ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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闇 の か く れ ん ぼ
日時: 2011/07/03 18:37
名前: 亜夢@ (ID: QxAy5T6R)
参照: http://ameblo.jp/yui-1113-daisuki/

アラスジ___




ごく普通の中学校で




闇のかくれんぼが始まった。




月1で行われる抽選により




選ばれたクラスが生死を賭けた




「闇のかくれんぼ」が始まる。




見つかった者は




削除シマス…


クリックありがとぉ@

読んだらコメント&アドバイスょろしくね(*・皿・)ノ


>>1 登場人物


来てくれたぉ客様*+:。

ゆき様
鈴音レン・リン様
前城刹那様
涼野 優様
志乃様

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Re: 闇 の か く れ ん ぼ ( No.1 )
日時: 2011/07/06 17:55
名前: 亜夢@ (ID: QxAy5T6R)
参照: http://ameblo.jp/yui-1113-daisuki/

登場人物

篠崎優香 Shinozaki Yuka ♀

片瀬綾  Katase Aya  ♀

大宮潤也 Omiya Zyunya  ♂

須田実  Suda Minoru  ♂

神野昌架 Kamino Syoka  ♀

鈴川玲菜 Suzukawa rena  ♀

いちお-

こんだけ…w

Re: 闇 の か く れ ん ぼ ( No.2 )
日時: 2011/07/02 09:47
名前: 亜夢@ (ID: QxAy5T6R)
参照: http://ameblo.jp/yui-1113-daisuki/

第一話

ジリリリリリリリッ


「ったく…朝からうるさいなぁ…」


今朝もうるさい目覚まし時計で


篠崎優香は目覚めた。


優香は無言で制服に着替えて


1階に降りた。


「お母さん。おはよう」


「あら。今朝は早いのね」


「うん。だって今日は新学期だし。」


優香が通っている『清坂中学校』では


今日4月8日が新学期。


「はぁ…クラス誰とかなぁ…」


今年中学3年になる優香は


修学旅行もあるので


誰と同じクラスになるか


非常に重要なクラス替えであった。


「そんな心配しなくても大丈夫よ。」


「うん…」


ため息をつきながら時計をふと見ると


時計の針は8時2分を指していた。


優香の家から学校まで


20分はかかる。


「うわっ!!もうこんな時間だッ!!急がなきゃ」


優香は全速力で家を出て学校に向かった。


でも


この時


まだ優香は知らなかった。


『闇のかくれんぼ』が始まることを…

Re: 闇 の か く れ ん ぼ ( No.3 )
日時: 2011/07/02 09:46
名前: 亜夢@ (ID: QxAy5T6R)
参照: http://ameblo.jp/yui-1113-daisuki/

第二話

あれから優香は猛ダッシュして


学校まで10分で行けた。


「はぁ…はぁ…はぁ-っ」


優香は息切れ寸前だった。


「えっと…ハァ…私のクラスは?ハァ…」


篠原優香の名前は


3年2組に記されていた。


「おっ2組かぁ!!誰とだろう…」


不安と期待が入り混じった気持ちで


クラス表を読み返していく。


「あっ!!綾と一緒だ!!」


優香はいそいで階段を駆け上がり


3年2組の教室へ向かった。


教室のドアを開けると


綾が手を振ってきた。


「綾!!よかった-同じだね!!」


片瀬綾は優香の幼馴染で


優香の親友。


「あたしもほんとによかったよ!!優香がいて」


「それ、こっちのセリフっ!!」


笑いながら話をしていると


いきなり教室の扉があいた。


そこには新担任の


小林がいた。


「おはよう!!みんな席に就け」


「うわっ、小林かよ…」


「最悪ー」


「なんでコイツなんだよ…」


皆の様々な声が飛び交う。


「おい、先生にそんな口きいていいのか??」


小林は、賢い人には優しく


馬鹿な人には厳しく


簡単に言うと『ひいき先生』だ。


「じゃあ今から始業式なんで廊下に並べー」


そして始業式が始まった。





Re: 闇 の か く れ ん ぼ ( No.4 )
日時: 2011/07/02 09:46
名前: 亜夢@ (ID: QxAy5T6R)
参照: http://ameblo.jp/yui-1113-daisuki/

