二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ニノ国漆黒の魔導士
- 日時: 2012/03/17 16:44
- 名前: 桜 (ID: K867iFWu)
初めまして!桜といいます。初めて小説を書くので、分かりにくいところがあると思いますが、よろしくお願いします。ゲームの内容をもとに書いてみようと思いますが、話が思い切りずれると思います。おKの人は読んでみてください。
- Re: ニノ国漆黒の魔導士 ( No.1 )
- 日時: 2012/03/17 17:22
- 名前: 桜 (ID: K867iFWu)
まずのキャラクター紹介からしようと思います。 オリバー 素直 で元気な13歳の少年。機会いじりが大好きで、友人とはいつも機会や車の話ばかりしている。母の死と妖精シズクとの出会いをきっかけにニノ国へ旅立つ。 シズク ナミダの妖精。闇の魔導士によって人形に変えられていたが、オリバーの涙のおかげで呪いが解ける。オリバーに闇の魔導士を倒してもらうため、彼をニノ国へ導く。 マル オリバーがニノ国で出会う元気いっぱいの少女。歌うことが大好きで、どんなことにも物怖じせず、オリバーを引っ張っていく。 ジャイロ 人をだましたり、ものを盗んだり、卑怯な手を使って生計を立てている男。オリバーとは、彼のものを盗んだことがきっかけで出会うが……? 今日はここで終わろうと思います。では、また次回。
- Re: ニノ国漆黒の魔導士 ( No.2 )
- 日時: 2012/03/18 11:56
- 名前: 桜 (ID: p3cEqORI)
前回のキャラ紹介、わかりずらくてすいません。DSで書いているので調節しにくいです…… では、書きます!
「おはよう!レイラおばさん。」
と明るく挨拶をしたのは、元気な少年オリバーだった。朝からお使いを頼まれて、レイラの店まで走ってきたのだ。
「ああ、オリバーおはよう。今日の分はそこに置いてあるよ。」
そう言ってレイラは机の上にある袋を指差した。
「うん!」
と返事をしながら、オリバーは袋を手に取った。
「あ、それとマークが見せたいものがあるって言ってたけど会ったかい?」
というレイラの話を聞いたオリバーは、目を輝かせながら、
「じゃ手に入ったんだ…。それで、マークはどこにいるの?」
「今さっき配達に出かけたところだから、まだその辺にいると思うよ。」
「ありがとう!レイラおばさん」
と言ってオリバーは走って外へ出た。すると、近くからマークの声がした。マークに話かけると、マークは明るくオリバーに
「やあオリバー。ちょうど完成したんだ。」
と言った。
「じゃあおばさんが言ってた“見せたいもの”って!?」
「もちろんアレのことさ。」
マークは、得意げに言う。
「すごいよマーク!で、どうするの?」
「今夜さっそく試運転だな。」
オリバーは困った顔をして、
「いきなり今夜?まずいよ。母さんに言ってないし…」
と言ったが、マークは、
「じゃあ、明日にするか?明後日にするか?」
と言って日にちを伸ばす。
「う、うーん…。やっぱり今日だ!じゃあこっそり行こう。」
「おう!」
マークと約束して、今日の夜試運転することになった。
「じゃあ今夜、うちのガレージでな。」
そう言い終わると、マークは走って行った。
「あ、そうだ。早く家に帰らなきゃ。」
- Re: ニノ国漆黒の魔導士 ( No.3 )
- 日時: 2012/03/18 15:40
- 名前: 桜 (ID: z5NfRYAW)
家に帰る途中、おばさんに声をかけられた。
「あらオリバーおはよう!毎日お使いえらいわね。」
「あ、おばさん。おはようございます!」
「さっきアリーがあなたを探していたわよ。早く行ってあげたら?」
おばさんは、親切に教えてくれた。家は、すぐそこにあるのだが…
「うん!」
とりあえず返事をして、家の玄関を開けた。リビングに行くと、アリーが朝食を作っているところだった。
「母さん、戻ったよ!これ、今日の分。」
「ありがとう、オリバー。そこのテーブルに置いといて。」
