ダーク・ファンタジー小説
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- 世界滅亡のその日まで。
- 日時: 2024/01/13 09:10
- 名前: みぃみぃ。 (ID: t7GemDmG)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13843
〈前文〉
こんにちは!
みぃみぃ。です!
またノリで小説作ってしまった…
長編になる「予定」です!
投稿不定期です!
一日に何回も投稿したり、全く投稿しなかったり…
最低一週間に2回投稿できるように頑張ります!
気長に待っててください!
一気読み用
>>1-
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- Re: 世界滅亡のその日まで。 ( No.2 )
- 日時: 2023/11/12 18:35
- 名前: みぃみぃ。 (ID: t7GemDmG)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「茉莉花お姉ちゃん、早く帰って世界を救わないとっ!」
「あ、うんそうだね!じゃあ行こっか!」
「うん!」
幼稚園から家まで約五分。
咲ちゃんも家までの道が途中まで同じだから、毎回一緒に帰る。
「茉莉花さんって、ピンク好きなの?」
「うん。あ、水色とか、紫も好きだなあ。」
「そうなんだ!咲はね、ピンクと青が好き!」
「そうなんだ!」
そんな雑談をしていたら、咲ちゃんの家が見えてきた。
「咲ちゃん、また明日ね!ばいばい!」
「うん!茉莉奈ちゃん、茉莉花さん、ばいばい!」
「ばいばーい!」
はは。咲ちゃんと茉莉奈って仲良いなあ。
「茉莉奈って、咲ちゃんと仲良いよね!」
「へへ!咲ちゃんは最初に出来た、一番の友達なんだ!」
「よかったねぇ、咲ちゃんみたいな友達がいて!」
「うん、よかった!」
「あはは。」
家が見えてきた。
「茉莉花お姉ちゃん〜!寒い!!」
「はは。早くお家の中に入ろうね!」
「うん!」
茉莉奈は可愛いなあ。
それにしても、世界を救うって…一体咲ちゃんと茉莉奈は何の遊びをしてるんだろう…
- Re: 世界滅亡のその日まで。 ( No.3 )
- 日時: 2023/11/13 08:35
- 名前: みぃみぃ。 (ID: t7GemDmG)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「ただいま。」
「ただいまー!」
「おかえり、茉莉花、茉莉奈。」
「さ、茉莉花お姉ちゃん、アレやろ!」
アレって…まあ多分世界を救う遊びのことだろう。
…長いからセカスクって呼ぶか。
「ごめん、ちょっと休んでもいい?」
「はーい!」
その時、付いていたテレビが、とんでもないことを言い出した…
『ここで速報です。
地球より二千km離れたところから、地球の三倍はあると考えられる隕石が落ちてきています。
このまま行くと、一週間後に地球に突撃し、滅亡します。』
「えええええっ!?!?」
なにより驚いたのは…私だろう。
だって茉莉奈と咲ちゃんが言っていたセカスクの話が本当になったのだから。
「茉莉花お姉ちゃん、もしかして茉莉奈と咲ちゃんの話信じてなかったの!?」
「え…い、いや、そんなことないよ。テレビの方が遅かったからちょっとびっくりしただけで…」
…さすがに無理があるか。
「そうなんだ!まあいいや、早くアレやんないと!」
「あ、うん、そうだね!」
私と茉莉奈は庭に出た。
そして私は唱えた。
「Love・World!」
「…キャァッ!」
突然私は光に包まれた…。
- Re: 世界滅亡のその日まで。 ( No.4 )
- 日時: 2023/12/29 08:50
- 名前: みぃみぃ。 (ID: t7GemDmG)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「…ここどこ…?」
…ここを一言で表すとしたら…“本格的なお化け屋敷”。
もうちょっと可愛い感じを想像してたんだけど。
「茉莉花お姉ちゃん、いるー?」
茉莉奈の呑気な声が聞こえる。
…って茉莉奈!?なんで!?
