二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【妖狐×僕SS】還し屋少女,
日時: 2012/05/14 22:02
名前: 魅唆 ◆7ALWpexvKs (ID: 9kyB.qC3)

初めまして魅唆ですw
いぬぼくっていいな〜と思ったところから妄想が止まらず、つい書いてしまいました。文才なんて微塵もございませんし、キャラ崩壊も多いと思いますがよろしくおねがいします^^

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Re: 【妖狐×僕SS】還し屋少女, ( No.71 )
日時: 2012/06/04 21:56
名前: 恵莉♪ (ID: CnBgMNSf)

飛んできたのは凛々蝶ちゃんの部屋だったのですか…!!
顔を真っ赤にしてなでなでする姿…とても可愛いですっ!!

そして…
結界の誤作動ではないところは…何か意味があったり…!?
とても気になります!!
蜻「焦らしプレイか〜悦いぞ悦いぞ〜」
ん?
いま空耳が聞こえたような…


せっちゃん、欲しいです。
何円ぐらいで売っているのでしょうかね…?←
ですね!!
変わったキャラがいなければ…!!
私のオリキャラも敬語+ドSや毒舌ですからね〜。
まぁ、みんな違ってみんな良い、ですねb

参照1000突破オメです♪
いやはぁ〜
凄いですねっ!!
尊敬しますっ(キラキラ
これからも、頑張ってくださいね♪

Re: 【妖狐×僕SS】還し屋少女, ( No.72 )
日時: 2012/06/06 22:51
名前: みさ (ID: L7LaX0Yq)  

今晩は!映画を3Dで見た魅唆です。なんか、映画後くらいからクラクラします;;どうも、私は酔いやすいみたいです←
>>恵莉♪さん!
凛々蝶は全力で可愛いですよねっ!イメージとしては、変身した卍里を撫でようとした顔付きでせっちゃんを撫でているところで完璧ry
結界の謎は…ディナーの後で←本当ですw
蜻「結界に閉じ込めるとはなんと言うドS!」
水「……黙れ変態」
せっちゃんは…いくら?
せ「0がいっぱい円ですぅ」
水「値段はつけられん。盗の鍵的な大切なものだからな」
おお、面白い要素がたくさんありますね!敬語で是非ともののしr
水葵は俺ッ娘、クール、見た目子供頭脳は大人、あと一つありますがネタバレになるので伏せ!←すぐに出てきますがw
祖、尊敬//嬉しいです!こんな誰得小説のクリック数が上がったのも、恵莉♪さんのおかげです!これからもよろしくなのです!

コメントありがとうございました!

独り言
企画、何がいいかな…

Re: 【妖狐×僕SS】還し屋少女, ( No.73 )
日時: 2012/06/06 23:31
名前: 魅唆 ◆UaO7kZlnMA (ID: 8fHYICVX)  

「……なかった、か」

水葵はその言葉で何やら考え込み始める。そして、ぶつぶつ呟き始めた。聞いたことがない単語をつらつらと並べられ、理解出来ない凛々蝶は唖然となった。
独りでぶつぶつと呟く水葵の横で、置いてきぼりにされた凛々蝶は寂しさを紛らわせるかのように虚勢を張る。

「それにしても、今回は情けない妖怪だな。僕たちを襲おうとして、結界に閉じ込められるとは……愚かな奴だ」

虚勢を張る凛々蝶に気付いた水葵は、近くにあった懐中電灯を掴み、スイッチを入れながら彼女に近付いていく。せっちゃんがニヤニヤしている。
そして凛々蝶の真後ろに立つと、懐中電灯で顔を照らしながら、

「愚かな先祖返りよ、この私が喰らってくれるわぁ。後ろの正面だぁれ?」

ホラー調で声をかけると、凛々蝶は素直に悲鳴を上げてくれた。せっちゃんを庇うように身体を曲げて水葵を睨んだ。どうやら本気で驚いたらしい。作戦は大成功だ。ただ、せっちゃんを守ろうとしたのは意外だった。凛々蝶は、せっちゃんを本気でか弱いオコジョだと思っているらしい。仮に妖怪がせっちゃんを襲うなら、確実に返り討ちにするから、心配は不要な程強力な奴だが——凛々蝶は気付いていない。つくづくせっちゃんの擬態能力の高さには驚かされる。
——そして、凛々蝶の優しい面も見れて驚かされた。
「こら、竜之宮さん!驚かすな!」

凛々蝶は安堵のため息をつくと、水葵を怒鳴り付けた。しかし、水葵はどこ吹く風と言った調子でズボンのポケットから懐中時計を取り出していた。時刻はもう五時近くを告げていた。
しかし、結界は外部の世界を遮断してしまうため、窓から外の様子は見ることが出来ない。窓の向こうでは、今にも迫ってきそうな暗闇だけが水葵と凛々蝶を無言で覗き込んでいた。

「凛々蝶、もう五時だ」

水葵が懐中時計を見せると、凛々蝶はやや屈んで時計をぼんやりと眺め、窓に視線を投げ掛けた。

「……暗いな」
「結界は外を遮断するんだな。真っ暗闇しか見えないぜ」

部屋の中は明るいが、外からは何の光も入ってこない。今ならあるはずの夕闇も建物も人も。全て真っ暗に塗り潰されていた。今にもこの黒から妖怪が出てきそうな。そんな錯覚さえ思わせる。

