二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 絶対可憐チルドレン 未来は・・・
- 日時: 2009/11/26 21:53
- 名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)
前に書いていたのですが削除されていたので、もう一回書いていきます!!
絶対可憐チルドレンの未来小説です!!
ほとんど私の予想だったりオリジナルの部分もあって下手なんですけどよかったらアドバイスやコメントください!
後、前のスレでコメントしてくれた英恋さんありがとうございました♪これからも頑張っていきたいです!
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- Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.40 )
- 日時: 2009/11/27 18:34
- 名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)
(皆本からの視点です)
「皆本!またエスパーがBABELに攻め込んできやがった。普通人のお前は非難した方がいい。」
「賢木・・そう言ってくれて感謝するよ。だけどこの中に薫がいるかもしれない・・あんな別れかたは嫌なんだ。もう一度きちんと話合いたい。だから薫に会えるチャンスを逃したくはないんだ。」
「皆本・・・・OK。まあもしお前がピンチになっても葵ちゃんや紫穂ちゃんや俺がいるから安心しろ!」
「賢木、ほんと感謝してるよ。」
「いつもの皆本らしくないぜ?お前はそんなにお世辞が上手な奴だったか?」
「さあな。自分で分かるわけないだろ?」
「まっそれもそうだな!」
ドドーン・・・バチバチっ・・バキン
「どうやら戦ってるみたいだな?BABELの外だな。おっし俺は行ってくる。お前はBABELの室内で居ろ。」
「待てっ賢木、僕も行くよ。」
「やっぱりダメだ。もう敵のエスパーは普通人の味方をする俺達を本気で殺そうとしている。ましてそこに普通人のお前が行ったらサイコメトラーの俺には守れないかもしれない・・」
「それも薫が命令していることなのか・・・もし、そうだとしても薫が居たら・・」
「いや薫ちゃんは、そこまで命令するような子じゃねえよ。多分、兵部京介だろうな・・。心配ない、薫ちゃんが居たら皆本を呼んでやるよ!」
「そうか・・薫じゃないのなら良かった。僕は薫を信じたいんだ。分かった・・じゃあ頼むよ賢木。」
「いくら薫ちゃんは変わってしまったとはいえ、薫ちゃんは平気でそんな事できるような子じゃねえ。その証拠に薫ちゃんが普通人を傷つけたという噂は聞いたことがない。じゃあ行ってくるわ」
「そうだな今は薫を僕は信じよう。」
賢木はそのまま飛び出して行った・・
薫、君は今どこにいるんだ・・
室内で待機していると窓からきれいな夕日が目にとまった。
「夕日といえば・・そういえば昔」
僕は屋上に行ってみることにした・・本当はあの予知の場所だからあまり行きたくなかった。けど、どうしても夕日を見るとあそこを思い出してしまう・・
僕は向かった・・
- Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.41 )
- 日時: 2009/11/27 22:40
- 名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)
そこへ向かうと・・・葵と紫穂がいた。夕日をながめて悲しそうな顔をしている・・
「葵、紫穂。どうしたんだ?こんなとこで・・」
「み!?皆本はん・・・別になんでも」
「そ、そうよ。ただ夕日がきれいね〜って。ねっ?葵ちゃん♪」
「そうや〜夕日がきれいやで〜ってな!!」
二人は、いかにも棒読みの会話をしていた・・・
「葵、紫穂。隠さなくてもいい・・何があったんだ?」
「実は・・薫がさっきここに来とったんや。この夕日をみてあの日のこと思い出したらしくて・・・」
「あの日、こんな景色だったわね・・約束したでしょ?皆本さんは覚えてる?」
「当たり前だろ?だけど・・葵の言うとおり言い出した薫が破ってしまったな。」
「うち、あの時薫が約束破るなんて思ってなくて冗談のつもりやった・・なのに今日の薫、まるで自分が悪くないみたいに・・」
「葵、落ち着くんだ。薫は悪くない・・薫だって、本当にこうなりたかったわけじゃ・・」
「だけど、うち悲しかったんや!まさか・・薫がそんなことになるとは思ってなかったから。」
葵はそう言ってさっき三人で何があったかを話してくれた・・
「そうか、葵、紫穂よく我慢したんだね。君達だって本当は辛いのに・・」
「皆本さん、葵ちゃん・・薫ちゃんね私の銃を壊したとき薫ちゃんのサイコキネシスから透視したんだけ、口では、ああ言ってたけど心の中では何回も私たちに謝ってたわ・・」
「紫穂・・それホンマなん?」
「ええ、葵・紫穂・皆本・あたしから裏切ってごめん何度も心の中でそう言ってたわ」
「薫らしいな、口にださんところが。」
「それと、幼いころの・・ずっとあの頃のままでいられたら、どんなに良かっただろうって。」
薫、そこまで思っていたのか・・僕は薫の気持ちに気づいてやれなかった。
薫は、どんなに・・僕を恨んだだろう。
- Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.42 )
- 日時: 2009/11/28 21:19
- 名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)
「薫は僕を恨んだだろうな・・」
「いいえ皆本さん。薫ちゃんはそんなこと思っていないわ。むしろ薫ちゃんは皆本さんにずっと謝って自分を責め続けているわ・・」
