二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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絶対可憐チルドレン 未来は・・・
日時: 2009/11/26 21:53
名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)

前に書いていたのですが削除されていたので、もう一回書いていきます!!

絶対可憐チルドレンの未来小説です!!

ほとんど私の予想だったりオリジナルの部分もあって下手なんですけどよかったらアドバイスやコメントください!

後、前のスレでコメントしてくれた英恋さんありがとうございました♪これからも頑張っていきたいです!

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Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.20 )
日時: 2009/11/26 22:06
名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)

「ところで、何であたしを捕まえなかったの?」

「何で薫を捕まえる必要があるんだ??」

「皆本、わかってるだろ?あたしはあなたたちの敵のボスといってもいい奴だよ。普通そんな奴がいたら拘束しないの?」

「・・薫、そんなふうに思わなくてもいい。君は僕達のまだ仲間・・そうじゃないのか?」

「皆本はん、こいつはもう昔の薫やないで!その証拠に口癖が女の子らしくなってるんやもん。」

「そういうところは、あらためたの!やめてよ、そのへんの話は!!」

「薫ちゃん、で・・どうなの??」

「・・あたしは戻れるのなら戻りたいよ。昔のように。できることなら・・」

「できるさ。何で戻れないって思うんだ??薫。」

温かい笑顔であたしに問いかける皆本。

だけど汚れてしまった、あたしの心はぜんぜんそんな笑顔で心が動いたりしない・・むしろ、どうでもいい

「そりゃわかるでしょ?世の中の流れだよ!!世の中エスパーが避けられてる時代だよ。BABELにいたらBABELの人だって世間から厳しくされるし、あたしらエスパーだって・・BABELじゃない普通人から、殺されそうになる・・過去よりエスパーを本気で殺そうとする人が増えてるんだよ?」

「ちょいまちや!薫、それじゃまるで皆本はんやBABELの普通人も悪いみたいやん!」

葵があたしに少し怒り気味で言った。

「そうじゃないの?だってBABELの人でも、いくらあたしらをかばったとはいえ、こんな世の中の流れは何一つ変えられないでしょ?」

本当は皆本たちと一緒にいたい思いはまだある・・
だけどこれ以上BABELが責められるのはイヤだから・・

Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.21 )
日時: 2009/11/26 22:06
名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)

でもそう思うのは心の中だけ・・

言葉には絶対にいえない・・

「薫、君は・・諦めたのか?薫は、いつも僕に勇気をくれた。そんな君はもういないのか・・・?」

「薫、あんたは間違ってるで!!目を覚ませや!」

「薫ちゃん、どうしてパンドラに・・?」

「みんなが何て言おうと今のあたしの意見は変わらないよ・・それに過去のあたしはもういない。」

その場でみんな黙り込んだ・・

「で、どうするの?あたしを拘束する??するなら今がチャンスよ?」

そのとき、皆本、葵、紫穂は顔をあわせてこう言った・・

「薫、君を捕まえる資格は僕達には、ない。」

あたしは、そんな言葉予想もしてなかった・・。

あたしは、とたんにその場を去った。

でもね皆本、あたしはわかってるんだよ?今はそんな奇麗事を言えても、これからエスパーと普通人の戦争はますます酷くなって、あなたも・・あの予知どおり未来に流される・・。

皆本、大好きだったよ・・・

(次回からは少し時がたちます。)

Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.22 )
日時: 2009/11/29 14:22
名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)