「妖怪はまだ章樫(ここ)に……」

凛々蝶が不安げに呟き、水葵は落ち着いた態度で答える。

「消えてないってことは、まだ居るんだろうな。何処かで俺や凛々蝶、みんなを狙っているかもな」

「……恐いことを言うな。妖怪は、朝になれば消えるのが常識だ。妖怪が消えれば結界もなくなり、僕や竜之宮さんはみんなに会える」

凛々蝶は自分に言い聞かせるように言う。そして水葵を見据え、

「……そうだろう、竜之宮さん?」

尋ねてくる。しかし、それは「違う」と言う言葉は聞きたくない——強い同意を求める響きを伴っていた。「はい」と答えて欲しいと言う懇願を含んでいた。
でもはいと言ったところで、所詮はただの気休めに過ぎない。完全に不安を拭うことなど不可能だ。
凛々蝶には話していないが、妖怪は結界を騙せる程強い妖怪かあるいは憑き物だ。どちらにしろ、出会えば退治は困難であることは想像が容易い。
水葵はすぐに答えず、いや答えられなくて。無言で凛々蝶を見つめた。
凛々蝶はせっちゃんを弱く抱き締めている。紫の瞳が、せっちゃんを抱く手が不安げに揺れている。SSが消え、妖怪が間近に迫っているのだ。恐くなる凛々蝶の気持ちは、水葵もよく分かっていた。冷静に振る舞う水葵でさえも、内心では落ち着いていない。
竜神の血は妖怪を呼びやすい。いつ妖怪が襲ってきてもおかしくないだろう。今までは自分一人だから気兼ねなくせっちゃんと共に戦えた。しかし、今は凛々蝶がいる。
”ただそこにいた”、それだけの理由で彼女を巻き込んでしまったらどうしよう。水葵はそれだけが気掛かりだった。不安は増長し、頭の思考が麻痺してくる。嗚呼、どうせなら別の部屋でせっちゃんとぼっちだった方が良かったかも、そう水葵が小言で思いを吐き出した時。

「……僕も一人なら良かったのに」

凛々蝶が水葵と全く同じ言葉を吐き出し、水葵はびっくりした。すると、凛々蝶の腕の中にいるせっちゃんが心配そうに鳴く。水葵には大丈夫?と言っている事が分かる。いくら大妖怪とは言え、せっちゃんは水葵をいつも心配してくれる優しい妖怪だ。きっと凛々蝶のことも心配しているのだろう。
その優しさが心に染みて、暖かかった。

「……せっちゃん、励ましてくれるのか?君は、賢いオコジョだな」

凛々蝶は目を細め、せっちゃんを優しく撫でる。
そして、ふぅと長い息を吐き出した。

「……御狐神くんは大丈夫なんだろうか」

不安な表情で凛々蝶は呟き、せっちゃんがまた優しく鳴いた。凛々蝶はまたせっちゃんありがとう、と言ってせっちゃんを愛でる。
そんな二人を見ていた水葵はあることを思い付いた。
「あ、そうだ。凛々蝶、電話って結界の中でも繋がるのか?」

その言葉で、凛々蝶の顔が明るくなった。

「そうか。携帯を使えば連絡をとれるかもしれないな。君もなかなかやるじゃないか、誉めてやろうじゃないか」
「悪態ついてる暇あるなら、御狐神に連絡しろ」

水葵にびしっと言われると、凛々蝶はややしゅんとなりながらせっちゃんを返してきた。せっちゃんはまた水葵の頭に登り、そこに居座ることにしたようだ。
凛々蝶は水葵からやや離れた場所にあるベッド近くで、携帯を開いていた。

Re: 【妖狐×僕SS】還し屋少女, ( No.74 )
日時: 2012/06/07 23:28
名前: sara (ID: 66F22OvM)  

凛々蝶と水葵ちゃん、大分仲良くなってきましたね。

Re: 【妖狐×僕SS】還し屋少女, ( No.75 )
日時: 2012/06/08 22:05
名前: 恵莉♪ (ID: CnBgMNSf)

なるほど……。
そのように見ていたのですか…
なんと可愛らしいっ///
結界の謎はディナーの後で…ですかww
ネーミングセンスも素晴らしいですね!!

ですね〜♪
僕もですw
敬語で思いっ切り罵られたい←

やはり、せっちゃんは僕のお小遣いでは買えませんね;
今の所持金では…orz…
いえいえ、クリック数が上がったのは魅唆さんの実力です♪
本当に尊敬しちゃいます♪

結界の中でケータイを…
その発想はなかったですっ!!
水葵ちゃん、賢いですね〜///
メ、メニアックっ!!


あのぅ…
それとお知らせが…
僕の学校、もう少しで定期テストがあるのです。
全教科、85点以上は取らなくてはPCの危機が…!!
待っているので、もしかしたらあもり顔は出せないかもです…(泣
でも、22日には必ず来れるので…!!
少し短いお別れですね(泣

それでは出陣してまいります<(_ _)>


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