ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ヴェルデュキア戦記
- 日時: 2011/03/20 13:43
- 名前: Ley ◆SAvQ/U.Sqg (ID: BL8fZ.Pl)
一人の賞金稼ぎの物語。
Killzone3やってます 接近戦を目的としながらノーマルをプレイ中。
オンもやりたいですねー。
ヘルガスト発見→2人、3人居る→一人は銃で撃って、2人はL1(接近戦)で殺ります(キリッ
効率悪いけど楽しいんですよこれが。
複雑・ファジーにて「銃弾の雨」を執筆中。
_______Index__.〆
特産品 >>4
・Monster Book >>18
————————————
ロイ・サヴィリティ・ギルヘム {>>27}
プロローグ >>1
第一編 「不明瞭な方程式」 >>2>>3>>6
第二編 「追憶」 >>8>>12>>13>>15
第三編 「魔術師達」 >>16>>19>>20>>23>>25
第四編 「国境を超えて」 >>26>>28>>30>>31>>32
第五編 「崩壊の末路」 >>33
- Re: ヴェルデュキア戦記 参照100…突破…w ( No.24 )
- 日時: 2011/03/12 19:02
- 名前: Ley ◆SAvQ/U.Sqg (ID: BL8fZ.Pl)
修正しましたー。
- Re: ヴェルデュキア戦記 参照100…突破…w ( No.25 )
- 日時: 2011/03/12 21:52
- 名前: Ley ◆SAvQ/U.Sqg (ID: BL8fZ.Pl)
- 参照: 未来的戦争小説の案を練っていまする
乾いた音の後に、竜は雄叫びをあげる。
思わず耳を塞ぎたくなるような、とにかく頭痛のする雄叫びを。
お次はモスキート音の如く不快音を撒き散らす。
「だ、黙れぇええああ!」
ライは耳を塞ぎながら、剣を振り回す。
一方竜はその光景をあざ笑うかの様に、舌を動かす。
オスカーの銃が放った弾丸は、見事に竜の鱗に直撃している。
直撃した部位からは赤黒い血液がドロドロと滝の様に流れていた。
「わ、私がトドメを刺すから…ッ! 援護して!」
その中を買って出たのはフレンダだった。
大剣を武器に生きてきたネメシスの使途。
場は刹那、静まり返る。
「ああ、分かった 俺の銃が火を吹くぜ!」
オスカーはその言葉と同時に銃から弾丸を次々に放つ。
竜もその弾丸を喰らい、うろたえている様だ。
「俺も行く!」
ライも黙ってはいられない。 眼下に置かれた剣を手に取り、走り出す。
竜は銃の弾丸、ライの持つ剣、そしてフレンダの大剣—————全てには反応できないので一つの絞ろうとした瞬間。
バシュッ!という何かを真っ二つにする様な音。
グシャッ!という何かを圧壊する様な音。
バン、バン!という何かを放つ様な音…!
それが同時に起きた時、竜の鱗は剥げ、鮮血は見事なまでに吹き出した。
そして竜は血に塗れながら青臭い草に囲まれた地面に倒れる。
初めて三人で得た勝利…であった。
だがその喜悦も束の間、竜の体に後光が射す。
その光に耐え切れず三人は目を瞑り、数秒した後その目を開いた。
竜が居ない。
さっきまで血を吹き出して、敗衄に倒れた竜が何処にもいない。
血すら消えており、いつもの平原に戻っている。
「これは……どういうことだ…?」
ライは訝しげな表情を隠しきれなかった。
何故なら、トリックを目の前で見たからだ。
- Re: ヴェルデュキア戦記 参照100…突破…w ( No.26 )
- 日時: 2011/03/14 20:27
- 名前: Ley ◆SAvQ/U.Sqg (ID: BL8fZ.Pl)
- 参照: だ、駄目だ・・・! 描写が手抜きになっていく・・・!
