ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 遺伝子コード000±0×0
- 日時: 2011/06/28 16:29
- 名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: Wp/04zaT)
能力者系小説です、ハイ
やっぱり、飽きっぽい私にリメイクと言うものは合わなかったようで
決まった話に沿って更新すると、ガタが来て、読めたものではなくなるので、もう少し
考えてみました
一応注意事項として
荒らさない
荒らされている場合はコメントせず放置でお願いします
騎士の更新はもちろんします
能力者レベルゼロの更新はストップしてしまいましたけど
レベルゼロの設定もある引き継がせています
更新遅めです
用語解説
〆>>9§>>11
キャラクタープロフィール
〆>>13
プロローグ
〆>>1〆
Chapter Ⅰ アビリティ・キラー
〆>>5§>>12§>>14-21§>>26§>>30§>>36
Chapter Ⅱ 反逆者
- Re: 遺伝子コード000±0×0 ( No.5 )
- 日時: 2011/06/10 12:58
- 名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: xr1in99g)
何時の時代も、弱者が強者に搾取されることは常識だ。 ジャッカルがライオンを狩るなどありえない。
人間も同じ。 臆病者が、力のあるボクシング選手に挑むわけが無い。 そんな、先入観。
それが、今このとき、能力者を狙った連続殺人犯『アビリティ・キラー』として強者を狩っている。
彼の犯行は、常に裏路地だ。 ただ、そこへは彼が獲物を運ぶのではない。
「さあ、命乞いしろ。 先に喧嘩売ってきたのは……そっちだろ?」
黒髪の少年が、大男をねじ伏せ、踏みつける。
少年と男の体格差は明らかに、大男に利があるようにしか見えない。 だが、それでもその少年は、大男をねじ伏せ、既に完膚なきまでに叩きのめしている。
そう、獲物が自ら、彼を裏路地へと運ぶのだ。
「何故……だ? 俺の能力が……」
そう呟く男に対し、少年は包帯の巻かれた左腕で爆発のような手話をしながら、
「自動的にキャンセルされる。 ……不思議か?」
大男は、能力者。 少年も、能力者。 ただ、出来損ない。
「能力を扱うにあたり、生命エネルギーを使うのは知ってるだろ? 俺はそれを、DNAを通すことで能力に変換するのではなく、DNAを通すことでそれを元の生命エネルギーに還元し……吸収できる。 吸収して、自分の力に変換する能力者。 一応、遺伝子コード000±0×0補正で政府からは、“廃棄”されたけどな」
少年はコートのポケットからナイフを取り出し、
「ま、知った所で死ぬんだ。 残念だったな、俺に喧嘩を売ったのが運の尽き。 後悔は、……あの世でやってくれよ」
トドメの一突き。 ナイフの切っ先は大男の心臓目掛け、その体にもぐりこむ。 男は、目を見開き、一瞬体を浮かしたと思えば動かなくなった。
……死んだ。
「今月入って何人目だ? まったく、能力者って奴は血の気が多い……」
男の服で少年は引き抜いたナイフにベットリと付着した血液を拭いながら、小さく呟いた。
この世界は、今、狂気に満ちている。
何故、人間と言う生き物は力を得ると他の人間へ振るわずには居られない? 何故、平和的な解決方法が取れない?
何故……自分が頂点だと慢心する? 上には
「上が居るってのに」
呆れたようにその死体を見下ろすと、少年は静かにその場を立ち去った。
- Re: 遺伝子コード000±0×0 ( No.6 )
- 日時: 2011/06/05 12:47
- 名前: モノクロ ◆xl4B3i0CLs (ID: rbVfLfD9)
どもーv(^^)v
ああー、能力を打ち消してしまうんですねー
しかも少年なんですか。
元々政府の作った(?)アンチ能力者のようですが・・・
- Re: 遺伝子コード000±0×0 ( No.7 )
- 日時: 2011/06/05 12:59
- 名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: MlJjY9/z)
ええ、コードの説明を後に載せる予定ですが、政府の作った能力者なのです
打ち消すと言うよりは、吸収です
- Re: 遺伝子コード000±0×0 ( No.8 )
- 日時: 2011/06/05 13:10
- 名前: モノクロ ◆xl4B3i0CLs (ID: rbVfLfD9)
>>7
「能力喰らい」=「スキルイーター」www
- Re: 遺伝子コード000±0×0 ( No.9 )
- 日時: 2011/06/19 20:28
- 名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: Wp/04zaT)
- 参照: 用語解説
〆遺伝子コード〆
能力発現用のナノマシンによって遺伝子に合わせて追加される遺伝子のコードの名称。
頭3桁は能力者のエネルギーを表し、±後の来る数字はその能力者の持つ能力を表す。
頭3桁とされているが、実際そこの桁数に限りは無い。
ちなみに、数値が低ければ低いほど強いとされるが、例外もある
〆能力〆
ナノマシンによって追加された遺伝子コードに生命エネルギーを通し、外部に放出することによって発現する能力を指す。
その使用目的は軍事利用。
コード計算方法
002±2×2の場合
2×2の計算で4を先に出し、後に前の2に足したものと引いたものを出す
4+2=6と4−2=2 の答えを更に掛けて6×2=12
結果、答えの12が能力を示すが、実際はもとよりその人物が持つ遺伝子を更に数値化して算出するため、遺伝子コードが同じになったとしても、発動する能力が同じになるとは限らない。
ただ、12族として似通った性質の能力になる。
人体の内部から外部に影響を与えるのが能力であるという規定があるため、000±0×0は能力者ではないとされている。