ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ヴェルデュキア戦記
- 日時: 2011/03/20 13:43
- 名前: Ley ◆SAvQ/U.Sqg (ID: BL8fZ.Pl)
一人の賞金稼ぎの物語。
Killzone3やってます 接近戦を目的としながらノーマルをプレイ中。
オンもやりたいですねー。
ヘルガスト発見→2人、3人居る→一人は銃で撃って、2人はL1(接近戦)で殺ります(キリッ
効率悪いけど楽しいんですよこれが。
複雑・ファジーにて「銃弾の雨」を執筆中。
_______Index__.〆
特産品 >>4
・Monster Book >>18
————————————
ロイ・サヴィリティ・ギルヘム {>>27}
プロローグ >>1
第一編 「不明瞭な方程式」 >>2>>3>>6
第二編 「追憶」 >>8>>12>>13>>15
第三編 「魔術師達」 >>16>>19>>20>>23>>25
第四編 「国境を超えて」 >>26>>28>>30>>31>>32
第五編 「崩壊の末路」 >>33
- Re: ヴェルデュキア戦記 第二編邂逅 ( No.14 )
- 日時: 2011/03/01 21:11
- 名前: Ley ◆SAvQ/U.Sqg (ID: BL8fZ.Pl)
- 参照: イチゴなう
寒くて更新できないオワタ^o^
- Re: ヴェルデュキア戦記 第二編邂逅 ( No.15 )
- 日時: 2011/03/03 21:10
- 名前: Ley ◆SAvQ/U.Sqg (ID: BL8fZ.Pl)
- 参照: おっふう
男の言葉は実に軽々しい言葉だった。
意味も無い言葉を浴びた俺は、横に居るフレンダを思わず凝視する。
一方フレンダは男の存在に怪訝な目でジッと睨んでいる…
「オスカー、お前のその軽々しい言葉は聞き飽きた…テープで二度と口が開けなくしてやろうか?」
俺はもう、目の前の男……オスカーを殴る前提で言葉を吐いた。
オスカー・ブランドン。
俺と同じ職業“賞金稼ぎ”で、パートナーでもある男だ。
この男の口調はとても軽々しく、人を怒らせるのが得意な奴である。
ヴァルキュリア王国でも有名人であり、そして莫迦な奴だ。
「おいおいライ早まるなって…… ああ、そういえば…ヴァルキュリア王国を抜けてハルモニア平原に行く予定だろ? その女も連れて行くのか?」
オスカーは以前軽々しい口調を止める事無く、笑いながら言う。
俺の横で立ち竦んでいるフレンダは苦笑いをしながら大剣を眼下にそっと置いた。
「ああ… 最近ハルモニア平原で毒トカゲが大量発生してるからな… ルートを変更するのも一つの手だが…」
俺はオスカーの言葉に規律的な返事をすると、フレンダにこう俺は言った。
「俺たちはヴァルキュリア王国を出て、近くに位置するタシュミット国に行くつもりなんだが…」
「……へぇ………面白そうだね、着いてくよ。」
今思えばこの言葉を切欠に俺たちは苦難の旅に出たのだろう。
- Re: ヴェルデュキア戦記 第二編邂逅 ( No.16 )
- 日時: 2011/03/04 23:25
- 名前: Ley ◆SAvQ/U.Sqg (ID: BL8fZ.Pl)
ジリジリと紅の太陽がライ一行を照らす。
暑苦しい炎に抱擁されながら、ライ一行は延々とハルモニア草原を歩き続ける。
このままではライ、フレンダ、オスカーが炎にやられて憔悴してしまう可能性も否めない。
なるべく斟酌し、ただひたすら木陰を捜し続ける。
しかし…ハルモニア草原には、木陰どころか、木すらも見つけられない。
出発直後の大変な事態であった。
第三編 魔術師達
何故ライ一行がヴァルキュリア王国を抜け、ハルモニア平原に出た理由を綴ると莫大な時間を要する。
なので色々と要約し説明をしよう。
ライ一行…ライとオスカーはヴァルキュリア王国で充分に名を馳せた賞金稼ぎである。
しかし賞金稼ぎという一つの職業にはデメリットが多くあり、私怨で襲撃される可能性もある。
その危険性を回避するのが、移動、だ。
ヴァルキュリア王国を抜けすぐ眼に入るのはとても巨大な平原…ハルモニア平原である。
ハルモニア平原の北を通り、骨の穴を通り…タシュミット国に到着する、
それが今の第一目標だ。
フレンダも、父さんと母さんを殺された恨みがあり、その殺人者…否貴族ははるか北に位置するウーラノス帝国に居るという。
まずはそれを目指して、逃避行を行うつもりなのだ。
三人には、キチンとした逃避行をする理由が存在した。
「それにしても… 毒トカゲが多いな…」
平原を平淡と歩く中で、何度も何度も毒トカゲの姿を見る。
毒トカゲは20cm程しか無く、とても小さいので知らない間に噛まれているというのもある。
毒トカゲの持つ毒は神経性の毒で、舌から黄色い霧状の液体を発射し、それが肌に触れると一時的に体が麻痺して動けなくなる。
毒トカゲはとても弱い生き物であり、麻痺して動けなくなった旅人などを、竜や大蛇に場所を教え食わせるというのが一般的な社会における行為だ。
それで命を失った旅人の数もそう少なくは無い。
しかし今ライ一行は太陽による煉獄によって命を失いそうな気分でして…
「あ、あそこに木がある! 行きましょ!」
フレンダがそう大声で言うと、木の方向に一目散で走ってゆく。
まったく…木陰に餓えすぎだ…
- Re: ヴェルデュキア戦記 第三編邂逅! ( No.17 )
- 日時: 2011/03/04 23:53
- 名前: Ley ◆SAvQ/U.Sqg (ID: BL8fZ.Pl)
続きを書きたいけど眠いです・・・ナンテコッタイ。
- Re: ヴェルデュキア戦記 第三編邂逅! ( No.18 )
- 日時: 2011/03/05 12:30
- 名前: Ley ◆SAvQ/U.Sqg (ID: BL8fZ.Pl)
・ Monster Book
ゴーレム
南の地域に広く分布する体が石で出来た魔物。
石像に魔力が宿った物であり、喋る事はできない。
炎や、水等もまったく効かず、剣も弓も歯が立たないので、叩き潰すのが一番だろう。
毒トカゲ
ハルモニア平原にしか生息しない生き物。
毒トカゲが吐く霧状の液体には神経性の毒が入っており、噛まれた時も同様。
食物連鎖的には、竜、大蛇<毒トカゲ<平原蜘蛛である。
体は20cm程で、大して大きくも無い。
テオヤオムクイ
全身が骨で肉が付いていない。
手にはレイピアと木でできたシールドがもたれており、まず死なない。
聖水をかける事によってやっと死ぬが、蘇る可能性が高い。
世間では成仏が出来ない戦士、ということになっている。
この掲示板は過去ログ化されています。