「ま、茉莉奈!?なんでいるの!?」
「あ、茉莉花お姉ちゃんみーっけ!茉莉奈はねえ、茉莉花お姉ちゃんについてきたんだ!」
「そ、そうなんだ…ここ怖いんだけど!?」
「まあそりゃあね。だって世界を救うんだもん!」
「…そしたら今すぐ動かなきゃじゃん!?」
「そうだよ?」
「って咲ちゃんいないし!咲ちゃんの言うとおりに動かなきゃいけないのに!?」
「あ、それは心配しないで!これがあるから!」
茉莉奈はポケットから何かのカードのようなものを取り出した。
「これ、『コミニケーションカード・pink-1』。茉莉花お姉ちゃんと咲ちゃんで通話する専用機械なんだ。」
「へえ…あとさ、最後の『pink-1』って何?」
「これはね、二人のどちらも好きな色が『pink』で、『1』っていうのは、pinkで登録したのが何番目かっていう意味!」
「なるほど…」
「これね、長いから『コミカp1』って言うんだ!」
「へー。」
その時。コミカp1が急に大きくなった。
「何これっ!?」
「咲ちゃんが来たみたいだよ!」
『茉莉花さん。来れましたね。それじゃあまずは…ここのボスを倒しましょう。』
- Re: 世界滅亡のその日まで。 ( No.5 )
- 日時: 2023/11/13 14:55
- 名前: みぃみぃ。 (ID: t7GemDmG)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「ここのボス!?!?」
いきなりボスを…!?
『はい。まずは…ちょっと待ってくださいね。』
これは…魔法陣…?
『まあ見たらわかると思いますが、魔法陣です。この魔法陣の上に乗ると、茉莉花さんが行くべき場所に着きます。最初は特訓所。まず試しに行ってみてください。』
「え、あ、はい…」
魔法陣の上…なんかドキドキする。
…なんも起こらないんだけど。
『あ、そうそう。そして、『魔法陣よ、連れて行け!』って言ってください。』
「あ、はい。魔法陣よ、連れて行けっ!」
光に包まれた…。すごく眩しいけどもう慣れた。
あ…移動できたみたい。そしてやっぱりなぜか茉莉奈もいる…
「…くっさ!!!」
『ここは特訓所ですから。このくらい耐えれないと。』
「うげえ…くさあ…」
『諦めますか?』
「諦めるわけないじゃないですか!世界がかかってるんですもん!」
『ふふ、いいですね。じゃあ、前の建物に入ってみてください。』
「はい。」
…なんか怪しげ…!
「…そういえば、お母さんは…?」
『今はそんなことは関係ないです!!早く行きますよ!』
「あ、はい…」
「来たなお前ら…覚悟はいいなあ??」
- Re: 世界滅亡のその日まで。 ( No.6 )
- 日時: 2023/11/13 17:13
- 名前: みぃみぃ。 (ID: t7GemDmG)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「だっ、誰!?」
『はは。茉莉花さん、声がデカいですよ。』
「いやそれより…」
『静かにっ!!』
「お前もしかして…コミカもってるなぁ?」
「え、あ、は…」
『茉莉花さん、いいえと言いなさい!!』
「い、いいえ、持ってません…」
「そうか。じゃあ…こっちに来い。三つの質問に答えろ。」
「あっ…はいっ!」
…あれ、茉莉奈は…?
『茉莉奈ちゃんは外に隠れています。あと、私の声はコイツ…華淫には聞こえません。だから私に返事をすると、狙われてしまうんです。あと絶対にコミカを持っていると言ってはいけません。返事は絶対しないように。』
了解、咲ちゃん。心の中だったら返事していいよね?
っていうかこの怪物みたいなやつ、華淫っていうんだ。
「早く答えろ」
「あっ、はい!」
目の前にボードがあった。気付かなかった…
一、ここに来た目的は何か。 二、連れはいるか。 三、ボスはどういう奴か。
えっ…答えていいのかダメなのか…
咲ちゃ〜ん!助けて!!
『茉莉花さん。一は世界を救うため、ニはいる、三はコウモリのような羽がついている怪物と答えなさい。』
すげー咲ちゃん心読めるの?…早く答えないとまた怒られそう。
「…一は世界を救うため、二はいます、三はコウモリの羽がついている怪物、です。」
「…そうか。…不合格だ。お前にはここにいる資格はない!!」