二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.986 )
- 日時: 2011/08/29 09:37
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「・・・だからって一緒のベッドにすることは無いんじゃない?だってもう子供じゃないもん」
いちごは言いました。
「でも逃げないようにするにはこうするしか無いんだよ。それに此処は基本2人になれる場所だからね」
リーマスは言いました。
「なんかちょっと脅しみたい・・・。しかも私が逃げることを想定して言っているから怖い・・・」
いちごは言いました。
「ん?いちごの言った事は全部聞こえているんだよ。今日からは拒絶は許さないからね」
リーマスは言いました。
「何となくだけど拒否権無しって遠回しに言っているみたいだね。でも1人占め出来るから良いかな」
いちごは言いました。
「そうだよ。この部屋にはメイドや執事は入れないんだ。よっぽどの理由が無い限りはね」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.987 )
- 日時: 2011/08/29 09:44
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「そうなんだ・・・。とりあえず寝たいんだけど先に寝ても良いかな?もう眠くて・・・」
いちごは言いました。
「そっか。それなら拒否権無いんだから一緒に寝よう。聞きたい事が山ほどあるからね」
リーマスは言いました。
「そう言う事ならちょっと此処では話せないから・・・えっとやっぱり自室に戻るね」
いちごは言いました。
「それは許さないって言ったよね?しかも隠し事はしないって約束をしたばかりじゃないか」
リーマスはそう言うといちごを抱き締めてベッドに倒れました。
「何で?もしかして拒否権が無いっていうのは確実に本当のことを話させる為なの?」
いちごは聞きました。
「それもあるかな。だけどね何でも抱え込むいちごを救うにはこうするしか無いんだ」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.988 )
- 日時: 2011/08/29 09:50
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「やっぱりリーマスには勝てないよ。私の考えている事をはっきり当てちゃうんだから」
いちごは言いました。
「それじゃあ何か隠し事をしているんだね。いちごには隠す権利は僕の前では無いから」
リーマスは言いました。
「そうなったら話すしかないのかな?だけど話した方が楽になるっていうのは分かってるわ」
いちごは言いました。
「本当に隠し事をするのが好きだよね。まるで学生時代のいちごに戻ったみたいだよ」
リーマスは言いました。
「えへへ。あの時も隠すのが普通だったからね。何となくあの頃の話が聞きたくなっちゃった」
いちごは言いました。
「分かったよ。それじゃあ明日からの為に学生時代を振り返ってみようか。一番面白かった話で」
リーマスは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.989 )
- 日時: 2011/08/29 10:37
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
〜回想〜
この日、いちごはリーマスを除いたメンバーに呼ばれてとある空き教室に来ていました。
「ねぇもうすぐリーマスの誕生日よね。なんか今年はサプライズでパーティーをしてあげたいね」
リリーは言いました。
「そうだね。リーマスを驚かせてみたいわ。だって今までだと逆に驚かせられているんだもの」
いちごは言いました。
「そう来ると思ったからとっておきの作戦を考えて置いたぜ。これなら最高に面白いパーティーになるさ」
シリウスは言いました。
「そうそう。まずはリーマスに秘密でこっそりホグズミードに行ってプレゼントを買ってこよう」
ジェームズは言いました。
「リーマスはピーターに付きっきりだから離れられないだろうし来る事はまずありえないわ」
リリーは言いました。
「俺たちは3人で1つだからいちごは何か特別なものを用意しろよ。喜びそうなものをさ」
シリウスは言いました。
「それで僕たちはパーティーの会場とかを整えるから時間になったらいちごはリーマスを連れて来て欲しいんだ。適当に嘘でも考えて会場まで誘って欲しいんだ」
ジェームズは言いました。
「だけど私が嘘を吐いたらばれちゃうよ。だってリーマスとは隠し事をしないっていう約束をしているんだもの」
