二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナイレ*最強姉弟参上?!*〜碧空と雨空〜番外編更新
日時: 2012/11/13 07:52
名前: 伊莉寿 (ID: M9rbiW/d)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=21564

初めましてもしくは、こんにちは伊莉寿といいます♪
この小説では私の1作目「イナイレ*最強姉弟参上?!*」の番外編を書いて行きます。
短編、中編が主です。
コメントなど、気軽に下さると嬉しいです!小説を書いていたら教えて下さい、直ぐコメントに行きます☆


*注意事項*
・文章グタグタに注意
・変換ミスがあるかもしれません。
・荒らし等はやめて下さい。マナーを守って下さい!!

以上の事を許せる方はwelcome!!


伊莉寿のイナイレスレッド
・イナイレ*最強姉弟参上?!*(1作目です!ロック中。上のURLからいけます)
・〜続・イナイレ*最強姉弟参上?!*(イナGO!編です。4作目になります。)
・イナズマイレブン#私達のココロ#(映像にあります。挫折したのでロック。←)
・[イナズマ小説集](映像で更新中。長編、中編、短編色々あります。リク受付中。)


「メニュー」>>2

瑠璃花「よろしくお願いしますっ☆」
魁渡「よし!行くぞっ!!」

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Xmas編 ( No.156 )
日時: 2012/01/28 21:50
名前: 伊莉寿 ◆EnBpuxxKPU (ID: r4kEfg7B)

+*+今までのお話+*+
春奈ちゃんの提案で、クリスマスパーティーのプレゼントを買う為に鬼道さんに『デートに行きましょう』と言った私。(何故か)怒りを買ってしまったらしく、部屋で『春奈の言う事を鵜呑みにするな』と注意を受けました。そこで事情を話したところ、買い物に付き合ってくれる事に!すると出掛ける直前、春奈ちゃんからおつかいを頼まれて…。

