二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【ボカロ】悪ノ物語【小説】完結!(?)
日時: 2011/04/24 19:15
名前: 奏 (ID: DcPYr5mR)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=10428

こんにちゎ、奏/かなで(元・都和★)です。
小説(一応)初挑戦です。
暖かく見守ってくださると嬉しいです♪

★荒らしとか中傷とかお断り。
★チェンメもお断り。
★ボカロ嫌いな人は回れ右。
★奏のことが嫌いな人もなおさら回れ右。
★更新超遅いけど許してください。
★「悪ノシリーズ」知らない人は、一度曲を聴くといいかもしれないです^^

とりあえず、自分なりに悪ノシリーズを小説化してみようと思いました。。

表現が変だったり誤字があったら教えてください;
あくまでも解釈は「自分なり」なのでそこらへんはご了承くださいませ。

「〜視点」というものがあるのは番外編と番外編後の本編のみです。
他本編は客観的なナレーションでお送りしています。

参考・原曲  悪ノ娘  悪ノ召使
       リグレットメッセージ
       Re birthday
       South North Story(これは若干?)
       白ノ娘
       その他、緑の娘など・・・。




4/24 追記 上のURLから、複雑ファジーの新しい小説に飛べると思います。

      よければ見に来てやってくださいまし^^

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Re: 【ボカロ】悪ノ物語【小説】コメ募集;; ( No.294 )
日時: 2011/03/26 00:06
名前: 奏 (ID: ADnZqv8N)

>>293 夏茱萸s

銀魂ですか・・・あとで探して読ませていただきます^^

もしかしてボカロ小説もやってたりします?


はい、ありがとうございます!w
ネタ切れなので終わり方があやふやというかグダグダになると思いますが;;






■奏の戯言■

やっぱりせっかくなので

ちょっとだけ「トワイライトプランク」も入れたいと思います。

考えていたより長くなりますがお付き合い願います

Re: 【ボカロ】悪ノ物語【小説】コメ募集;; ( No.295 )
日時: 2011/03/26 11:31
名前: 奏 (ID: gE35uJOs)