いちごは言いました。
「少しくらいは協力してくれよ。リーマスを驚かせるのが俺たちのしたい事なんだぜ。監督生になってから規則に縛られているリーマスを何とかしてやりたいんだよ。それにいちごはリーマスの彼女なんだからそれくらい出来るだろ」
シリウスは言いました。
「確かに何とかすることは出来るかもしれないけど向かっている間にばれたらどうするの?だって私は素直だから何だって話しちゃうよ。まぁリーマスって澄ましているからビックリさせてみたいっていうのが本音なんだけどね」
いちごは言いました。
「それなら驚かせてみようぜ。もし怒られたってそんなのは気にしないさ。リーマスは自分の誕生日パーティーをやってくれただけで十分だって顔をするさ。その後にでもいちごが本当の事を教えれば良い。それなら分かった後なんだから怒らないよ」
ジェームズは言いました。
「そうだね。それじゃあ頑張ってみるよ。パーティーに参加するのは私たちとリーマスだけで良いんだよね?」
いちごは聞きました。
「うん。ピーターは色んな先生から呼び出されているみたいだし遊べる暇は無いみたいだからね」
ジェームズは言いました。
「私もいちごを応援するわ。リーマスの説得が上手くいかないのなら仕事柄一緒に居る時間があるし、巡回の時にでも言ってみるわ。もちろんパーティーのことは伏せてね」
リリーは言いました。
「ありがとう。だけどまずはプレゼントをどうやって買いに行くかなんだよね。強引に行く訳にもいかないだろうから・・・」
いちごは言いました。
「ならいちごの権利を使ったらどうだ?国王の娘なんだからきっと校長だって理解してくれるぜ」
シリウスは言いました。
「そうね。それじゃあお父様に頼んでみようかな。そうすれば何とかしてくれそうな感じだもの」
いちごは言いました。
「それじゃあ返事が来次第ホグズミードにこっそり行って買い物をして来ようよ。ホグズミードは結構良いものが手に入るからとっても良い場所なんだ」
ジェームズは言いました。
「あぁ。勉強が面倒で逃げたい時なんかには行っているんだよな。まぁ秘密で行っているんだけど。ちなみに秘密にしておいてくれよ。知られたら危険なんだからな」
シリウスは言いました。
「あはは。もしかしたら見つかっているかもしれないよ。だって出欠を確認しているからリーマスは知っているもの。まぁ何処に行っているのかまでは分からないと思うけどお爺様に聞いたら分かるんじゃない?」
いちごは言いました。
「そういえば校長先生は洞察が鋭いんだよね。だから何でもお見通しみたいなのは聞いた事があるよ。リーマスはしょっちゅう行っているみたいだから慣れたらしいけど行き慣れていない人にとってはあまり良い所では無いみたいだね」
ジェームズは言いました。
「そろそろ話を終わりにしないかい?僕は君たちが就寝時間を過ぎて話し込んでいるのを聞いて来たんだけどさ。明日は休みだからって遅くまで起きているのは話が違うんじゃないのかな?」
リーマスは言いました。
「そ、それじゃあ部屋に戻るか。いちごはリーマスと話でもして仲良くしているんだよ。邪魔者は居ない方が良さそうだからね」
3人は居なくなってしまいました。
「もう少しでリーマスは誕生日だね。もし欲しいものがあるのならそれを買って来るけど何か欲しいものはある?」
いちごは聞きました。
「そうだなぁ・・・一番欲しいのはいちごに規則を守ってもらう事なんだけどな。でも強いて言うならホグズミードにあるお気に入りの紅茶店のスイーツが欲しいかな」
リーマスは言いました。
「分かった。お父様に頼んで何とかしてみるよ。そういえばピーターのために始めた個別授業はどんな感じ?」
いちごは聞きました。
「う〜ん。ピーターはしっかり聞いているんだけどなかなか覚えないんだよね。だから先生方に教え方を聞いたり、時々は主席のアーサー先輩に頼んでいるんだ。やっぱり先輩に聞くのは面白いよ。ただピーターは分かっていないみたいで大変なんだけどね」
リーマスは言いました。
「それなら私が小さい頃に勉強で使っていた本でもあげようか?きっとピーターでも分かるかもしれないわ。だけど簡単すぎるからピーターを怒らせちゃうかもしれないわね」
いちごは言いました。
「そういえばこの前のテストの点数が悪かったって聞いたよ。もしかして遊んでいたとかは無いよね?」
リーマスは言いました。
「そ、そんなのある訳無いじゃない。だけど難しかったのは言うまでも無いわ。お父様に連絡が行ったから最近になってから異常なほど過保護になったの。私はもう子供じゃないのにね」
いちごは言いました。
「でもそういうものじゃないのかな?親ってそういうことがよくあるからね。僕だってそれで喧嘩するよ」
リーマスは言いました。
「それじゃあ何処の家でも同じなんだね。こんな時間になったし今日は私の部屋で休まない?此処から一番近いのは其処だし先生方だって気付かないもの」