+ごめんなさい、何度も書いて消えた部分で、もう書く気になれないのです。〝今までのお話〟の続きから始まります。+


瑠「…」

瑠璃姉が立ちつくしている。今さっき、蜜柑に渡された服を持って。

赤と白のふわふわしたワンピース。こんな服を着ている人は見た事が無かった。そう、さっきまでは。

新宿にある蜜柑の良く来る店の周りには、似た様なすごいドレスとかを扱っている店が立ち並んでいる。

そしてその店を見て回る女の人達も、インパクトがもの凄い服を着ている人がほとんどだ。

蜜柑みたいな人がいっぱいいる。

瑠「…これはサンタコスチュームって奴でしたっけ。」

愛「正解っ♪」

こすちゅーむ?何だかよく分からない。

分かっているのは、瑠璃姉がそれを着ないといけない状態にもかかわらず、微妙に歓迎していないという事だけ。

可愛い服だと思うんだけど、な…。

瑠「私にこういうのは…」

愛「そんな事ないって!…ええと、ほらっ、鬼道君も見てみたいとおも(鬼「蜜柑っ!!!!//」

顔を赤くしながら蜜柑の言葉を遮る鬼道。え、どういう状況?俺は見てみたいけど…。言った方が良いかな。

魁「俺も見てみたい!」

と、蜜柑が振り返って、満面の笑みを浮かべた。抱きつかれそうになって回避する。

愛「魁渡君かわいいなぁ〜!!」

瑠「…じゃあ、着てみます。」

抱擁を避けていると、瑠璃姉の呟きが聞こえた。途端に瞳を輝かせる蜜柑に、何でそんなに瑠璃姉に着させたいのかと疑問に思う。

パーティー楽しみにしてるね、と嬉しそうな蜜柑。入口の方で立ち尽くしている鬼道を見つけたのは、店を出る時だった。




部屋で1人。ハロウィンの時、こういう服を着ると約束した事を思い出す。約束は守るものだと思い、両手で服を広げた。

この服は、何だか好きになれない。

我がままを言っている自分が嫌で、首を振って頭の隅へ考えを追いやる。

沈む心。

そのままゆっくり深呼吸を繰り返し、落ち着きを取り戻す。

一晩が過ぎて、今はパーティー当日の午後4時半。パーティー会場に手伝いとして早く来ていた瑠璃花は、着替えようと部屋にいた。

何もできず、おろおろと辺りを見渡す。すると視界に入ってきたのは、昨日買って来たプレゼント。

ちらりと見た瞬間、瑠璃花の心を、また緊張が襲う。

なぜ緊張するのかさえ分からない。

そろそろ着替えて、春奈に確認してもらわない。変な所があったら、直したり髪型を考慮したりしないと。

でもなかなか袖に腕を通せない。こんな弱虫な自分に会ったのは久し振り、と心の中で呟いた。

その時、ドアの向こうから声がした。

音「瑠璃花ちゃん、着替えた〜?」

瑠「あっ、ちょっと待って下さいっ!!」

春奈だ。なかなか来ない彼女を心配したのだろう。

返事をすると、瑠璃花は思い切って服を着た。ふわふわした生地が足をくすぐって、彼女のテンションが少し上がる。

似合わないと思っている彼女は、鏡を見なければ嫌な気持ちにもならないと思って、そのままドアを開けた。

ドアの向こう側にいた春奈は、その姿を一目見るなり。

音「うん、大丈夫っ!可愛いよ、本当に!!」

ニコニコ…と言うよりニヤニヤに近い表情で言った。どうしたのだろう、と瑠璃花は不思議に思い問いかけ…。

る、その前に腕を引かれた。

転びそうになりながら、春奈に右腕を引かれたまま走る。慌てて名前を呼ぶが、反応はなかった。しかし、不思議にも不安はない。

不思議とこみあげてくる笑み。

足が軽かった。今までたくさん走ってきたが、こんなに軽々と進む感覚は初めてだった。

楽しそうな気配の足音。


音「ほらっ、もうパーティーの準備を始めないとっ!!」


春奈は会場に着くと、笑顔で瑠璃花を振り返って言った。



やばい、終わらない…(泣)

クリスマス編 ( No.157 )
日時: 2012/02/09 01:03
名前: 伊莉寿 ◆EnBpuxxKPU (ID: r4kEfg7B)

司会は、夏未だった。生徒会長を務めて慣れているからだろうか、堂々とした挨拶から会がすんなりと始められた。

全員プレゼントを持参してきたが、それを最初に回収され今は手ぶら。手がさみしい。

音「ではっ、早速プレゼントを配りたいと思いま〜す!!配ってくれるのはぁっ…!」

また何か企んでいる。そして俺の予想は、的中した。



(最終話を読む際のちょっとした注意>>158、最終話>>159

Re: イナイレ*最強姉弟参上?!*〜碧空と雨空〜特別編連載中 ( No.158 )
日時: 2012/02/09 00:55
名前: 伊莉寿 ◆EnBpuxxKPU (ID: r4kEfg7B)

*注意*
・どうしても鬼道さんと瑠璃花オチ。
・瑠璃花が深く考えすぎる話しかできませんでした。
・結局メリークリスマスなのか…?

アーユーおーけぃ?
下へGO!

クリスマス編 最終話 ( No.159 )
日時: 2012/02/09 01:02
名前: 伊莉寿 ◆EnBpuxxKPU (ID: r4kEfg7B)

音「サンタさんですっ!!」

瑠「皆さん、1日遅れですがメリークリスマースっ!!」※1か月以上遅れですが☆←

現れたのは。

魁「!??!瑠璃姉…」

異常なほどハイテンションな、サンタコスをした瑠璃花。具体的にどんな姿かはご想像にお任せする。

注目される事が嫌いな瑠璃花は、テンションをあげて乗り切ろうと考えているのだろう。

…がんばれ。

音「皆さんから回収したプレゼントをランダムで瑠璃花ちゃんが配ります。」

ああ、成程そういうことか。

瑠璃花が持っている大きな白い布袋。持ち寄ったプレゼントを入れて、ランダムで配る。

円堂は目を輝かせ、隣では風丸が子供だな、と苦笑していた。

瑠「あ、自分のが来てしまったら言って下さいね!」

円堂に渡す時に気付いたのか、あわてて瑠璃花がつけたした。自分の物が来たら、確かにつまらないな。

円「へ〜、これ誰のだ?」

風「中を見たら分かるんじゃないか?……スノーボード引換券?」

…考える間もなく、吹雪だろう。



気付けば、俺が最後の順だった。まあプレゼントは何が来ても構わないと正直思っている。

テンションが低いのは、外気温が低いからだ。

室内は暖房完備だが、気温差に呆れている…というところだろうな。

瑠「鬼道さん、メリークリス…あ、」

鬼「?」

布袋の中を見て、瑠璃花が動きを止める。周りがプレゼントの話で盛り上がる中、一瞬2人の間に沈黙が生まれた。

瑠「…これ、鬼道さんのですよね。」

残った1つは、不運にも俺の物だった。するとテンションの調節ができなかったのか、いつにも無く慌しく瑠璃花が布袋を置く。

瑠「ごめんなさいっ、私自分の忘れてたみたいなので取ってきます!!」


…走っている間に転びそうで、ひやひやする。


鬼(…そうすると、俺は瑠璃花のプレゼントをもらうことになるのか。)

俺と瑠璃花でプレゼント交換、となる。

ふと隣に座っている人物からオーラを感じ、横を見ると。

秋(円堂君の…プレゼント‥!!)

