二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【妖狐×僕SS】還し屋少女,
- 日時: 2012/05/14 22:02
- 名前: 魅唆 ◆7ALWpexvKs (ID: 9kyB.qC3)
初めまして魅唆ですw
いぬぼくっていいな〜と思ったところから妄想が止まらず、つい書いてしまいました。文才なんて微塵もございませんし、キャラ崩壊も多いと思いますがよろしくおねがいします^^
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- Re: 【妖狐×僕SS】還し屋少女, ( No.81 )
- 日時: 2012/06/13 22:06
- 名前: みさ (ID: Kwou2MmU)
>>saraさん!
結界の話はもうすぐ決着つきます←別に凛々蝶が好きすぎて長引いている訳じゃないはず。
いつも、コメントありがとうございます!
- Re: 【妖狐×僕SS】還し屋少女, ( No.82 )
- 日時: 2012/06/14 22:55
- 名前: 魅唆 (ID: LkHrxW/C)
再度、凛々蝶は薙刀で扉を攻撃する。先程よりも勢いをつけるが、扉はびくともしない。何度も凛々蝶が薙刀で切るものの、木屑が虚しく出るだけで。
やがてしびれを切らした凛々蝶は水葵を睨んだ。
無言で協力して欲しい、と言っているようだが水葵は面倒なことは嫌いなので唇を尖らせる。
「もし妖怪がいて、襲いかかってきたらどうする?」「生憎僕は戦闘には自信があるんでな。雑魚妖怪の一匹や二匹、対したことはない。それに……」
凛々蝶は水葵から顔を背け、聞き取りにくい程、小さな声でぶつぶつと、
「き、君も小さいとは言え、竜神の先祖返りだろう……た、頼りにしなくもない、ぞ……」
だがすぐにばっと顔を上げ、水葵を怒鳴る。
「結界を破るのに力が必要だが君しかいないから、だからな!か、勘違いしないするな」
水葵はにこりと笑うと、ペンギンのように背を反り、拳で胸を軽く叩いた。
「ま、凛々蝶なら大丈夫だ。何せ竜神の俺がついているんだからな!」
- Re: 【妖狐×僕SS】還し屋少女, ( No.83 )
- 日時: 2012/06/15 18:05
- 名前: sara (ID: 9kyB.qC3)
ツンデレ可愛いです。
- Re: 【妖狐×僕SS】還し屋少女, ( No.84 )
- 日時: 2012/06/15 22:33
- 名前: みさ (ID: MDrIaVE2)
>>saraさん!
やはり凛々蝶はツンしゅんですからね(キリリ
可愛すぎますよ、です。
コメントありがとうございました!
- Re: 【妖狐×僕SS】還し屋少女, ( No.85 )
- 日時: 2012/06/16 23:15
- 名前: 魅唆 ◆UaO7kZlnMA (ID: aQf5AfGs)
「……守るなら、御狐神に後でバイト代請求する権利くらいあるよな」
等と、小声で呟いたが凛々蝶は気にする様子はなく。瞬きをした。
「信頼しろ、と言うのか?……生意気だな。チビの癖に僕を守ること等出来るものか」
「努力はする」
水葵が親指を立てて断言すると、凛々蝶は何故かまたしゅんとなっていた。どうやら悪態をついた自分を責めているらしく、頭を抱えながら一人悶えている。
そんな凛々蝶はさておき、水葵は服の袖を捲った。
「せっちゃん」
名を呼ぶと、水葵の頭に乗っていたせっちゃんが地面に降りる。
それを確認すると、息を吸い水葵は目を閉じた。すると、辺りの床が水面へと変わる。凛々蝶は沈むと思ったのか慌てるが、せっちゃんは至って冷静。二人とも沈むことはない。
そして、水面が僅かに揺れたかと思うと、水葵の足元から噴水のように水が勢いよく飛び出し、彼女を飲み込んだ。しかし、その水はすぐに弾け、たくさんの雫へと姿を変えた。その雫の中に、変身した水葵はいた。
白い小袖に赤い打袴。白い足袋。首にはチェーンに通した懐中時計と言う和と洋が交わる異様な姿だが——小袖袴姿に近い装い。
頭には竜の角、耳。そして背には尾。竜神の力を表に出した、先祖返りとしての姿だ。本の挿し絵で見る、竜神の容姿の子供版と言ったところか。
「やるぞ、凛々蝶」
凛々蝶に声をかけながら、水葵は鎖分銅を右腕に巻き付け、左手で鎌を持ちながら、扉に向かう。凛々蝶は顔をしかめた。
「竜神は雨、風、雷を起こすと聞くが……」
「それやったら、多分凛々蝶の部屋がブラックホール行きな」
「よし、やろう」
凛々蝶もまた、薙刀を構え、鎖鎌を持った水葵と共に扉に斬りかかり——
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