二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! 七夕騒動篇
日時: 2011/02/25 19:46
名前: ポルタ (ID: MMm5P7cR)

 ポルタと申します。
 二次小説を書くのは初めての初心者です。

 さて今回は「銀魂」の二次創作小説となります。
 
 文章っていうか、文才が死ぬほどない奴なので、どうか手加減をお願いします……。

 この小説を見て下さったあなたは偉人です。
 コメントを下さった方はマジ神様です。

 どうぞ、ごゆっくりしていってください!
 

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Re: 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! ( No.85 )
日時: 2011/01/26 20:03
名前: ポルタ (ID: MMm5P7cR)

第三話(万事屋Side)

「ええ? ……織姫に合わせてほしい?」

 私は、大声を上げそうになりながら、なんとか口をつぐむ。

 彦星は「はい」と、頷いた。
 聞き間違いってわけじゃ、なさそうだ。

「なんで、敵対する家の姫に?」
「それは……」

 新八の問いに、彦星は声を潜めて答える。

「昔は……両家とも、仲が良かったのです。それが、数年前の出来事で……織姫が天野家の人間を装った外部の人間に撃たれてからというもの、その深い仲も決裂しました。織姫の足が不自由になったのも、それからです」

「そんなことが……」

 数年前の出来事——としか事情は聞いていなかった。
 天野家が吉良家に攻撃をしかけた、とかくらいしか聞いていなかったのだけれど、これは深い事情がありそうだ。
 昨日の敵は今日の友ならぬ、昨日の友は今日の敵か。

 しかし、その外部の人間というのは誰なんだ?

「ろくに話もできずに、決別してしまったから——彼女と話したい。会って、話をして、彼女と向き合いたい」

 真摯な瞳。
 真剣で、目の前のことをしっかりと見据えた目。

「——そうは言ってもよ……」

 と、銀さんが困ったような声を出す。
 ちらりと、障子の向こうを指さした。

「外は看守さんやら衛兵さんやらで一杯だぜ?」

 障子越しに見ても、各地から集められた護衛の人たちが蠢いている(うごめいている)のが分かる。決して、人数は少なくないだろう。

「それで、困ってるんですよね……」

 彦星も、決めかねているようだ。
 これだけの人数に、どうやって話をつけるのか?

 考えるより先に、口が動いた。

「認めてもらえないなら、脱走すればいいじゃん」

 と。

 口先から、そんな言葉が出てきた。
 そんなこと、言うつもりはなかったのだけれど——、

「つまり、強行突破ってことだよ」
「……そんなこと、できるんですか?」

 彦星が、ちらりと一同を窺う。
 神楽ちゃんが、

「当たり前ネ!」

 と、力強く宣言する。
 それに続いて、

「銀さん、やりましょう!」
「……ああ、そうだな。俺は、守るために刀を使うって決めてんだ」

 銀さんが、深く頷く。
 腰に差した『洞爺湖』に、手をかけた。

 そして。


「彦星さんは、私たちが守る!」


 はっきりと、くっきりと宣言する。
 その決意に、揺らぎの余地などなかった。

Re: 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! ( No.86 )
日時: 2011/01/26 20:17
名前: ポルタ (ID: MMm5P7cR)

第三話(零Side)

「え……今、彦星に会わせてほしいと、そう言ったのですか?」

 僕が、驚愕を隠せずに声を上げる。
 織姫は、確かに「そうです」と、頷いた。

「どうして、敵対する家の姫と?」
「それは、あの……」

 と、織姫は少し逡巡する。
 そして、あまり間を空けずに、

「昔……吉良と天野は仲が良かったんです……でも、天野家から銃弾が撃ち込まれて……それで、私が歩けなくなっちゃってっ」
「知りませんでした……そんなことが?」

 そしたら、なお悪いじゃないですか。
 天野家を憎んでも当然だと思うのですけれど……?

「でも、私は、信じてます。彦星くんの育った城の人間が、私を撃つようなことはしないって」
「……」

「だから、彦星くんと会って、きちんと話がしたいの」

 まっすぐな瞳で、正面を見据える織姫。
 決意は固そうだった。

「……でも、外の衛兵さんたちはどうしようかなって。私なんか、足は動かないし」

 落胆したような声を出す織姫。
 路頭に迷っている様子だった。

 衛兵をごまかすことができなければ、
 足が不自由で走れないのだったら——、

「力づくで突破ですよ」
「……え?」

 織姫は、頓狂な声を出した。
 口はぽかんと開いている。

「できるの?」
「できますよ。腕っ節には自信があるんです」

 僕は、軽くウインクしてみせる。
 そして、

「でも、歩けないのに」
「そんなのは、簡単ですよ」

 織姫を持ち上げて、肩に背負う。
 腰のあたりを片手でおさえれば、防御くらいはできる。

「こういうことです。僕がアシになればいいわけでしょう?」
「……そうだけどっ」

 織姫は、顔を真っ赤にする。
 なんか、自分がいじめっ子みたいな気がしてきたため、再び地面に下ろした。


「あなたは、僕が守って見せますよ」


 にこりと、笑って言った。
 顔を赤くしたまま、織姫は慌ただしく頷いた。
 
 

Re: 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! ( No.87 )
日時: 2011/01/26 21:32
名前: 海苔 (ID: KhKffjC.)
参照: 君のための物語を書いてあげよう

こんばんわ^^

神というより紙のほう正しいですよww
ポルタさんは小6なんですよね。それでその文才とは……お姉ちゃん将来が楽しみだわ←

それでその。友達になってくれたらな、なんて思ってるんですけど……。

Re: 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! ( No.88 )
日時: 2011/01/27 06:26
名前: 甘夏 (ID: CYOxNglE)

更新お疲れ!
私もしなくちゃな…。

皆かっこいい…!
私も混ぜてもらいたいな…って銀魂(小説も)みてると思うなぁ…
 
織姫ちゃん達はすごいね…
自分とは大違い…。

Re: 《銀魂》アルバイト剣士、月詠壱里参上! ( No.89 )
日時: 2011/01/27 17:25
名前: カンナ (ID: r1bsVuJn)

どうも!

黎「零君と、壱里ちゃんかぁ 良い名前だねっ!よろしく!」

梨「零君、壱里ちゃんよろしく!一緒に頑張ろうね!!」

美「壱里ちゃん!壱里って呼んでもいい?」

どうなるんでしょう!楽しみにしてます

美「ポルタさんこんな馬鹿のために頑張りすぎないでね!!」

その通りです!


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