木野が天に昇りそうなんだが。





瑠「ふぇっ!!!??」

ずるっ、って豪快な効果音…マンガだったら付きそうだった。慣れない靴はバランスが取り辛く、ピカピカの廊下で滑ってしまう。

そのまま前に倒れた…あっけない、私。右手に持っていたプレゼントには、傷一つ付いていなかった。安心して体を起こす。

瑠「…早く、行かない、と…」

…言い聞かせるのに、立ち上がれない。

不意に押し寄せる感情は涙を誘った。あれ、どうして?うん、たくさんの人が私にだけ視線を向けるのは慣れなかったし、怖くなかったと言えば嘘になる。でも、皆さんとは仲が良いのに。笑顔になってくれたのは、嬉しかったのに。

我慢なんてしてなかったよね?

似合ってる、って魁渡が言ってくれたのに、不安は吹き飛ばなかった?

自信持ってなんて、春奈ちゃん、出来ないよ。

足に力が入らない。会場から聞こえる夏未さんの声は、大きなケーキの登場を告げている。

戻ったらきっと楽しい。

戻ったらきっと私は、もっと視線に恐怖を感じる。

いつもなら気にしない見かけに気を遣ってしまうのは、ずっと前蜜柑ちゃんのお店の周辺にいた人たちを見たから…。

フリフリの服が、すごく似合ってた。

私に似合って無かったら恥ずかしい、って心の底から思って…。

ゴシックロリータの服も、サンタクロースの可愛い服も、新しいジャンルで未知数で、似合う似合わないを気にしてしまった。

周りの皆さんは優しいから、似合って無いなんて絶対に言わない。

…どうしよう、考えすぎると余計に戻れない。

瑠「っ…」

生温かい涙が、手の甲に落ちていった。


廊下に落ちた雫は、集まって小さな水たまりを作る。





「瑠璃花っ!」

魂が抜けたような雰囲気で、瑠璃花が座っていた。廊下に。

瑠「…!き、どさんっ…」

俺を振り返り、そして慌てて視線をそらす。その一瞬、俺が見たものは瑠璃花の涙だった。

状況が、理解できなかった。

30分も戻らない瑠璃花を不思議に思い彼女が通った道を歩いていたが、プレゼント片手に魂を飛ばしていたとは。更に泣いている。

鬼「…どうしたんだ?」

瑠「いえっ、これはっ……」

俯く瑠璃花。

涙は枯れないらしく、また左ほほを伝う。それを人差し指で拭うと、瑠璃花はぎゅ、と強く両目を閉じた。

瑠「…ゎいんですっ…」

そっと引き寄せる。荒く呼吸をしながら、瑠璃花は言葉を紡ぐ。

瑠「怖い、んです…皆さん、が…」


泣きじゃくる瑠璃花の背中を子供をあやすように優しく叩きながら、俺は大丈夫、としか言えなかった。

こうなってしまったのには、俺も絡んでいる。…ハロウィンの時に。

俺も目を閉じた。

背中の服を強く握りしめられ、俺はもっと強く瑠璃花を抱きしめる。落ち着くように、早く安らげるようにと祈りながら。



また、瑠璃花には笑ってほしい。






* サンタさんも悲しくなるの? *

 ( ごめんなさい、クリスマスなのに、 )
         ( 最後に、メリークリスマスと言えるように )






Re: イナイレ*最強姉弟参上?!*〜碧空と雨空〜 ( No.160 )
日時: 2012/02/09 01:08
名前: 伊莉寿 ◆EnBpuxxKPU (ID: r4kEfg7B)

*あとがき*

深夜のせいでしょうか、ハッピーエンドが作れないのは。←
私の精神状態が変だからでしょうか、瑠璃花が泣いちゃったりするのは。←
今回の目的はサンタコスを着せることだったから目的は達成できましたが…。伏線を張って見事に裏切った私;;
とにかく、ごめんなさい。後味悪すぎます。気が向いたら…全部消すかもしれないです、黒歴史を作ってしまった気がします。
本編であるオーガに戻りたいと思います!!こんな駄作者をどうか温かい目で見守っていてください!!!!


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