんは、ふふふと手で口元を隠し、優越そうに笑う。
僕もそう思う。お母さんと、お父さんにとって都合の「良い子」だと。
『なぜそんな事を言うの?あなたはご両親にとってかけがえのない、たった一人の息子なのよ。』
あの人は言う。歯が浮くようなつまらない事しか言わない。あの人のクソ真面目な一言一言が僕の癇癪な部分をつつく。「かけがえのない」?そんなありふれた言葉を使うのなら、今すぐそれを証明するくらいの努力をしてくれよ。あの人はいつも正しそうな事を言うだけで何もできなかった。だから僕は、あの人が、嫌いだ。
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