二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 夢色パティシエールwithハリーポッター
- 日時: 2011/02/12 10:55
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
「父さんなんて大嫌い!」
ハリーは家を飛び出すと聖マリー学園に来ていました。
「あれ?もしかして転入生?」
1人の女の子が話しかけてくれました。ハリーは言いました。
「そうなんだ。ケーキが食べたいって思ってさ」
「それじゃあ学園のサロンに案内してあげるよ。実は私も授業をさぼってきたから隠れる場所を探していたの」
そして2人はサロンに向かって歩き始めました。ハリーはいろいろと話しかけていました。
「自己紹介がまだだったね。私は天野いちご。よろしくね」
「僕はハリー・ジェームズ・ポッター。こちらこそよろしく」
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- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.546 )
- 日時: 2011/06/05 09:52
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
次の日から授業が始まりました。まずは占い学からです。この日はお茶の葉を読むことでした。いちごはハリーとロンと組んでいましたが先生はいちごの茶葉を見ると真っ青になりました。
「貴女には恐ろしい危機が迫っています。もう二度と戻れないような橋を渡っているのです」
先生は言いました。
「どういうことですか?」
ハリーは聞きました。
「今は余り話さない方が適切でしょう。本日はこれくらいで授業を終わりに致します」
3人は不思議そうな顔をしながら次の授業のところへと向かっていました。次の授業は魔法生物飼育学だったのです。
「ハグリッドが先生なんだよね」
いちごは言いました。
「そうだよ。前から先生になりたがっていたしハグリッドには嬉しい事なんだよね」
ハリーは言いました。
「楽しみだな」
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.547 )
- 日時: 2011/06/05 10:02
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
そして授業は始まりました。この日はヒッポグリフについてです。少し怖い顔をしていますが実は大人しいのです。いちごは礼もせずに近付いて行きました。
「危ないよ!いちご」
ハリーは呼びかけました。
「いちごは平気さ。此処に居るヒッポグリフはいちごを好いている」
ハグリッドはそう言うと指を差しました。そこにはバックビークに乗っているいちごの姿がありました。
「それじゃあ皆も挑戦してみるか」
そして他の生徒たちも牧場の中に入って挑戦していました。マルフォイとフォーマルハウトはいちごが乗れたヒッポグリフに近付いて話しかけました。
「いちごだって出来るんだ。簡単じゃないか。醜いデカブツの野獣君」
マルフォイがそう言った時にバックビークは鋭い爪を振り上げました。いちごは慌てて2人のところに駆け寄ると2人と突き飛ばしました。するとバックビークはいちごを襲ったのです。
「いちご!」
ハリーは急いで駆け寄りました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.548 )
- 日時: 2011/06/05 10:08
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
いちごは肩を押さえてうずくまっていました。ハリーが支えるといちごはマルフォイに言いました。
「侮辱したら駄目だってハグリッドが言ってたじゃない。私が居なかったら襲われてたわ。もう気をつけてね」
いちごはそう言うとハリーにもたれ掛かりました。
「とにかく医務室に行くべきだな。ハリー、悪いが連れて行ってくれるか?」
そしていちごとハリーは歩いて医務室に行きました。ロンもいちごを支えていました。
「大丈夫?」
ハリーは聞きました。
「これくらい平気よ」
いちごは言いました。
「けれど誰かは君を心配しているよ」
ロンは言いました。
「叱られるのだって覚悟の上でやっているの。それくらい構わないのよ」
いちごは言いました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.549 )
- 日時: 2011/06/05 10:15
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
医務室へ行ったいちごは校医によって治療されてこの日1日は入院することになってしまいました。
「いちご・・・」
ハリーとロンは側にずっと居ました。しばらくしてハグリッドがやって来ました。
「悪かったな。ケガをさせて」
ハグリッドは言いました。
「これくらい平気よ。だって私はケガなんか怖くないもん」
いちごは言いました。
「でもな・・・」
ハグリッドは言いました。
「・・・・・・」
いちごは口を動かしましたが何を言っているのかは聞き取れなくなってしまいました。ハリーは大慌てで校医を呼びに行きました。いちごを診た校医はショックによる失語症だと言いました。落ち着くまではそのままと言うのです。
「いちご・・・」
ハリーはいちごを見つめていました。
- Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター ( No.550 )
- 日時: 2011/06/05 10:23
- 名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)
しばらくして3人は校医から追い出されてしまいました。いちごは安静にしないといけないからです。
「それじゃあ何かあったらこのベルを押してね」
校医はそう言うと事務所に入って行きました。いちごは自分の大好きな本を読んでいました。声が出ないので話が出来ないのです。
「あら、リーマス」
校医の声でいちごは気がつきました。なんとリーマスがいちごの様子を見るために来てしまったのです。
「いちごに会いたいんだけど」
リーマスは言いました。
「いいわ。だけど声が出ないのよ。だから余り責めないでね。私は自室に戻るから付き添っていてあげて」
校医はそう言うとリーマスにいちごの居るベッドを教えて医務室から出て行きました。
「いちご。入るよ」
リーマスは声をかけてから中に入りました。いちごは読んでいる本で顔を隠していました。リーマスに会わせる顔がないのです。ケガを知られているのですからね。
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