二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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絶対可憐チルドレン 未来は・・・
日時: 2009/11/26 21:53
名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)

前に書いていたのですが削除されていたので、もう一回書いていきます!!

絶対可憐チルドレンの未来小説です!!

ほとんど私の予想だったりオリジナルの部分もあって下手なんですけどよかったらアドバイスやコメントください!

後、前のスレでコメントしてくれた英恋さんありがとうございました♪これからも頑張っていきたいです!

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Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.30 )
日時: 2009/11/26 22:13
名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)

「ばーちゃん・・それ以上あたしの仲間を傷つけたら許さないから。」

あたしは、ばーちゃんと京介のいるところに飛び出した。本当はこんなかたちで会いたくなかったけど・・

「薫ちゃん!?あなたどうして・・・」

「ふふ分かっただろ?不二子さん。女王はPANDRの仲間だ。君達の敵というわけさ」

「・・薫ちゃん。本当にそれでいいの?」

ばーちゃんが、あたしの方に視線を向けた。あたしは何故か目をそらしてしまった・・

「もし、そうなら私は敵のあなたをこのまま見過ごすわけにはいかない。」

「やっぱりそうなるんだ・・でもあたしもここで負けるわけにはいかないの。」

「ごめんね・・薫ちゃん。」

ばーちゃんがサイコキネシスで、あたしに攻撃してきた。ばーちゃんやっぱり強いね・・

でも・・・あたしは・・

あたしもばーちゃんにはむかうように攻撃をした・・お互いのサイコキネシスがぶつかり合っている。まったく勝負がつかない。これ以上やり合っても無駄だ・・

あたしはいっきに力を強めた・・

ばーちゃんは耐え切れなくなって壁に飛ばされた・・

「キャアアー薫ちゃん、あなたがそこまで強かったなんて・・」

ばーちゃん、あたしはもう昔のあたしじゃない・・」

あたしはその場を京介と離れようとしたら・・

「私たちは、あなたのあの未来を避けたいの!もちろん皆本くんだって私と同じ気持ちよ!薫ちゃんは違うの?」

ばーちゃんはあたしにそう言った・・

あたしはもう昔とは違う・・」

ねえ、もっと早く皆本もあたしもみんなお互いの気持ちに気づいてたら、こんな風にはならなかったのかも・・

今頃気づくあたしはバカだね・・・

でももう戻れない・・失った時間は二度と取り戻せない・・。

「薫ちゃん、今貴方が考えてることは私にはテレパスがないからよめないわ。でも、貴方の顔を見ると何となくわかる気がするわ・・。あなたはその考えでいいの?」

「っ・・・」

わかんない!!自分でもわかんないよ。でも世の中の流れなんか、あたしたちには変えられない!それにこれが宿命なんだよ・・あたしは皆本の敵になって皆本があたしを撃つ。これは皆本を裏切ったあたしへの罰とも言える・・

Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.31 )
日時: 2009/11/26 22:13
名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)

「わかっているだろう?不二子さん。女王はもう君達の仲間になる気なんか、ぜんぜん無いんだ。いいかげん諦めたらどうだい?」

京介がため息をついてそう言った・・

「薫ちゃん、皆本くんはあの予知を必ず変えてくれるわ。あなたは昔から皆本くんのことを思ってるんでしょ?」

「皆本なんか、どうでもいい・・」

この言葉に嘘はない。もう関係ないんだよ、あの予知の日まで皆本のことは忘れなくちゃ・・

そう思った・・いや思い込ませた。

「薫ちゃん、今の皆本くんを一番傷つけてるのはハッキリ言うとあなたよ・・」

その言葉に心が痛んだ・・皆本をあたしが傷つけてる・・あたしが。

「皆本くんが、かわいそう・・それであなたはいいの?」

「不二子さん君は少し勘違いしているようだね。かわいそうなのは女王の方さ。この不景気な世の中で女王は皆本くんといた。だけど普通人とエスパーの差別は激しくなる一方。それに皆本くんは女王に「必ずこの世の中は僕が変えてみせる」って言ってたけど・・」

京介・・何が言いたいかはあたしには何となくわかるよ。だけどそれが正しいのかはわかんない。

「そう言ってたけど、みなよ?このザマ。何が世の中を変えるだ。ますます酷く争いの世界になっていくんだ。普通人ごときが巨大な流れを変える力などもっていない。」

「皆本くんなら必ず・・」

「奇麗事なら誰にでも言えるさ!!それにあの未来予知、あいつに女王は殺されるんだぜ?明らかにかわいそうなのは女王の方じゃないのかい?」

「その予知が百パーセントってことは、まだわかんないでしょ!?」

「いいや、その予知はほぼ確定しているんだ。普通人が未来など変えられるわけがない。」

あたしは今・・どっちが言ってることが
正しいのか、わからなかった。

Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.32 )
日時: 2009/11/26 22:15
名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)