いちごは言いました。
「そうだね。明日は休みだからグリフィンドール寮に戻ったところであの4人が騒いでいないという確信は無いんだから」
リーマスは言いました。
「それじゃあ明日のためにゆっくりしましょう。王家の部屋は私の認めた人じゃないと入れないの。でもリーマスは特別よ」
いちごは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.990 )
- 日時: 2011/09/05 16:21
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
そして次の日。いちごとリーマスはホグズミードに出かけることになりました。いちごのお父様が許可してくれたからですが実はこの時からサプライズパーティーは始まっていたのです。
「それにしても今日のいちごの服装って周りにいる女の子たちと同じ感じの服だね。いつものドレスじゃないんだ」
リーマスは言いました。
「うん。お父様に手紙で話したら身分に囚われないで遊んで来なさいってこの服が送られて来たの」
いちごは言いました。
「まぁね。だけどジェームズたちが来ないなんて珍しいよね。まぁ2人だから良いけどさ」
リーマスは言いました。
「ジェームズがたまには2人でデート楽しんで来たら?って言ってくれたのよ。それで来ないんじゃない?邪魔しちゃうから」
いちごは言いました。
「そうだろうね。とりあえずホグズミードに着いたらいちごは身分を忘れて遊んでみたら?きっと面白いよ」
リーマスは言いました。
「そうだね。せっかくお父様が用意してくれたんだもん。リーマスと楽しもうかな」
2人はホグズミードに着くといつもなら6人で回っているところを2人で楽しんで行きました。いちごはこっそりプレゼントを買えました。
「そろそろ校長先生が許可してくれた時間になるね。怒られるのはイヤだから帰ろうか」
リーマスは言いました。
「そうだね。お爺様って忙しいのに私のことを凄く心配してくれているんだよね」
2人はゆっくり帰って行きました。ホグワーツではジェームズをリーダーとしてパーティーの準備が進んでいました。
「そろそろ帰って来るだろうから急いで飾り付けよう。それはそこに。急いで」
グリフィンドールの談話室は様々な飾り付けがされていました。いちごは話さないで戻っていました。
「ねぇ。今日のいちごは何も話さないね。何か変だなって思っているんだけど何かあったの?」
リーマスは聞きました。
「べ、別に何もないよ。ただ普通の女の子として遊べたことが嬉しくて黙っているの。それに隠し事をしていたら遊んだりなんてしないもの」
いちごは言いました。
「そうかい?いちごは隠し事をしている時に限って上の空な時が何回かあるんだ。今日は全部で10回は上の空だったよ。こうなると言い逃れ出来ないよね」
リーマスは言いました。
「だから何でもないの。それにもし隠し事をしているんだったらリーマスには会わないわよ。リリーに怒られているかもしれないわ。でも今は一緒に居るんだから良いでしょ」
いちごは言いました。
「それとこれとは問題が別だよ。いちご、隠し事をしようと思っても僕は全部お見通しなんだよ。詳しく話してくれないと僕だって怒るよ」
リーマスは言いました。
「ホグワーツに着いてグリフィンドールの談話室に行ったら教えるわ。だって今回の隠し事はあの3人だって関わっているんだもん」
いちごは言いました。
「3人ということは・・・ジェームズ、シリウス、リリーって事だね。だけどいちごは話せないのかい?」
リーマスは言いました。
「どうしても言ったらいけないの!リーマスには悪いけどグリフィンドールの談話室に行くまでは聞かないで。それとも知っていることは話した方が良い?」
いちごは言いました。
「分かったよ。グリフィンドールの談話室に着くまでは聞かないことにするさ。だけど隠し事が大きかったら許さないからね。隠し事をするのにかけては天才ないちごちゃん」
リーマスは言いました。
「・・・」
2人はホグワーツに戻って来ました。グリフィンドールの談話室の窓から見ていたジェームズは仲間に準備するように言いました。そして2人はグリフィンドールの談話室の側にやって来たのです。
「それじゃあ中で聞かせてもらうよ。話さないとかは許さないからそれは覚悟していてね」
リーマスは言いました。
「はいはい。それじゃあ中に入りましょう(確実に驚くわ。話していないんだもん)」
2人は中に入りました。
「ハッピーバースデー!リーマス」
3人は一斉に言いました。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200
この掲示板は過去ログ化されています。