二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 絶対可憐チルドレン 未来は・・・
- 日時: 2009/11/26 21:53
- 名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)
前に書いていたのですが削除されていたので、もう一回書いていきます!!
絶対可憐チルドレンの未来小説です!!
ほとんど私の予想だったりオリジナルの部分もあって下手なんですけどよかったらアドバイスやコメントください!
後、前のスレでコメントしてくれた英恋さんありがとうございました♪これからも頑張っていきたいです!
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- Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.35 )
- 日時: 2009/11/26 22:16
- 名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)
あたしが行きたくなった場所。そこは・・あの予知のとき、あたしが皆本に撃たれるはずの場所だった・・
ここはBABELの屋上・・
ここから見る景色は今も昔も同じだね・・
でも多分、あの未来がくるときにはもう・・こんな景色見れないんだよね・・。
そういえば、いつだったかな?葵と紫穂と皆本とあたしでここに来たよね??
もういつのことだったか忘れちゃったけど・・
ここは・・この場所は思い出のつまった所。
確か四人で夕日を見たよね・・?
それで何か約束したっけ?
確か・・あたしが言い出して・・
「葵、紫穂、皆本!!あたしらは大人になってもずっとずっとチームだからな♪BABELの特務エスパーザッチルドレン。」
「薫ちゃん・・そうね♪」
「そうやな・・約束やで?」
「そうだな。薫。僕らはずっとチームだ・・仲間だ。」
「でもこの約束すぐに忘れちゃいそうね?特に言いだしっぺの薫ちゃんとか。」
「そうやな〜薫ならありえるかもな!薫、自分が言い出しといて忘れたらあかんで?」
「忘れねーよ!絶対・・いや一生!」
「一生は大げさだぞ薫。君達だっていずれ大人になる。そしたら、みんな自分の夢に向かって進んで行くさ。」
「あたしの夢か・・あたしは皆本のお嫁さんになることー」
「ずるいで〜!うちも皆本はんのお嫁さんがええ!」
「なに二人で抜けがけしようとしてるの?こういうときは可愛くて何でも完璧な私が!」
「おい・・三人とも!何つまらない言い争いしてるんだ?君達は自分の決めた道をゆっくり歩いていくんだ。エスパーは何にでもなれるし、どこえだって行けるんだ・・」
「皆本・・」
「皆本はん・・」
「皆本さん・・」
- Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.36 )
- 日時: 2009/11/26 22:17
- 名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)
「そうだよな!だけど皆本、あたしらの夢は皆本のお嫁さんだって言ってんだろ!?じゃあ今、ここで皆本が決めろよ!!」
「えっ・・何を言い出すんだ!!薫。そんなことできるわけないじゃないか。なっ?葵、紫穂。」
「確かにそれ、ええ考えやで!!薫。よっし実力行使や!!」
「そうね♪今言えないのなら私が透視してあげる♪それなら文句ないでしょ?」
「ちょっと待て!!三人とも。落ち着け。」
「だって・・今そうでもしないと皆本ぜってーいい女見つけて、あたしらのことなんか・・」
「せや、うちら不安なんやで!!皆本はん・・けっこうええ男やから・・」
「そうよ・・またキャリーみたいな人が現れたら、私たち・・どうすれば・」
「三人とも、その心配はないよ。僕は君達が大人になるまで、ずっとそばにいる・・。それも約束だ。」
「ほ・・本当だな!?約束破ったら、ぶっ飛ばすぞ!」
「皆本はん・・今のホンマやな?絶対やで!」
「その言葉に嘘はないのね・・。もし嘘だったら、皆本さん恐ろしい目にあうわよ?」
「本当だ!絶対に僕は君達といつまでも一緒にいる。君達が自分の道を見つけるまでずっとな。」
その言葉すっごく嬉しかった♪なんか皆本に言われたら心が温かくなるような気がしたんだ・・
「さあ、そろそろ寒くなってきた!僕達の家へ帰ろう。」
「おう!」
「せやな!」
「そうね、帰りましょう♪」
「あたしたちの家にな!!」
でもその言葉、いつも言われてるのに何かそのときだけ、すっごく嬉しかった・・。そのときはよくわかんなかった・・でも子供の頃のあたしもなんとなく、わかったんだろうな・・。
- Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.37 )
- 日時: 2009/11/26 22:17
- 名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)
三人とも・・ごめんね?葵や紫穂の言ったとおり、あたしから裏切っちゃった。
あたしらは、ずっと大人になってもチーム。
それが今は敵同士なんて・・そのときの、あたしたちは考えもしなかっただろうな・・。
でも皆本はあの未来予知のこと知ってたんだよね?だったら皆本には未来のあたしが敵になってるっていうことくらいは分かってたはず・・なのに。
あたしを信じてくれてたんだね?ずっと・・。
多分、次ここに来るときは・・あたしは皆本といるだろうね・・。
皆本は優しすぎるから、なかなか撃てなかった・・。だけど、もうこれ以上戦いたくない!そんな気持ちで決心したのがあの答えだもんね・・?
