ダーク・ファンタジー小説

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黒蛇と白蛇【コメ募】
日時: 2014/02/02 12:56
名前: crow (ID: jhXfiZTU)
参照: http://crownosyousetu

勝手に色々消去して掛け持ち3のcrowですw

またまた新しく作ってます←能無しめ!

注意事項↓↓
・荒しだよん
・悪&中傷コメ書きに来たのだ!
・なりすましだよん
↑の方々は退出or無視orスレ消去↑

・応援するー!
・キャラ投稿!
・いぇい!←は?w
↑の方々はよろしく!↑

小説を度々書いては消し書いては…を

している私ですがぁ、

それでも応援してくださる方は、

とてもお力になります!

あと、コメくれた方々の小説も見たい

ので、URLかなんか載せて頂きたいです!

ではでは!

Re: 黒蛇と白蛇 ( No.1 )
日時: 2013/11/16 17:26
名前: crow (ID: 9ihy0/Vy)
参照: http://crownosyousetu

序章 ー捨て子ー

森には動物が一切いない。
静寂。
静かすぎて、怖いほど。
しかし、かすかに
『サッサッサッ…』
と音が反響している。
霧で見えない森の先。
黒い影が壊れた排神社に何かを置く。
影はまた霧に紛れる。
排神社に置き去りにされた『何か』は、
双子だった。
それもただの双子ではない。
神話でいうメデューサのようだ。
髪とお尻から生えているのは蛇。
一方は白。
もう一方は黒。
蛇の髪と尻尾はそれぞれに
『シァァアアア……』
と威嚇しあい、舌をチロチロさせている。
双子は12歳のようだ。
しかし、安らかに眠り、
その寝顔は美しいものだ。
この世の中、
獣人は珍しかったが、
世間からしてこの双子は忌み子。
皆、鳥や狼などが一般なのだが、
爬虫類と言うのは珍しかった。
やはり、
この双子も捨てられたに違いなかった。
排神社からは
住んでるはずのない生き物が出てきた。
「……よしよし」
それは双子を抱えると
神社の中へと連れていく。
「…………」
起こさぬように見つめる瞳は
親そのもののようだった。
「俺が守るからな……」
若い青年の声が静かに響き、
双子は夢という幻想で微笑む。
黒く長い髪をひとつにまとめた影は
優しく白蛇の子を撫でる。
黒蛇の子はただ無表情のまま眠っている。
片腕をゆつくり動かし、
今度は黒蛇の子にも手を触れる。
少し微笑んだ様子を見て、
影はふふっと微笑んだ。
そして影は双子をそっと抱き締めた。


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