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小人ノ物語【物語の謎が、一部明かされました!】
日時: 2012/01/27 21:55
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: amGdOjWy)

こんばちはございます、萌恵です。
こんばちはございますとは、『お早う御座います』『今日は』『今晩は』を……(以下略)
荒らしや中傷発言、宣伝などを繰り出しに来た方はUターン決定です。
それ以外の方は、そのまま小説を閲覧しましょう。
それでは皆様、愉快な小人達の世界へ行ってらっしゃーい!
目次は>>1です。

その他、筆者の作品
死神は君臨する >>3
甘くて紅い物語の先は >>38

2011/11/26 20:23 スレッド設立記念日

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Re: 小人ノ物語【物語の謎が、一部明かされました!】 ( No.38 )
日時: 2012/01/27 22:06
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: amGdOjWy)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode=view&no=18142

参照をクリックしてください。

【内容説明】
大粒の雨が降る土曜日に起こった、甘くて不気味で不吉な殺人事件。
犯人は——“僕”じゃない、かもしれない。
元は青い、鮮やかな外壁だったアパートメントに漂う、死の匂い。
誰の罪?……誰が、コロシタ?

——甘くて紅い物語の先は。

Re: 小人ノ物語【物語の謎が、一部明かされました!】 ( No.39 )
日時: 2012/01/15 11:00
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: amGdOjWy)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

第三章 記憶を辿る【第一部】

 カチャン、という乾いた音が、私のすぐ足元で響く。見てみると、顔は知っているけど名前は知らない執事が、銀のトレイごとティーカップを床に落としたところだった。
 琥珀色の液体が、細い湯気をたてながら床を這っていく。カップの方に目を移すと、変わった形をしたアンティークのティーカップに、カップを縦断するような罅が入っている。
「手伝いましょうか?」
 焦った執事、床を這っていく液体、割れたティーカップを目の当たりにした私は、無意識のうちに執事に声をかけていた。
「あ、ありがとうございますッ」
 その執事は私の顔も見ずに言うと、白い布巾で床を拭き始めた。私も身を屈めて、いつも常備している布巾で床を拭く。
 私はこれから、豚鼻で有名な御豚姫の部屋に向かおうとしていた。紅茶を溢した執事は私の逆方向からやって来たから、多分、御豚姫の部屋に紅茶を届けに行ったが御豚姫に『この品種は嫌いなのよ』と断られたに違いない。御豚姫は、普段から高貴な貴族のお嬢様っぽくしようと必死なのだ。
 執事と私が急いで拭いたおかげで、床は何事も無かったかのような純白の輝きを取り戻した。
「すみません……時間を割かせてしまって」
 そう言って顔をあげた執事は今日、初めて私の顔を見た。私も、執事の顔をしっかりと見た。
 癖があるらしい、ところどころ跳ねた黒髪。綺麗な茶色の瞳。それに、男の子にしては長い睫毛と程よい色をした肌。年齢は二十歳——私と同じくらい。

一旦、切ります——。

Re: 小人ノ物語【物語の謎が、一部明かされました!】 ( No.40 )
日時: 2012/01/18 20:37
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: amGdOjWy)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

アレクサンドラさん、お久しぶりです!
……久しぶりに登場させましたー。

Re: 小人ノ物語【物語の謎が、一部明かされました!】 ( No.41 )
日時: 2012/01/21 21:29
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: amGdOjWy)

更新できませんね……。
いつか必ず更新させます!

Re: 小人ノ物語【物語の謎が、一部明かされました!】 ( No.42 )
日時: 2012/01/27 22:07
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: amGdOjWy)

しばらく、更新ができません。
すみません。


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