第三話


1時間で始業式は終わり、


優香たちは再び教室に戻った。


「ったく、長すぎっつの!!」


「ほんとだよね-、うざったい」


二人は愚痴を言いながら席に着いた。


「今日は、今から帰りのホームルームして終わるぞ」


「やったー」


「早く帰りてー」


そして15分ほどでHRは終わり、


下校のチャイムが鳴り響いた。


「よしっ終わった!!綾帰ろー」


「うん。今日は疲れたー」


二人が会話をしていると、


いきなり校内すべてのスピーカーから


男の人の声が鳴り響いた。


『清坂中学校の皆さんこんにちは、いえ、初めまして』


「んっ??誰だ??」


「さぁー??」


全校生徒がざわつく。


『今から言うことをよく聞いてほしい。一回しか言わないよ?』


なんだろうと優香はつぶやいた。


『これから一年間『闇のかくれんぼ』というゲームを行う』


「はぁ??何?闇のかくれんぼ??」


『分からない人の方が多いだろう。今から説明をする。
 ゲームは抽選で選ばれたクラス全員に行ってもらう。
 開催日は毎月9日、抽選日は毎月8日、つまり今日もだ。
 そして普通のかくれんぼを行う。だが…
 見つかった者、逃げたもの、ルール違反をした者は
 殺される…。いいね?』


「えっ…殺さ…れる??」


「意味分かんないよ…」


「何それ面白そーじゃん」


「嘘に決まってるし」


怖がってる人、面白がってる人、さまざまだ。


『では、記念すべき第一回目の出場クラスは…』


皆息をのんだ。


『おめでとう。2年2組だ。』


2年2組がざわめく。


「はっ??意味わかんねー」


「警察呼ぶ??」


「面白そうだし、1回やってみる??」


『あっ、それから、鬼に見つからずに逃れられた者は
 願い事を一つだけ叶えてやろう』


「えっ!!まじで!?」


「何お願いしようかなー」


「やっぱ警察呼ぼうよ」


『警察を呼んでも無意味さ。
 警察は私たちの味方なんでね。
 ではまた明日会おう』


プツッ___


「何だったんだろ…今の」


「まっ、うちらには関係ないし、帰ろっ優香」


「だね、明日を待ってみるか」


そして二人はそれぞれの家に向かった。

Re: 闇 の か く れ ん ぼ ( No.5 )
日時: 2011/07/02 09:45
名前: 亜夢@ (ID: QxAy5T6R)
参照: http://ameblo.jp/yui-1113-daisuki/

第四話


朝目覚めると


闇のかくれんぼのことを思い出した。


「あれって、本当なのかな…?」


一人で寂しく呟くと


お母さんが下から呼んでいた。


朝ごはんだと言ってるようだった。


「は-い、今行く」


優香は早足で階段を降りた。


「早く食べてよ。片づけたいから」


「うん。そういえばお父さんは?」


「あぁ、会社に行ったわよ」


「そうなんだ」


最近、お父さんと会っていない。


なんだか寂しく感じながら朝食を摂った。


「いってきます」


玄関で靴を履き、駆け足で学校へ向かった。


途中綾に会った。


「あ、優香ーっおはよ」


「おはよー」


「どした?なんか元気なくない?」


「うん…なんか闇のかくれんぼの事が離れなくって」


「あぁ、そういえば今日2年2組が初ゲームね」


「あれって、本当なのかな?」


「まっさかぁー!!嘘に決まってんじゃん」


「だよね。イタズラとかだよね」


「うんうん!!もうそんなこと考えてないで早く行こっ」


「だね!!」


優香は学校に着くころは


闇のかくれんぼのことなんて忘れていた。


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