二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ニノ国漆黒の魔導士
- 日時: 2012/03/17 16:44
- 名前: 桜 (ID: K867iFWu)
初めまして!桜といいます。初めて小説を書くので、分かりにくいところがあると思いますが、よろしくお願いします。ゲームの内容をもとに書いてみようと思いますが、話が思い切りずれると思います。おKの人は読んでみてください。
- Re: ニノ国漆黒の魔導士 ( No.10 )
- 日時: 2012/03/20 12:02
- 名前: 桜 (ID: ZsN0i3fl)
さて、今日は学校が休みなので、思いっきり書こうと思います。では書きます!
「ええーっ!そんな…」
「いやいや…照れんでもええがな。俺がサポートするさかいな。」
オリバーは、いきなり自分が“伝説の救世主”と言われて驚いた。
「ええか、今から大事なこと聞くで。
救世主どの、我々の世界救っていただけますか?」
「え、あ…いやです。」
自分にはニノ国という世界を救えるほどの力がないと思ったから断った。それに、もう一つ理由があった。
「な、なんて?自分今なんちゅーた?もう一辺言ってみ、もう一辺。」
「…いやです。だって僕にそんなの無理だよ。」
オリバーはまず、自分の思ったことをシズクに言ったのだが、シズクときたら文句を言い始めた。
「うあーっ。これやから素人は怖いわ。自分頼むでー。こういうときはさっそうとやな、〜わかりました!〜とか、〜僕で良ければ喜んで!〜とか。そういうのパターンやん。」
「だってそんな世界のこと知らないし、こっちはそれどころじゃないんだ。」
そう。オリバーにとって、それどころではなかった。
「何でや。オカンが死んだからか?」
「え、うん…。」
スパッと悲しいことを言われたオリバーだった。
「そのオカンの写真見せてみ?」
「え…」
「ええからはよ持ってこいや。」
言われた通り、シズクにアリーの写真を見せた。すると、シズクは驚いて言った。
「おお!!こりゃまさか…こんな偶然があるんかいな!」
「どうしたの?」
シズクの顔を見ると、本気で驚いていた。
「賢者アリシア様や。これは…おまえのオカン救えるかもしれんぞ!」
「えっ?どういうこと?」
シズクに聞くと、シズクも少し興奮気味にオリバーに言った。
「長い説明パート2聞きますか。」
「うん!」
少し希望が見えてきて、嬉しくなった。
「この世界とニノ国にいる人々の魂は繋がっとる。つまり、この世界にいる人間はニノ国にも存在する。同じ魂を持つ者は、見た目も似てしまうんや。で、おまえのオカンと魂を共有してるのはニノ国の賢者アリシア様というわけやな。」
「母さんが賢者様…でも似てるってどういうこと?」
「アリシア様は闇の魔導士ジャボーに戦いを挑んだ。しかしジャボーの力に敗れ、邪心の玉に閉じ込められたと言われとる。もしそれが本当やったら邪心の玉に閉じ込められたせいで魂の繋がりが切れたんや。邪心の玉からアリシア様を救えば、おまえのオカンは生き返るかもしれん。」
オリバーに、希望の光が徐々に出てきた。
「ホ、ホント!?」
「確かではないけど、その可能性はある。…お?どないした?」
「僕、ニノ国に行く!ニノ国に行って母さんを助ける!」
少しでも可能性があるのなら、その可能性に掛けてみようと思った。
「おっ!そうか、動機が不純やけどそれがニノ国を救う事になるなら何でもええわ。
そうと決まったら善は急げや。さっそくいくで!」
- Re: ニノ国漆黒の魔導士 ( No.11 )
- 日時: 2012/03/20 15:09
- 名前: 桜 (ID: ZsN0i3fl)
「うん!…それで、ニノ国ってどうやって行くの?」
「知りたいか?ふふん。ええやろ。教えたる。誰かに見つかるとまずいよって隠しといた。この家の1階の暖炉の中探してみい。」
自信満々に言うシズクだが、普通なら燃えていると、オリバーは思った。
「ええっ?何で暖炉の中なの?」
「とにかく!暖炉の中や。さあ行くで!」
すごい自信なので、とりあえず言われる通りに暖炉の前まで来た。暖炉の中を覗いても、何も見えなかった。
「こんなところに何があるの?」
「魔法の本や。」