本当・・あたしからあの約束を破っちゃった・・
バカだ・・
「ドーーーン!ボッカーン!」
「・・!?今の音は・・」
明らかに爆発の音だ。また普通人とエスパーが戦ってるのかな・・?
まあ武器を使うってことは普通人だろうね・・
「さあ、見つかるとまずいから・・あたしも帰ろう」
「薫!ちょいと待いや!!」
「どこへ行こうっていうの?」
ああ・・よく聞き慣れた声がした・・。
「葵・・紫穂。どうしてここに・・」
「どうしてって、ここはBABELの屋上やで?うちらが、おってもおかしくはないやろ?」
「聞きたいのは、こっちの方よ!薫ちゃんこそ・・どうしてここに?」
この二人怒っているんじゃないの・・
「・・・・・別に」
「私たち怒っているわけじゃないわよ?」
「せや、薫がここに来たんなんか理由があるんやろ?」
「ちょっと昔を思い出してね・・あの約束覚えてる?」
「ああ、あの日のことね!」
「忘れるわけないやろ?確かうちらはずっと・・」
葵はそこからが言えないようだった・・
まあそうだよね?裏切った人が今ここにいるんだから言えるわけないか・・
- Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.38 )
- 日時: 2009/11/27 18:53
- 名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)
「あたしらはずっと大人になってもチームでしょ?どれであたしは一生って言ったよね?」
「そうやったな・・」
「そうね・・あのときはそんなこと言ったわね」
「あのときの約束破ってごめん・・じゃあ、あたしは用はないからもう帰るね」
「帰るってどこにや!?」
「決まってるでしょ?PANDRAのアジトだよ?」
「そう言うと思ってた・・悪いけど薫ちゃん今あなたを行かせるわけにはいかないわ!」
「だったら、どうするの・・?」
「ごめんね・・薫ちゃん」
紫穂はあたしに銃を向けた・・
「薫、なんであんたはこんなこと・・戦争を激しくさせるんや!?」
あたしは紫穂の持っている、銃を壊した・・
「あっ・・薫ちゃんあなた・・」
「二人とも、あたしを恨んでるだろうね。だけど二人ともいずれPANDRAに来るよ」
「そんなわけ、ないやろ!?」
「薫ちゃんと一緒にしないで!!」
「あたしが何を見てきたかを見れば気が変わるよ。」
「そんなん、ただの言い訳や」
「そう思うなら今度見せてあげる」
「薫ちゃん・・もう本当にBABELに戻ってくる気はないの?私たちは薫ちゃんを・・」
「悪いけどもう答えは決まってるから。あたしはBABELには戻らない、いいえ戻れない。そう言った方が正しいのかもね・・」
「一体どうして・・?あなたのせいで皆本さんは・・」
「紫穂、落ち着けや!あっ・・見てみ!あれ・・」
「あっ・・・」
二人が見たのは夕日だった・・
- Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.39 )
- 日時: 2009/11/26 22:19
- 名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)
「夕日・・きれいね。まるで・・あの約束した日と同じような夕日」
あたしも思った。本当にあの頃と同じ、きれいな夕日。それにこんな状況でも、ここだけはあの日と同じ景色・・。
「ここだけは変わってないな・・」
「ここだけは変わってないんやな・・」
「ここだけは変わってないわね・・」
三人同じことを言った・・
息がぴったりなのは過去にいろいろあったからだろう・・
あたしたちが、ずっとあの頃のままでいられたらどんなに・・よかっただろうね。
幼い頃のあたしも今のあたしも、きっとそれを望んでたはず・・
あたしだけじゃない、きっと葵も紫穂もそして皆本も。
本当に本当にいろんなことがあった。
いろいろあって、でた答えがこの未来。
あたしは、あの予知を聞いたとき信じれなかった。いや・・信じたくなかった。
けどこの世界の流れを見てみると、それがだんだん迫ってくるのがわかる・・。
「もう帰らなくちゃ・・。ここにいると今までの過去とかいろいろ思い出しちゃうから」
「薫ちゃん・・・」
「薫・・」
「じゃあね二人とも。」
あたしは、そう言ってサイコキネシスで飛んで帰った。
ねえ皆本・・今日の夕日きれいだったね。皆本は夕日見たかな?
まるであの頃の夕日に見えたよ。あたしは。
今度あそこに行くときは会えるね。
あの予知・・あたしは悔いなんてない。
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