東 …… シヴァ
西 …… ハデス
南 …… ヴァルキュリア
北 …… ウーラノス
死 …… ネメシス
第四編 国境を超えて
阿鼻叫喚も超え、もうすぐ骨の穴に到着する。
しかしハルモニア平原も宵闇。 漆黒に塗れた平原はどこかしら怪訝な雰囲気に包まれている。
しかしそれと同時に、魔物という一つの恐怖が存在している。 急がなければ……
疲れでライとフレンダは下を向いているが、オスカーだけは2人のテンションと比べ偉い違いである。
「よし、骨の穴が見えてきた 急ぐぞ。」
オスカーはそう言うと、フレンダとライは下を向くのを突然止め、目の前を見た。
骨の穴。 何故そう言われているかというと。
骨の穴は洞窟なのだが、まず骨の穴は人骨、小動物の骨、竜の骨などで形成された穴である。
元々は坑道で、ウロボロス教団が魔術で坑道を中心とし、エエカトル大陸全体から骨を集めてこれが生まれた。
骨をなくせば、元の坑道に戻るのだが、骨は異常に固く、人の手では当然壊す事も不可能。
「あれが骨の穴…… 不気味ね……」
フレンダは訝しげな表情を必死に隠しつつも、余裕を見せている。
しかしそれは建前で、本心はきっと怖がっているのだろう。
「テオヤオムクイも居る事だ さっさと走り抜けようじゃないか。」
ライはノンキにそう言うけれども、名前からして恐怖感が煽られない筈が無い。
「………テオヤオムクイだ お前ら、戦闘準備は良いな?」
オスカーは以前落ち着いた様子で、そう言った。
ライはゆっくりと剣を構え、フレンダはズッシリとした大剣を構えた。
- Re: ヴェルデュキア戦記 参照100…突破…w ( No.27 )
- 日時: 2011/03/14 20:50
- 名前: Ley ◆SAvQ/U.Sqg (ID: BL8fZ.Pl)
- 参照: だ、駄目だ・・・! 描写が手抜きになっていく・・・!
ゲームのロード画面とか、登場人物の紹介しますよね。
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ロイ・サヴィリティ・ギルヘム ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌──────────—────────——───┐
│ 極めて残忍な性格で、ヴァルキュリア王国の軍で、 │
│ 大佐を営んでいる背の高い男。 │
│ 『ベルセルクの槍』という魔術武器を駆使し │
│ 刃向かう者は皆殺しにする最低かつ残忍な男である │
│ また、ヴァルキュリア王国の裏を知る人物でもある │
└──────────—──────────——─┘
- Re: ヴェルデュキア戦記 参照100…突破…w ( No.28 )
- 日時: 2011/03/16 21:32
- 名前: Ley ◆SAvQ/U.Sqg (ID: BL8fZ.Pl)
- 参照: 未来的戦争小説の案を練っていまする
テオヤオムクイ。 体には肉が無くて、全身が骨で出来た魔物である。
骨の穴周辺にうろつく魔物で、怨念がすっかり骨になった剣士の死体に憑いたとも言われている。
「所詮は骨だ! 燃やしちまえ!」
オスカーは訥弁を披露しながらも、腰に着けてあったベルトを取り外し、そのベルトに装飾されるかの様に着けてあった瓶を取り出し握る。
「火炎瓶だ! ぶん投げるぞ!」
目の前に骨の穴の入り口がある中、そこを守るかの様にテオヤオムクイは二人程剣を構えながら近づいてくる。
「やれオスカー!援護する!」
「私も援護するから、早く!」
フレンダとライは剣を携えながら、オスカーが火炎瓶を投げるタイミングを見計らいながら……
「おらぁっ!」
オスカーが大声と共に投げた火炎瓶は見事にテオヤオムクイ2人の間に落ちた。
ハルモニア平原に広がる草はその火炎瓶から放たれる火に悶え、業火を生み出す。
テオヤオムクイも骨が高熱で刺激されながら、必死に剣を振るがそれは寂寥に空を切裂くだけだ。
ゴォォォ……と耳障りな音も段々と止み、火はハルモニア平原を駆け抜ける様に風が消火を行う。
火で照らされた焦げ臭い平原は、風によって消され再び視界が宵闇にへと戻る…その瞬間、だ。
空中の巨影だろうか。 それが暗くなろうとした平原を見事なまでに真っ暗にしたのだ。
もちろん三人は驚愕しないはずが無く、武器を構え用心する。
しかし、肌寒い空気だけが気を散らし…巨影の本体は現れはしない。
仕方なく三人は肌寒い体を竦めながら、骨の穴へと足を運んだ。
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