「紫穂、それホンマなん??」
「ええ大体は私が透視したわ。でも薫ちゃんも高レベルエスパーだから、全部は透視できないし・・それに全部透視するのもちょっとね・・」
「分かった。紫穂ありがとな」
「それと・・これは言っていいのかわかんないけど、薫ちゃん少し心を閉ざしていたわ・・」
「心を閉ざす・・薫が??でも、それって何か強い思いを抱えてないとできひんのよな??」
「ああ・・そうだが紫穂、薫が一番思っていたことは?」
「・・これは言わない方がいいかもしれない。」
「紫穂、薫が心を閉ざしてるって異状やで!!あの薫が何で・・」
「紫穂、頼む。教えてくれ・・」
「わかった、葵ちゃんと皆本さんが・・そこまで言うなら、薫ちゃんね・・心の中ですっごく悲しんでる。」
「悲しんでるやて!?」
「薫が・・」
「ええ、心の中で今の薫ちゃんが泣いてるの。そして幼い薫ちゃんと葵ちゃんと皆本さんと私が何故かいるの・・。薫ちゃんは過去の私たちを見て羨ましそうに泣いてるの・・」
「でも何で小さい頃のうちらが薫の心の中におるんや?」
「多分・・人は誰でも幸せだった頃のことを心の中のどこかで思ってるの。薫ちゃんは多分・・・」
「そのときが幸せだったってことか・・・」
薫・・あの頃が幸せだったのか?僕はもっと君に幸せになってほしかった。
薫、もうこれ以上君に辛い思いは絶対にさせない。
「葵・・紫穂帰ろう。薫のことなら大丈夫だ。僕が絶対、薫を連れ戻してみせるから」
「皆本はん・・わかったで!!うちらは・・」
「皆本さんを私たちは信じてるわ」
葵・紫穂ありがとう。今の僕にはとっても心強いよ、
薫絶対に君を悲しませない。
- Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.43 )
- 日時: 2009/11/28 22:51
- 名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)
皆本・・あなたは今何をしているんだろう?
何かあたし変だ・・皆本のことばかり考えてしまう。
ねえ皆本、正直あたしこんな未来になって辛かった・・
何で辛いのかわかったよ・・それはね皆本たちといろんな思い出があったからだと思う。
楽しい思い出・・辛い思い出・・悔しい思い出・・いろんな思い出を積み重ねていったよね?いろんな思い出があるからよけいに悲しいんだよ・・
初めて出会ったとき、一緒に任務したり、海に行ったり・ばーちゃんの別荘に行ったり・皆本も子供になって一緒に学校行ったり・皆本がハエ男になってしまったり・皆本のお見合い・BABELのみんなでキャンプに行って大騒ぎになったよね?それから、みんなであたしの誕生日のお祝いしてくれたり・・
本当にいろいろあったよね?あたしたちは、いろんな思い出を積み重ねていったよね??
そのときは、ただ楽しいとしか思っていなかった。
だけど今はそれが、どれほど幸せでかけがえのない時だったか思い知った。
そういえば、あのオルゴールの写真を撮ったときあのときは・・なぜかあの日撮りたかった。
だって明日がどうなるかなんて・・誰にもわからないから。
そう・・あの日のあたしはこんな未来がくるなんて、ぜんぜん知らなかった。明日がどうなるかなんて誰にもわからない・・そんなことを思いながらだんだん見えない明日は通り過ぎてきて・・この未来がきた。
そう、これはどんなに悲しくても切なくても胸が張り裂けそうでも
これが・・あたしの運命だから。
- Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.44 )
- 日時: 2009/11/29 20:41
- 名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)
本当に本当にいろんな思い出があった・・
だからこそこんなに悲しいんだ。
あたし分かったよ。愛って切ないね・・あたしは皆本を愛してる。でもそんな、願いは叶わない・・
ううん叶わなくなってしまった・・。
キャリーは皆本と両思いだった・・だけど二人は叶わない恋だった・・キャリーが消えた時幼かったあたしはこう言ったんだよね・・
「世界中で一番大事だと思ったんだったら・・あたしだったら・・」
って言ったよね。あたしだったら・・絶対その人を追いかけていく、そう思ってたけど言葉にできなかった・・なんでだろ??
だけどキャリーと皆本の気持ちは薄々気づいてたよ。この二人の仲にはあたしは入れないんだ・・って。
皆本が好き・・だけど叶わない恋って気づいてしまった、キャリーは今のあたしみたいな気持ちだったのかな??
叶わない恋は甘かったりもするけど・・甘いの何倍も切なくて悲しいね・・。
気づかない方が幸せだったのかもね・・
あたしは皆本が大好きなんだ・・愛してたんだ。
だから、叶わないけど言いたい・・最後に言いたい、だからあの予知のときに・・
「大好きだったよ、愛してる」
って言うんだね・・告白するんだね。
だけどそれを言っても、皆本の返事は聞けないんだね。
聞きたかったな・・皆本の返事。ダメってわかっていても、素直な気持ちを伝えて話してみたかった・・
だけどそれを言って返事を聞く前に、あたしはこの世に居なくなっちゃうもんね・・
仕方ないんだよね・・・
皆本・・こんな状況じゃなかったら素直にあたし言えたよ?えらいでしょ・・?そりゃあ中学くらいのときから皆本が好きって気づいてたけど、そんなこと言える勇希なんてあたしにはないよ・・・。
だって自分でも何となくわかってたもん。皆本はあたしを好きじゃない・・だからこの恋は叶わないんだって。
だから諦めようとした。何度も何度も諦めようとしたけど無理だった・・。
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