言われた通りオリバーはテーブルに袋を置き、椅子に座った。
「ところでさ、母さん。」
「なあに?オリバー。」
アリーはこちらを見ながら朝食のサンドイッチを持ってきた。
「母さん明日って何かあったよね?」
「そういえば明日は早くから演奏会の打ち合わせがあったわね。」
その言葉を聞いてオリバーはおもわずニヤリとしてしまった。それを見逃さなかったアリーは、
「何か考えているの?」
「えっ、あっ…なに?」
オリバーがそんな反応をすると、アリーはオリバーを
「さぁ早く食べて。早くしないと学校遅れちゃうわよ。」
と言ってせかした。
アリーにせかされ、オリバーは急いで食べた。
朝食を食べ終わり、学校の準備もできたオリバーは、学校へ行き、夕方頃に帰ってきた。その後、自分の部屋に向かった。
「やっと学校が終わった!…うーんちょっと眠くなってきたな。」
そしてベッドに寝転がり、そのまま夢の世界へ入っていった。
- Re: ニノ国漆黒の魔導士 ( No.4 )
- 日時: 2012/03/18 17:18
- 名前: 桜 (ID: z5NfRYAW)
今日はシズクが出てくる前くらいのところまで書こうと思います!それではいきます!!
目が覚めると、外はもう暗くなっていた。
「あっ、もうこんな時間だ!急がなきゃ!マークと約束してたんだっけ…」
オリバーは慌てて廊下に出た。
「よしっ母さんは寝たみたいだな。」
確認が終わると、マークのいるガレージへと走った。
「オリバーこっちだ。」
マークはガレージの扉を開けながら、オリバーを呼んだ。そのとき、マークの視界にこちらを黙って窓から見ている女の子が入ってきた。
「見るなよ。」
マークが言うと、女の子は顔を引っ込めた。
「なんだよあいつ!」
そう言いながらマークはガレージの扉を閉めた。
「遅かったな、オリバー」
「ごめん。母さんがなかなか寝てくれなくってさ。」
言葉が見つからずにアリーのせいにしてしまった。
「それで、完成したの?」
「ああ。最後のベアリングも、取り付け完了だ。…見るかぁ〜?」
「うん!見る見る!」
オリバーが答えると、マークはかぶせてあったシートを捲った。そのとき、マークはバランスを崩し、後ろに倒れた。オリバーは、車に夢中でマークのことは、心配すらしなかった。
「すごい!すごいよ、マー…ク…。どうしたの?」
オリバーがマークの方を見ると、マークが落ち込んでいた。
「オリバー、お前そういうヤツなんだな…車見たから俺はどうでもいいか…」
「…あの、ごめんマーク。車に夢中になっちゃって……それより、カッコイいねこの車!」
オリバーが謝るとマークは見事に機嫌を直した。
「俺が思うに、アグレックス最新型を上回るかっこよさだ。」
マークは、車の写真を見せながら言った。」
「比較にならないよ!」
「じゃぁさっそく試運転といくか。」
マークの言葉にオリバーは、
「オ〜!」
と元気に答えた。
マークは、河川敷で試運転をすると言うので、河川敷まで押していくことになった。
「このまま河川敷まで運ぶぞ。」
「う、うん。オッケー。」
やっと河川敷についた。
「どっちが先に乗る?」
「じゃんけんだ。」
じゃんけんした結果、マークが勝った。
「うぉーやった!じゃあまずは俺だな。」
「うー。じゃあ早く代わってよ。」
「ああ!」
マークは、明るく応えた。……が、体を入れようとしたとき、
「うっあっ…あれ?おかしいな…」
「どうしたの?」
オリバーの声を聞いてマークは、車に乗ることを諦めた。
「もしかして…体…入らないの?」
「今日のところはおまえにゆずる!」
「へへっ」
ということで、オリバーが乗ることになった。
その頃のアリーは、夢を見ていた。オリバーが、自分に助けてという夢。アリーは飛び起きると、オリバーの部屋に行った。が、そこにはオリバーはいなかった。
「!!オリバー…?」
家中探しても、オリバーはいない。
長くなってしまったので、一回きります。
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