ダーク・ファンタジー小説
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- 人が本当に変わる時
- 日時： 2012/11/27 10:18
- 名前： 方瀬梨乃 （ID: rplIjWJE）
- 参照： http://yahoosiburikahana
「ばかやろーーーーーーー！！」私は青い空に向かって叫んだ。
ここは屋上だ。その上放課後だから、誰もいない。
なぜ私がこんな事をしているのか。理由は数分前にさかのぼる。
「托、部活終わったかなあ？」私には彼がいた。名前は托斗。中1のとき、付き合い始めたのだ。私はそろそろ部活が終わったであろう托の教室に向かった。「托ー？部活おわっ・・・え？」そこには学年1と名高い岡崎麗と抱き合う托がいた。「たく・・・？なにし・・・・」ガタン
と音を立てて立ち上がった托は呆然とする私にこう言った。「・・・
悪い美紀。俺、麗と付き合う事になったんだ。だから別れよう。」
信じられなかった。信じたくなかった。私はその一心で叫ぶ。「嘘だよ
ね！？托っっ冗談だよね！？」優しかった托。好きだと言ってくれた托
。その托が、私から離れていく。そんな私に生きていく意味なんてない
。絶望なんて、知らなかった私。知る必要もなかったはずの私が今立っているのは、絶望の底・・・そんな私に托はこう言った。「・・・ふん
。今まで付き合ってやったんだ。感謝しろよ？」そう言って托は教室
を出て行った。それが私の叫ぶ理由。「叫んでも仕方ないよね・・・」
1人つぶやく。
- Re: 人が本当に変わる時 ( No.33 )
- 日時： 2012/11/04 21:59
- 名前： 方瀬梨乃 （ID: rplIjWJE）
おまけに運動神経もよくなった私には走るスピードは簡単に上げられる
「！！美紀っおまっっ」クロウの言葉は聞かずに走った。
「！！穴が・・・ない」そこには入ってきた穴はなかった。が、
そんなことを言っている暇はない。走って走って走って。
もうどこかも分からない。戻れるのかな、なんて呑気に考えた。
- Re: 人が本当に変わる時 ( No.34 )
- 日時： 2012/11/05 20:06
- 名前： さくっとパンダ♪ （ID: Zw/Yy.Yf）
に、逃げろー美紀ちゃん！
なんて入りこんじゃったよ♪
クロウのやつも見たよ♪
続き書いてねんｗｗｗ
- Re: 人が本当に変わる時 ( No.35 )
- 日時： 2012/11/06 21:34
- 名前： 方瀬梨乃 （ID: rplIjWJE）
おう！！かくかくっ♪
美紀ツン応援してあげて！！
- Re: 人が本当に変わる時 ( No.36 )
- 日時： 2012/11/06 21:43
- 名前： 方瀬梨乃 （ID: rplIjWJE）
後ろ。振り向くのが怖い。あなたがいるんじゃないか・・・・
『嘘だよ』って言って、また助けてくれるんじゃないか・・・・
ああ、私はまた、騙されてしまう。大切な人ほど信じたくなるから。
「私・・・馬鹿だね・・・・」涙。
托に騙された時以来流したことは無かった。どんなに悲しくて、悔しくて、切なくても。
ねえ、クロウ。どれだけ私があなたが大切だったか、知らないでしょう
分からないでしょう・・・・。ぽろぽろと涙はとめどなく落ちる。
「ん・・・ふ・・あああああああああああああああああ！！」
「美紀っっ！！」クロウだーーーーーー・・・・・
- Re: 人が本当に変わる時 ( No.37 )
- 日時： 2012/11/07 15:19
- 名前： 方瀬梨乃 （ID: rplIjWJE）
ぱしっと腕をつかまれる。
「いや！！離して！！！」「聞けって」「いや！！」
「聞けよ。さっきは悪か・・・・・」ダッ私は走り出した。
分かってる。クロウが言おうとしてるのは・・・・・・・・・
謝罪じゃない。言い訳、だーーーーーーーー・・・・・・
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