第24章 凛視点

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

頭が痛い。

目を瞑っているのに、なんだかぐらぐらする。

目を薄く開けた。

そこにあるのは白い世界ではなく、白い天井。

見覚えのある天井・・・たしか・・・そうだ、保健室。

「凛、大丈夫?」

心配そうに私の顔を覗き込んだのは美紅だった。

その隣には羽玖が座っている。

「・・・あ、あれ?なんで私・・・。」

「授業中に倒れて、保健室に運ばれたんだよ・・・覚えてないの?」

「ん・・・と・・・どうだったかな・・・。」

私は布団に包まったまま曖昧に返事をした。

すると、カーテンの向こう側から、保健の先生の声がした。

「鏡音さん、夜ちゃんと寝てないでしょ?ちゃんと寝なくちゃまた倒れるわよー?」

「あ、あはは、バレちゃってましたか。」

私が笑って誤魔化すと、2人の友人は、寝なくちゃだめだよと叱った。

でも、何故だろう。

今日倒れたことは、寝不足が原因なんだろうか。

どうしても、私はそう考えることが出来なかった。

「・・・で、具合はどうですか?」

羽玖が心配そうに尋ねる。

もうめまいも頭痛もほとんどなかった。

「もう大丈夫だよ。

 それより2人とも、授業は大丈夫なの?もう時間じゃない?」

「あ!そ、そうだった、行こう羽玖!・・・じゃあ凛、あとでね。」

笑顔で2人はカーテンをくぐり、保健室から出た。

・・・と思ったけど、どうやらまだ出てないみたい。

私はベッドの上だから、外の様子が見えないけど・・・。

保健室に別の人物が入ってきたみたい。

美紅の元気な声が聞こえる。

「凛なら、一番奥のベッドで寝てるよ。」

“サンキュ”という言葉のあと、美紅と羽玖が保健室を出た音がした。



私のすぐ横のカーテンが開かれる。

「凛、大丈夫か?」

そこにいたのは、優等生で私の双子の弟、蓮だった。

「蓮・・・なんでここに・・・授業は?」

「凛が倒れたって聞いたからさ。ちょっと様子を見に。」

再び保健の先生の声がした。

「優等生の鏡音くんがサボり??珍しいわね。」

蓮は無邪気な笑顔で先生に答える。

「人聞き悪いですよ先生。ちょっと熱っぽくて来たんですよ。

 で、そのついでに凛を見に。」

「つ、ついでって何よついでって!!」

思わず声を荒げる。

先生は体温計を蓮に渡し、蓮は私の寝ているベッドの近くにある椅子に腰掛けた。

「ま、そんだけ声はれるんなら大丈夫だな。」

蓮は優しいけれど、たまにからかうような言い方をする。

・・・まぁ、それが楽しいんだけど。



「なんか昔を思い出すよなー。」

いきなり蓮が口を開いた。

「昔?昔って、昔の何を思い出すの?」

「ほら、小さい頃、凛も俺も風邪で寝込んだりしただろ?

 2人同時に風邪引くことはそんなになかったけどさ。

 そんな時、必ず寝込んでる相手に対して俺らが読んであげる物語あったの、覚えてない?」

よくそんなに昔のことを覚えているなと感心してしまう。

たしかに、はっきりとは覚えてないけど、なにか物語を読んだ気がする。

私たちが生まれる前から家にあった本。

どんな話だっけ・・・??

「蓮は、どんな話だったか覚えてる?」

ピピピピッという音を鳴らし始めた体温計を取り出しながら、蓮は言った。

「うーん、まぁ、なんとなくなら覚えてる。

 何度も繰り返し呼んだ物語だし。・・・それになんか、変に興味があって。」

37.4。

微熱だが、とりあえず1時間は保健室で休むということになった。

「・・・と、じゃあ先生は出張で抜けるわね。

 鏡音姉弟は、4時間目が終わったら教室に戻ること。辛かったら、他の先生に言いなさいね。

 あ、あと保健室の電気は消してくること!じゃあね。」

そう言って先生は保健室をあとにした。

「蓮、熱平気??」

「ん?あぁ、全然平気。俺実は平熱高いほうだし。」

自分の額を摩りながら蓮は答えた。

「それより、その物語、今ここで話してやろうか?暇だし。」

なんでいきなりそんなことを言い出すんだろう。

今までも、私が風邪で保健室に来たりしたことはあったのに。


とりあえず、幼い頃の経験を思い出したくなって、私は『聞きたい』という風に小さく頷いた。

布団に包まったままの私を見ながら、

蓮は一呼吸置いて、幼き日の物語を話し始めた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

Re: 【ボカロ】悪ノ物語【小説】コメ募集;; ( No.296 )
日時: 2011/03/26 15:54
名前: 夏茱萸 (ID: wJNgr93.)

蓮くん登場でテンション上がった夏茱萸でございます((

あ、ボカロ小説最近始めました><
秘蜜〜黒の誓い〜っていう曲です。

トワイライトプランク楽しみです♪
もちろん最後まで付き合います!!

更新頑張ってくださいね〜☆
応援してます!

Re: 【ボカロ】悪ノ物語【小説】コメ募集;; ( No.297 )
日時: 2011/03/26 16:54
名前: 京香 (ID: fS3ho1RJ)

.



    始めましてボカロ好きの
    京香きょうかです!

    他にもゲゲゲの鬼太郎という
    アニメも好きなんですよ(ウザっ


    陰から見てましたが、
    凄く面白かったですっ!!
    これからも頑張ってくださいね★!



.

Re: 【ボカロ】悪ノ物語【小説】コメ募集;; ( No.298 )
日時: 2011/03/26 23:03
名前: 奏 (ID: gE35uJOs)

>>296  夏茱萸s

優等生というわりに口が悪いという設定の蓮君登場です(ry
悪ノ本編の召使レンくんとは結構性格が違いますが;

あ、やっぱりw
その小説ならちらっと覗いちゃいましたww((
また覗きに・・・じゃない、読ませていただきますねw

>>297 京香s

初めまして^^
マジですか!w
そういって頂けるとうれしいですw
ありがとうございます(´ω`*)



■奏の戯言■

トワイライトプランクは、あまり深い解釈はしません。

そのまま「昔読んだ物語」として使っていくので

曲の歌詞から想像したものとします。

(というか、トワイライトプランクの解釈ができなかったんですが;)

正直トワイライトプランクの終わらせ方も考えてません((


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