二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナズマイレブン 〜世界大会での試練〜
日時: 2010/02/03 20:49
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)

初めまして、レッドです。このたび、イナズマイレブンの小説を初めて書くことになりました。

主人公は立向居勇気です!勇気の幼馴染も描かれます。勇気がどのようにして選ばれたのか知りたい方もいるでしょうが、実は彼の大ファンでもあってか書いてみたいと思うようになりました。

今回はフットボールフロンティア・インターナショナルが行われるということもあってか、イナズマイレブンの小説を書いてみたいと思って決めていました。

円堂守や鬼道、吹雪などのお馴染みキャラクターも登場!!頑張って書いていきます!!

勇気視点によるオリジナルストーリーを読みながら楽しんでいただけると嬉しいです!(笑)

これからも頑張って書いていきたいと思います!コメントも大歓迎です♪

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Re: イナズマイレブン 〜世界大会での試練〜 ( No.48 )
日時: 2010/02/08 20:11
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)

第3章の続きを書く前に登場人物の続きを公開しちゃいます!

登場人物 ()は年齢

加藤 智志(20):勇気のいとこにあたる加藤家の長男で鉄也たちの兄。東京の早稲田大学に通う大学2年生で手話サークルに所属しており、直毅と同様に酒を飲むことが好きなのである。今回は福岡からやってきた勇気を温かくサポートする。性格は明るくて素直なところがあって優しい。身長178cm

加藤 雅志(16):加藤家の次男で鉄也と竜也の兄にあたる。東京都内の高校に通う高校1年生でサッカー部に所属している。いとこの勇気とは仲が良く、たまにサッカーの話をすることが多い。性格は勇気の兄・直毅に似て、ぶっきらぼうなところもあってか、照れ屋なところもある。身長176cm

加藤 鉄也(13):通称テツ、加藤家の三男。雷門中のサッカー部に所属しているが、ポジジョンはMFである。今回は兄の智志から勇気が雷門中の監督に呼ばれたことを聞いて知り、福岡からやってきた勇気をサポートする。身長168cm

加藤 竜也(11):加藤家の四男で聾学校の小学部に通う小学5年生。耳が聞こえないが、性格は勇気に似て素直で真面目なところもあるが、勇気の兄・涼気とは何回か対面したことがあるようで明るく元気そうに話していることが多い。勇気に対しても素直なところを見せ、3人の兄と同様に温かくサポートする。身長156cm

Re: イナズマイレブン 〜世界大会での試練〜 ( No.49 )
日時: 2010/02/08 20:17
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)

第3章の続き

そんな俺を見た智志は笑顔で温かく迎えてくれた。

「それにしてもよく来たな・・・勇気。それより直毅はどうしてる?」
「うん。ああ、直毅兄さん?相変わらず元気だよ・・・でも、母さんは酒を飲むことが多いから困ってるって言ってたし、それに溜息をついてた」

俺は直毅兄さんのことを思い出して答えながらも苦笑した。そんな俺を見た智志は溜息をついた。

「あちゃー・・・あいつ、まだ懲りてないのか。相変わらず困ったヤツだな」
「ホント・・・でも、兄さんは学校が休みになると・・・昼間から酒を飲むことが多いしね」

俺は智志を見て答えた。それに対し、智志は顔をしかめながらも思わず苦笑した。

Re: イナズマイレブン 〜世界大会での試練〜 ( No.50 )
日時: 2010/02/08 20:21
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)

直毅兄さんのことだからなぁ・・・今頃、酒を飲んでるんじゃないのかなぁ・・・

「勇気、直毅から話を聞いたけど・・・雷門中の監督に呼ばれたんだってな」
「・・・ああ。その事で来たんだよ。でも、あの監督がなぜ、俺を呼んだのか分からないんだよなぁ・・・」

俺は腕を組み、思わず首を傾げながら答えた。そんな俺を見かねた智志はふーむ・・・と唸って考え込んだ。

「これは何かありそうだな・・・じゃあ、そろそろ行くか」

そんな彼を見た俺はコクッと頷き、智志と共に家に向かったのだった。

Re: イナズマイレブン 〜世界大会での試練〜 ( No.51 )
日時: 2010/02/08 20:31
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)

羽田空港を出発してから約1時間後・・・

東京都内にある智志宅

智志たちの住む家は2階建てのマンションの205号室だった。

「ここが僕らの家だ。今は4人で住んでるけどね」

ここが智志の家かぁ・・・家族と住んでいるのではなく、しかも4人でマンションに住んでるとは聞いていたが、本当だったんだ。

「へぇ・・・4人で住んでるって兄さんが言ってたけど、本当だったんだね」
「まあな・・・とりあえず、中に入れ」

智志はそう言って答えた後、俺に対し、家の中に入るよう促した。

「お邪魔します」

智志宅 居間

居間に入った俺は不意に見知らぬ少年がいることに気づいた。しかも、そいつは補聴器をつけている・・・ということは直毅兄さんが言っていた耳の聞こえない子か。

「あっ、智志兄さん・・・お帰り!」
「ただいま、タツ・・・テレビ見てたのか」

智志はタツと呼ばれた少年に対し、手話を使って話しかけてきた。

「うん!ところで・・・この人はもしかして、兄さんが言ってた立向居勇気くん?」

タツは俺を見てから智志に質問した。それに対し、智志はコクッと頷いた。

Re: イナズマイレブン 〜世界大会での試練〜 ( No.52 )
日時: 2010/02/08 20:40
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)

こいつがタツか・・・確か、名前は竜也って言ってたような気がするけど、やっぱり気のせいかな?

「勇気、紹介するよ。こいつは僕の弟で加藤竜也って言うんだ。耳が聞こえないけど、性格はおまえに似て素直なところがあって真面目だよ。こいつのことはタツって呼んでくれよな・・・それに仲良くしてやれよ」

その話を聞いた俺は納得しながら頷いた。

今、思えば・・・兄の涼気もタツと同様に耳が聞こえない。耳が聞こえないことの辛さを分かっていた涼気兄さんは耳の聞こえない友達がたくさんいたが、その中には耳の聞こえる友達もいた。というのも、涼気兄さんは耳の聞こえる俺と直毅兄さんに対しては気さくに明るく話しかけてくれた。その甲斐あってか、俺はそのことをきっかけに涼気兄さんから他人を思いやる心や仲間たちに気遣いをするといったところなどを見て学んだ。俺も涼気兄さんと手話を使って話したことがあるから、その気持ちが分かるんだ。

「初めまして、俺は加藤竜也って言うんだ。勇気のことは智志兄さんから聞いたよ。よろしくな」

タツが俺に向かって、手話を使って話しかけてきた。それに対し、俺はコクッと頷きながら答えた。

「ああ、よろしくな・・・俺は立向居勇気。君のいとこだからな」

つい使ってみたくなったので、久しぶりに手話を使って答えた俺はタツを見て頷いた。そんな俺の手話を見ていたタツは目を丸くして驚いたが、すぐに笑顔を見せた。


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