ダーク・ファンタジー小説

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世界滅亡のその日まで。
日時: 2024/01/13 09:10
名前: みぃみぃ。 (ID: t7GemDmG)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13843

〈前文〉

こんにちは!
みぃみぃ。です!

またノリで小説作ってしまった…

長編になる「予定」です!

投稿不定期です!

一日に何回も投稿したり、全く投稿しなかったり…

最低一週間に2回投稿できるように頑張ります!

気長に待っててください!

一気読み用
>>1-

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Re: 世界滅亡のその日まで。 ( No.22 )
日時: 2023/12/15 18:04
名前: みぃみぃ。 (ID: t7GemDmG)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

「茉莉花さんっ!危ない…!!」
「茉莉花お姉ちゃんっ!!」
でも私は進む。
だって、いくらぼったくりだとしても、命を粗末にするわけにはいかないっ!!
私は、行くのっ!!
「だめー!危ないっ!!」
「茉莉花さん、やめて!!」
茉莉奈と咲ちゃんが言うけど、そんなわけにはっ!!
私は急いで窓に先回りする。
ヤツは、私を押し退けてでも逃げようとしている。でも私は…!
「きゃあーっ!!」
「茉莉花お姉ちゃん〜!!!」
咲ちゃんと茉莉奈の悲鳴が聞こえる。
だって、ヤツは私を突き飛ばそうとしているから…

…私は、ヤツについに突き飛ばされて、落ちた。
二階から。
…もう、終わりだ。
ヤツは落ちなかったけど…
はあ、もう、ダメだな…
茉莉奈、咲ちゃん、ごめんね…
命を粗末にしないって言ったの、私なのにね…。
お母さん、お父さん、今まで、ありが、と、う…
そして、みんな、ごめん、ね…
私は、意識を失った…。

Re: 世界滅亡のその日まで。 ( No.23 )
日時: 2023/12/27 19:28
名前: みぃみぃ。 (ID: t7GemDmG)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

「茉莉花さんっ!」
「茉莉花お姉ちゃんっ!!」
最後に聞こえたのは、そんな声だった。
世界は、救えなかった。
でも、その前に、私が、死ぬんだよね…。

「茉莉花お姉ちゃん、?」
「茉莉花さん!!」
「茉莉奈、咲ちゃん…」
「起きた!!」
「よかった、茉莉花お姉ちゃんっ!」
…え?
私、とりあえず、死ななかったみたいだ。
「ねえ、ここ、どこ…?」
「あ、ここですか?ここは、さっきのところと別の病院。さっきのところはもう信用できませんからね。あ、あと、お金はヤツから取り返しましたよ。この病院はタダって保証されてるので大丈夫ですよ。あと、茉莉花さんが倒れて、二時間くらい経ってます。」
「そ、そうなんだ…」
「あーあ、もう色々起きすぎて頭パンクしそう!!」
茉莉奈が言う。
「それは咲も!」
「私も…」
「…さ、治ったことですし、再開しましょう!…先に、休憩するか。」
「そうだね…」
私たちは病院から出た。

Re: 世界滅亡のその日まで。 ( No.24 )
日時: 2024/01/05 14:10
名前: みぃみぃ。 (ID: t7GemDmG)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13843

「…っと。咲ちゃんに色々と聞きたいことがあるんだけど…」
「はい、なんですか、なんでも答えますよ?」
「えっと…時間とかどうなってるの?」
「えっと、ここでの一時間は、向こうの世界の1分です。」
「ほ、ほう?」
「つまり早く帰らないと、とかの心配要りませんし、二時間ロスっても大丈夫ってことですよ。」
「な、なるほど…」
「茉莉奈もしつもーん!」
茉莉奈が元気よく言う。
「なになに?」
「どーやって帰るの?」
「…あ。」
咲ちゃんは…って…え、?
「さ、咲ちゃん…?」
「忘れたああああああああ!!」
「咲ちゃんなにやってんの!?」
「ごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめん」
「いや、全然大丈夫…じゃない!!」
茉莉奈が言う。それには私も同情。
「あの、左淫とかに聞けば、どうにか…」
「…茉莉花さん、天才!!さあ、行きますよ!!」
「いや、ちょ、まだ聞きたいことが…」
でも咲ちゃんはガン無視。
「いっくぞー!!出発しんこー!」
やっぱりこういうところは幼稚園児だなあ…w

Re: 世界滅亡のその日まで。 ( No.25 )
日時: 2024/01/09 12:29
名前: みぃみぃ。 (ID: t7GemDmG)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

「左淫!」
「咲、茉莉奈…治ったのね。よかったわ…。それで、みんなそろって来て…どうしたの?」
「えーっと。現実世界に戻る方法教えて〜」
咲ちゃんが思いっきりタメ口で言う。
「ええ…っと。華淫を倒せばいいわよ。」
「華淫って…咲ちゃん、あの華淫だよね…?」
「だね。」
私華淫恐怖症なんだけど!?
「い、いやだあっ」
「ある程度進めばすぐ倒せるわよ。」
「へ〜」
茉莉奈が興味なさそうに言う。なんで茉莉奈がついてきてるんだろ。w
「左淫、コツとかあるの?さっき茉莉花さん、一瞬にして失格になったんだけど。」
「え…もう、行ったの!?」
「うん。」
咲ちゃんが当たり前のように言う。まあそうなんだけど。
「もう行ったなら…もう無理!!」
左淫がとんでもないことを言う。
「え、じゃあ、どうすれば…!?」
「まあまあ茉莉花、落ち着い…って、どうしましょ!?」
「左淫、なんか、他に戻る方法は…!?」
「…ないわね。」
「嘘でしょー!!茉莉奈、帰れないのー!?」
「それは私も同感…」
「…無理だよ。諦めな。お前らには…無理だよ」

Re: 世界滅亡のその日まで。 ( No.26 )
日時: 2024/01/12 19:27
名前: みぃみぃ。 (ID: t7GemDmG)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

「「「えっ…?」」」
「お前らには、無理なんだよ。」
左淫は、とんでもないことを言った。
「無理に決まってるじゃないか。そもそも、幼稚園児と中学生がやるのがダメなんだよ。人選びが、ダメだね。咲。あと、幼いからと言って、甘やかされてる。亜淫に武器がどーのこーの言われたのも、嘘。甘やかされてるんだよ。お前らは、舐められてる。それを解除するのも、不可能に近いだろうね…」
「そ、そんなの、不可能って決めつけたら、なんでもダメになるじゃんっ!!」
いつのまにか、私の口が開いていた。
「はあ…だから中学生はダメなんだよ。ここは大学生以上しかいない。高校生以下なのは、お前らだけだ。幼稚園児と一緒にいる中学生を舐めていて、舐めなくする、なんて大学生以上の人であるのか?」
「…」
何も言い返せない。
確かに、事実だから…
「じゃあね。私にもう用は済んだだろ?」
「ちょっと、左淫…!!」
咲ちゃんが言う。
きっとそんなの、聞きもしないんだろうけど…
「じゃあね、ガキども。この世界に、ずっと留まってたらいいんじゃない?さようなら。」
「左淫…」
「ちょっと、左淫…!!!」
左淫…
行ってしまった。
私は、もうダメなのだろう…
咲ちゃんも、茉莉奈も、それを感じている。
左淫、許さない…


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