あれから一ヶ月しかたってないのに・・エスパーと普通人の戦争はますます・・いや世界規模の争いへと続いていってる・・・

これでいいんだ・・あたしは心の中でつぶやく。

「女王、そうさ♪これでいいのさ、すべては計画通りだよ。」

「京介・・テレパシーで勝手に読まないでくれる?
・・聞きたかったけど京介は過去に裏切られた普通人にこんな仕返しができて満足なの?」

「ああ、満足さ。でも普通人を一人残らずこの世から消してエスパーだけの世界をつくるには、まだまださ。」

「そう・・ならいいんだけど。」

あたしはその場から離れようとしたそのとき・・

「女王、知っているかい?エスパーのボスは今は僕と君だ。だけど普通人の今のボスを知っているかい?」

「普通人のボス?それってあたしや京介にとって最大の敵ってこと?」

「ご名答、そのとおり。だけどそれが誰だか知っているかい??」

京介が不気味な笑い方をしながら言った・・

何かきゅうに不安になってきた。何で・・なんでこんなに恐ろしくなるんだろう?京介がそれは誰なのか聞くのが怖い・・・

「皆本光一さ。今の普通人のボスは奴なのさ、なんせエスパーを殺すエスパーキラーをいつも持っているから普通人から信頼されたんだろう。」

いちばん聞きたくない言葉だった・・

「な、なんで皆本が・・皆本があたしの一番の敵・・
そんな・・。」

あたしは信じられなかった。エスパーの味方をしてくれていた皆本が・・

「ちょっと出かけてきてもいい?」

「それは君の自由さ。行ってきな。」

あたしは向かいだした・・・

「女王・・皆本に会いにいくのは君の勝手さ。でもそうやってあいつに会いにいくたび君は悲しむ・・よけい悲しみが深くなるんだよ」

京介がそう言ったことは、誰も知らなかった・・

Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.23 )
日時: 2009/11/26 22:07
名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)

運良く皆本だけがいた・・・

「皆本」

「薫っ、何でここに・・?」

「京介から聞いた・・あなたが普通人のボスなんでしょ?」

「違う!世間が勝手にそう言ってるだけだ!!
それに僕はこんなものは使わない!」

皆本・・もうあたしは、あなたが何て言おうと信じられない・・・。

「だけどブラスターであたしを撃つ、いいや殺すんでしょ?それなら同じじゃない?」

「薫、あんな未来は僕が変えて・・」

「変えてみせる?皆本まだわかんないの?もうこの世の中奇麗事なんて通じないんだよ!!あたしたちは敵!!それ以外に何があるっていうの?」

そのとき・・

「パアン・・」

するどい痛みが頬にはしった・・

「薫、いい加減にしろ。」

叩かれたのは昔以来だな・・でも皆本の気持ちはよくわかった・・。

「皆本、もうあの予知まであなたが、あたしを見ることはないから・・」

そう言ってあたしは皆本の顔も声も聞かずBABELを飛び出した・・

皆本、本当はあたしだって悲しいけど・・運命は迫ってきている・・それまでこれ以上皆本と、もめあいたくないんだ・・

許してね・・皆本

Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.24 )
日時: 2009/11/26 22:08
名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)

これでいいんだ・・・

そういえば過去に皆本があんなこと言ってたな・・

「好きでも終わっちゃうこともあるの!!好きだからこそ別れたっつうか・・・」

あのとき、幼かったあたしには意味がよくわからなかった・・

でも今は皆本の気持ちが痛いほどわかる・・

皆本はキャリーが好きだった。両思いだったのにキャリーは消えて皆本はそれを止めなかった・・

あのときあたしは本当に好きだったんなら、正しくなくたってそう思ってるって止めればいいのに!!
って思ってた。

だけどそのキャリーと皆本がとった行動は好きだったからこそ相手のことを思ってとった行動だったんだね・・二人とも。

そのときキャリーと皆本はどんな気持ちだったんだろう?

今のあたしみたいな気持ちかな?いや・・もっと二人は深い絆で結ばれてる・・きっと悲しくて悲しくてやりきれないほどだったと思う。

あのとき、もっと二人の気持ちがわかってあげれば未来は変わっていたかも知れない・・

もう手遅れだね・・今のこの世界みたいに・・

ねえ・・あたしはいったい何のためにこの世界にいるんだろう?

いつもあたしの隣にいてくれた、あたしの愛しい人はもう答えてはくれない・

ねえ皆本・・聞こえる?

この銃声の音やエスパーと普通人が戦ってる音が・・

この世界は破滅の世界へと向かってるよ・・

あたしはエスパー側だもんね。皆本の敵・・あたしだ

って悲しいよ・・あの幼かったあたしはどこに消えち

ゃったのかな?

皆本・・あなたは悠里ちゃんの第四の人格のフェーザーが気になってたって中学の頃だったかな・・言ってたよね・・

あたしさあの時平気なふりをしてすっごく傷ついた・・皆本があたしから離れていったらどうしようって・・・

でもきっとフェーザーも皆本のことが好きだったと思うよ・・でもフェーザーはもう・・

あたしはそんなエスパーのためにもエスパーのボスとなってエスパーを勝利に導くと決めたんだ・・

このイヤリングをしているのもきっとそのため・・


あたしは破壊の女王
クイーンオブカタストロフィーだから・・・

あたしはエスパーを守ってみせる・・


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