っ・・薫ちゃん・・運命のあの予知の日までもう時間がないわ。早くやり直さないと手遅れになるわ!」

手遅れか・・もう手遅れだと思うんだけどね。そんなこと言ったら相手を余計、挑発させちゃうからね・・

「ばーちゃん・・知ってると思うけどこの普通人とエスパーの最終戦争、普通人は誰がやってるのか知らないけどエスパーに指示しているのは、あたしや京介なんだよ。それを知っている普通人は多いよ・・そんななか皆本があたしを殺さなかったら皆本はどうなると思う?敵を殺さないんだよ・・?あたしだったらその人は裏切り者だと思う。」

「薫ちゃん・・どうしてそう思うの?皆本くんは最悪の場合あなたを死なさないために自分で自分を撃つ決意をしたりしてるのよ?」

「それはないよ・・じーちゃん(伊号)が予知した未来は100%でしょ?」

「彼なら未来を覆せるわ。・・彼だってあなたのために過去はすごく苦労してたのよ?でも過去の彼は未来を変える・・それだけに必死で大切なものがわかっていなかった。まるで今のあなたみたいにね・・」

「何が言いたいかわかんない。でもばーちゃん早いところエスパー側についといたほうがいいよ。だってエスパーと普通人なら完全にエスパーの方が有利。それに普通人側についてるエスパーはたったの数人。人数では弱い普通人が多い・・それを守りながら普通人側のエスパーは攻撃するんだよ?いくら頑張ったってそっちが不利な状態になるのは時間の問題。」

ばーちゃんは黙ったままだった・・

そのとき京介が何かの気配を感じ取った・・

「女王、そろそろ皆本くんたちがここに駆けつけてくるみたいだよ?君が話したいことがあるのなら、それでいいけど・・」

「京介・・帰らない?。皆本たちが来る前に・・」

「じゃあ行こうか・・女王。」

あたしと京介はテレポートした・・

「薫っ  兵部!!」

「皆本くん・・」

「管理官・・薫と兵部は!?」

「もう行っちゃったわよ・・」

「そうですか・・薫・・」

「皆本くん・・薫ちゃんはもう昔とか違ったわ。絶望にあふれた目をしてた・・だけど心のどこかでは、あなたを必要としていたわ・・その証拠に皆本くんがくるって聞いて、とても悲しい表情をしていたわ。ほんと今にも泣きそうだった。」

「管理官・・薫が僕を必要としているのなら僕は力になってやりたい僕はそう思っています。」

「皆本くん・・運命を変えるには守るだけの優しさじゃ弱すぎるわ。あなたは強くなりなさい。」

「わかっています。僕はあの未来は絶対に変えてみせます、そして・・薫を連れ戻します。」

「皆本くん頑張ってね♪愛は世界を変えるのよ!!」

昔はこの意味がよくわからなかった僕でも今は・・

「はい、わかっています。」

薫・・必ず僕が君を守ってみせる。

どんなことがあっても絶対に・・

Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.33 )
日時: 2009/11/26 22:15
名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)

その頃あたしと京介は本拠地に戻っていた・・

皆本・・なんであたし避けちゃったんだろ?それに皆本の顔見るとなんか涙がでてくる・・。あたしどうしちゃったんだろ?

まだ皆本をもしかしたら信じているのかな・・心の中のどこかのあたしが・・

そうだとしても・・あの予知は必ず来る。今、もし皆本の手をとったって、あの予知のときお互い悲しくて苦しむだけだ・・

そうなるなら今は・・もうどんなに辛くても我慢しなくちゃ。あたしは自分に必死にそう言い聞かせた。

皆本・・あなたは本当にあたしの人生の光だった。
いつもあたしを導いてくれた。光の当たるところに。
あなたがいれば、何も怖くなかった・・一番あなたを信頼してた・・。ごめんね。

エスパーと普通人の最終戦争・・この戦争で生きるか死ぬかが決まる・・

この戦争エスパーを率いるのは兵部京介・・あたしの役目はこの戦争を勝利へと導くこと。

この戦争は・・決着が着くまで終わりそうにない。

  この戦争・・果たして勝利するのはエスパーか・・・

普通人か・・どっちなんだろう・・?

だけどそれを答えてくれる人は誰一人いなかった。

Re: 絶対可憐チルドレン 未来は・・・ ( No.34 )
日時: 2009/11/26 22:15
名前: ゆうか (ID: Y3Tx/RoT)

もし、あたしの隣に皆本がいてくれたら答えてくれたかも知れないね・・・

幼い頃は、それが当たり前だった。けど幼い頃のあたしも皆本が隣に居ないことなんて、ありえなかった。

それだけは・・子供だったあたしでも、よくわかってたんだよ?皆本。

そう、ただそれだけは・・わかってた。でもね、それってすごく大事なことだと、あたしは思う。

けど大人になって、あたしは子供のときただ唯一わかってたその気持ちをなくしてしまった。

でも、もし皆本がいたら「こんな戦い終わりにしよう、これ以上人を傷つけないでくれ」って言ってくれたよね?敵も味方もなく。

皆本は昔から優しいからね・・だけどその優しさ、今の荒れた普通人から見たら、きっと皆本はよくは思われていないはず・・なのに考えを変えないっていうところが皆本らしいね。

でも、いくら願ったってもう叶わない夢となってしまった。

あたしは、ふとあるところに行きたくなった・・

そして、あたしはその場所に行ってみることにした・・


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