本と聞いて驚いた。なぜなら、冬の季節にはほとんど毎日暖炉を使っていたからだ。
「えーっ、本!?燃えてるよ、きっと。」
オリバーは心配げに言うが、シズクは応えながら暖炉の中へ入っていった。
「いや、心配ない。“マジックマスター”は暖炉の火なんかでは燃えません。なにしろ、魔法の本ですからね。」
シズクがその本を探しているのだろうか。暖炉の中から灰が煙のように舞い上がった。
「そ、そうなの?」
「お!あったで〜!」
そう言いながらシズクはオリバーに少し黒くなった古そうで分厚い本を差し出した。
「これが魔法の本?」
オリバーは本を受け取って言った。
「そや。正確には、魔法指南書“マジックマスター”や。」
「マジックマスター…」
「ようし。オリバー、マジックマスターを手に入れたな。そしたら次は“契約”や!私はこれから心正しき魔法使いとして、魔法の道に精進致します。と誓うわけや。…まず手元にあるマジックマスターの3ページ目を開いてみろや。」
- Re: ニノ国漆黒の魔導士 ( No.12 )
- 日時: 2012/03/20 15:52
- 名前: 桜 (ID: ZsN0i3fl)
「ええか?そこの内容をよく読んで、そこにおまえの名前かニックネームをサインするんや。」
「うん、わかった。」
マジックマスターを開くと、次のように書いてあった。
〜契約書〜
ふたつの世界を旅する者よ
魔法の道を究めんとする者よ
汝次の心得を守ることを誓い
いつの日か真の魔法使いとなることを
我とここに契約すべし
次のページには魔法使いの心得と書いてあった。
1、汝は嘘をついてはならない。
2、汝は必ず右から靴を履かなくてはならない。
3、汝は嵐の日には外に出てはならない
そして、最後のところに〜署名〜と書かれたところがあった。オリバーはそこに、自分の名前を書いて、シズクに見せた。
「よし!これで準備完了や。半人前やけど、正式な魔法使いや!ほなニノ国へ行く為の魔法を使うとするか。えーと、うーん…」
「どうしたの?」
「“魔法の杖”無いんか?魔法を使うには杖がいる。これ常識やろ?」
今度は何を言い出すかと思えば、次は魔法の杖と言い出した。
「そんなもの、この家には無いよ。」
「うーん、面倒臭いけど仕方無いなー。外に魔法の杖探しに行くで。」
- Re: ニノ国漆黒の魔導士 ( No.13 )
- 日時: 2012/03/20 16:21
- 名前: 桜 (ID: ZsN0i3fl)
あーーっ!!
オリバー「ど、どうしたの?そんな大声を出して。」
に、ニノ国のセーブデータが壊れた…
シズク「またやればええやん。」
モーヤをやっとクリアしたけど、まぁいっか。
オリバー「でも、良かったんじゃない?小説も、最初から書き始めたんだし…」
…確かに。あ、それと、お知らせがあります。
〜お知らせ〜
弟と相談した結果、言葉の訂正をこの番外編(?)でオリバー達とやっていこうと思います。
もう一つ。オリバー達が、本編で喋るときに使う「」の前に、喋べっているキャラの名前を書こうと思います。(こんな感じです。↓)
シズク「それにしても、昨日学校で男子とケンカして勝ったみたいやな。ホンマにこいつ怖いわー」
うん。だって向こうがケンカ売ってきたんだもん…
オリバー「一応女の子だよね…」
そうだけど、何か文句でも?
アリー「でもこの子、小学校のときに柔道やって、今は部活で剣道やっているんでしょ?」
シズク「…ってことは、ケンカして男子が負けてもアンマおかしくないで」
その話はさて置き、ゲームの方が小説に追いつくまでは、こうして番外編をやろうと思います。
オリバー「…すぐに追いつくんじゃない?」
まあね〜♪小説あんまり進んでないし。
とにかく、また次回。
- Re: ニノ国漆黒の魔導士 ( No.14 )
- 日時: 2012/03/20 21:28
- 名前: みーあー。 (ID: 0T2ECwzo)
こんにちは〜。私もニノ国をもっています!早速ですが、
№12の、〜汝の心得を〜の、「汝」が、「汝次」に
なってましたが・・・(-_-;)お手持ちのマジックマスターで、
ご確認なさってくださいませんか?
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