二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【妖狐×僕SS】還し屋少女,
日時: 2012/05/14 22:02
名前: 魅唆 ◆7ALWpexvKs (ID: 9kyB.qC3)

初めまして魅唆ですw
いぬぼくっていいな〜と思ったところから妄想が止まらず、つい書いてしまいました。文才なんて微塵もございませんし、キャラ崩壊も多いと思いますがよろしくおねがいします^^

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Re: 【妖狐×僕SS】還し屋少女, ( No.96 )
日時: 2012/07/15 20:06
名前: 魅唆 (ID: 8HM4KmaQ)  

「てん……この先祖返りなのか?」

凛々蝶には、ある妖怪が頭に浮かんでいた。水葵が先程言っていた、善狐に分類される九本の尾を持つ妖狐。——その名を天狐(てんこ)と言う。強さでは妖狐の頂点に君臨し、様々な神通力を使いこなすとされる伝説の大妖怪。

彼女は、片手だけで握った剣で鼠たちを一掃していた。あっという間に凛々蝶の周りにいた鼠は消え去り、天狐の女は、水葵が飲み込まれたであろう鼠の山を崩しにかかっていた。
剣が振り回される度に刃が鈍く光り、鼠たちが霧散していく。剣を振ることに躊躇いを感じさせない辺り、剣の扱いには慣れているようだった。

「……あ」

女性が鼠たちを葬ると、床に飲み込まれた水葵が倒れていた。目を閉じたまま、仰向けで動かない。天狐の女性は、水葵をじっと見ていたが、直後彼女の身体がぐにゃりと歪んだのを凛々蝶は見た。あ、と凛々蝶が呟く頃には、天狐の女の姿が、揺らいで溶けてしまう。地面には何も残らず、彼女がいた痕跡すら見当たらなかった。

〜一章完〜

Re: 【妖狐×僕SS】還し屋少女, ( No.97 )
日時: 2012/07/15 21:19
名前: sara (ID: gmbFTpMK)  

お久しぶりです!
天狐の女性が気になります。

Re: 【妖狐×僕SS】還し屋少女, ( No.98 )
日時: 2012/07/16 21:58
名前: みさ (ID: DWh/R7Dl)  

>>saraさん
天狐の女性はじきに明らかになります、お楽しみに←
コメントありがとうございました!

Re: 【妖狐×僕SS】還し屋少女, ( No.99 )
日時: 2012/07/17 19:29
名前: 恵莉♪ (ID: CnBgMNSf)

お久ですっ///

最近リアルの方で色々ありまして……
来ることが出来なかったんです…!!
ごめんなさいっ!!

一章完結、おめでとう御座いますっ///
これからも頑張ってくださいね♪

Re: 【妖狐×僕SS】還し屋少女, ( No.100 )
日時: 2012/07/17 21:28
名前: みさ (ID: oL1jw7AM)  

>>恵莉さん!
会いたかったですううぃう!←喧しくてすいません(´・ω・`)
リアル…7月はテスト等々悪夢のようですよねぇ。そーいう私も下旬にテストとか悪夢が控えてますが、そこはいぬぼく読みつつ頑張りたいと思います←
応募ありがとうございました!これからもメニアック?にかきつづけたいと思います。コメント、ありがとうございました!


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