ダーク・ファンタジー小説

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翼を付けた悪魔  〜悪魔を知らない少女〜
日時: 2013/09/17 20:11
名前: 清楓ユズハ ◆AoQvVmjntM (ID: Ouicm1PF)

初めまして! 清楓ユズハ(サヤカユズハ)と言います!!

題名通りのことです。とにかく説明なんてありません。

荒らし・中傷・商売宣伝は禁止ですが、アドバイスや見てるだけの人、コメントは受け付けます!

下手なので広くて大きい心で見てください汗

登場人物からどうぞ!
——
§主な登場人物§

§水幻 海紗 スイゲン ミスズ§ ミスズ・レイ・カリン∮コレット

φ風吹 風花 イブキ フウカ φ フウカ・ラン・モリア∮イリナ

φ土里 徹平 ツチザト テッペイφ テッペイ・マキ・タキズ∮トウヤ

§織音 音羽 オリオト オトハ § オトハ・リネ・セレン∮トウカ

・碧空 夕泰 カイクウ ユウダイ § ユウダイ・ジーロ・ロイズ∮レン

・日原 陽架 ヒナハラ ハルカ ・ ハルカ・エリ・ミイナ∮クーナ

§植森 森  ウエモリ シン § シン・トーキ・クノル∮ケイト

 
※§は悪魔 φは天使 ・は人間

※生まれた時に自分の持つ魔法力に合わせた人間名・悪魔・天使名をつける

Re: 翼を付けた悪魔 プロローグ ( No.1 )
日時: 2013/09/09 20:51
名前: 清楓ユズハ ◆AoQvVmjntM (ID: Ouicm1PF)
参照: Re:翼を付けた悪魔 プロローグ

ザッ・・・・・



翼は 羽を張って 私に傷をつけた


織れた羽を 笑って持ったら 私に 一つの白い羽をくれて 去ったの


私は 化け物になり果てる・・・。




私は 荒れ狂う 化け物になり狂う。


最後にみんなを困らせる。


私が一番に輝くときがいつか来る———。

Re: 翼を付けた悪魔 ( No.2 )
日時: 2013/09/16 16:13
名前: 清楓ユズハ ◆AoQvVmjntM (ID: Ouicm1PF)
参照: 名前は伏せ字にしてあります。

私立 南海光中学校の一年生は、外に出ていた。

私は、特別な飛び級で 小学五年生なのに、中学生として認められた11歳なの。

心は まだ 子供だけど 中学生だよ☆

「では いまから、特別検査を始めます。」

先生が号令をかける。

私の中学では、なぜか検査が始まった。

保健室のベランダから外に出て、10台のバスを見た。

「1組の方は1番バス 2組の方は2番バスという形でお願いいたします」

私たちの学年は 10組まである。

「———!あたしたちは あそこのバスだってさ」

私の友達、——は3番バスを見て、私のところに来る。

「ふうん、じゃあ行こうか」

やけに小さなバスに クラスごとにのる。

キシッ———。


バスの階段が軋む音が何度も聴こえる。

キシッ———。

「それでは 出席番号順に座ってください」

中に先生はもう乗っていて、そういった。


運転手は いない


「今からアンケート用紙を配る。名前を必ず書いて、質問に答えた後、そこのドアの前にアンケートを裏返しにしておいて、そのドアから出てくれればいい。そこで検査を行う」

(タイムスリップでもするわけじゃあるまいし、あそこのドアの奥は、こんな小さなバスなんだから、外だろう? 検査を外でやるって。元は何の検査かも伝えられてないけど)

私は、前の人から回ってきたプリントを ちらりとみつつ 後ろに回す。

アンケート用紙を覘くとこんな内容が書かれていた。
——

————————————————————————————————
特別遺伝子検査についてのアンケート 名前(      )


該当する答えに丸を付けましょう

あなたは小学生時代 行いの良い生活をしてきた ◎ 〇 △

あなたは小学生時代 褒められるべきでない生活をした ◎ 〇 △

性格はいい方だ ◎ 〇 △

あなたは悪魔になりたい はい いいえ

あなたは天使になりたい はい いいえ

あなたは人間でいたい はい いいえ


小説などの物語に出る 幽霊や悪魔や天使を信じる はい いいえ

魔界や幻やタイムスリップもあり得ると思っている はい いいえ

天国という世界があると思っている はい いいえ

死んだら天国へ行きたい はい いいえ

死んだら地獄へ行きたい はい いいえ

死んでも人間界に居たい はい いいえ

最後に あなたに夢はある はい いいえ

答えてくださりありがとうございました。

こちらのアンケート用紙は、バス後ろのドア前のかごに入れてください。
————————————————————————————————

Re: 翼を付けた悪魔 ( No.3 )
日時: 2013/09/16 16:16
名前: 清楓ユズハ ◆AoQvVmjntM (ID: Ouicm1PF)
参照: 名前は伏せ字にしてあります。

私は 特別遺伝子検査のアンケートをドア前のかごに入れた後、ドアノブに手をかけた。

『タイムスリップ・・・開始』

ロボットのような声がして、私はエレベーターに乗るように 中に入る。

『キンキュウテイシ ボタンガオサレマシタ キンキュウテイシボタンガオサレマシタ』

(壊れたのかな? 爆発 するのかな? 緊急停止ボタンを押してしまったって…どういうこと?!)

私は 訳が分からなかった。乗った瞬間 高速でエレベータが動き出す。

外の風景は全く見えなかったけど ガンガン動いていることはわかる。

いきなり チーンと音がして、壊れかけたロボットのような声がして

「記憶よ 爆ぜよ」

だれかが 私の後ろで言った。

私の後ろにあった黒いマシンが動き出した。


チーン


エレベーターでおなじみの音が鳴って 私は 爆発なんてないじゃない。

と、安心しながら降り・・・降りた

だけど 私の身体中は 真っ黒に染まって


私は あまりの残酷さに 倒れた

『いままでの記憶 帳消し』

一人の少年は私の記憶を消して、去っていった。

うすれゆく意識のまま 私はずっとそこにいた。


———
「この子は 悪魔になる予定ではないはずですが? アンケート結果も、ドアでの指紋記憶結果でも 通り、無事 人間としていられる予定だったのでしょう? まして天使でもいいくらいなのに」

「だが 悪魔に」

「先ほど聞きましたよ? 沢山の生徒が 壊れたエレベーターに閉じ込められたと この子も壊れたエレベーターのせいで、悪魔になってしまったのでは?」

「だから 悪魔 になってしまったのだ。と言っているだろう?そういう運命なんだ。」
————

私の耳に聞こえてくるその声が だんだん小さくなった。

静かに消えていく。

私が目覚めた時は 悪魔の国 そう 魔界にいたのだ。


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