二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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≪完結≫ねこずきん
日時: 2013/05/26 10:51
名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)

こんにちは!!れおなです。

駄作者ですが、それでもみてってやるぜ、というお優しいお方だけお進みください。

ちなみに一つ二次(紙ほか)では小説おわらせました。

それとつながってるかもしんないので、よろしくです。(何をよろしくだよw



ここでは主人公目線が主なんで、そんなんでもおkだったらどうぞ…。

ちなみに、もうお分かりでしょうが童話の『赤ずきん』をいじくります

アドバイス・感想等を頂けると嬉しいです(キツくいうのはできればやめてください。




では二次童話シリーズ、はじまりはじまり〜((殴 勝手に名付けんなww


○●○●○●○●○●○●○○●○●○●○●○●○●○●○●○●○



幼いことからいわれてきた


『頭巾を人前でぬいでは駄目よ』


母もそういわれたらしい

一族代々守られている約束事。



だって—…


人間は怖いから

頭巾の下の秘密を知られたら






ここで、生活できなくなる

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Re: ねこずきん ( No.4 )
日時: 2012/09/15 22:57
名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)

「春ー、ちょっと街にお使い行ってくれるーー?」


この田舎村から町まで徒歩1時間。

特に今日何もすることないしな…
いっか


「なんのー?」

「ワイン二つ買ってきてぇー」

「わいん?てかそれすっごく重くない?」

「おねがぁーい、マタタビジュース帰ってくるまでに準備しとくから、さ」


甘えた声でおねだりする母

マタタビジュースは私の大好物。
一部は猫だし?うん、



「………もうっ、しょうがないなぁ…」



たく、どっちが母親なんだか。

Re: ねこずきん ( No.5 )
日時: 2012/09/15 23:05
名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)

「お、重い……………」


私は両手いっぱいに抱えながらワインを持って歩く

近道の為、人が使う“整備された道”ではなく、獣が使う“山道”を通ってみた


それが、失敗だった



急な坂ばかりが連続で続き、正直…もう倒れそうだ!!



突如、運良く人が見えた


「あのぉー!!これ手伝ってくれませんか!?」




私が大声でそう呼ぶとその人は一瞬びくりとし、驚いた様子でこちらをみる


綺麗な青みがかった黒の瞳が真っ黒な髪から見え隠れした



綺麗な男の子ー…といってもまぁ、年は私より上のような気がする


「…いいよ」


彼はそういって私の荷物を全部持つ


「え…。ぜ、全部は悪いから一つは私がもつよ!!」

「大丈夫、俺。力には自信があるんだ。」



慌てる私に優しく微笑みかけたので、ふいにどきっとしてしまった。

Re: ねこずきん ( No.6 )
日時: 2012/09/16 19:25
名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)

「ねぇ、貴方は誰なの?」



ふと疑問を口にした

そういや、私。
この人の素性も、名前も知らないんだ、



「大上 真。」


おおかみ まこと…?



「じゃ、まことくんかっ。よろしくね!!私は春だよぉ。」

「春か……。頭巾が可愛いね。」



そう言われて顔が真っ赤になる



「も、もぉ…、からかわないでくれる!!」

「え、本当だけど………」

「へ……!!?」



そういわれ一瞬、顔をまじまじと見つめてしまい、更に赤化



「かわいい。」







そういって笑顔をみせ、頭をくしゃっと撫でた



「ま、またからかう…」


私がそういうと、真くんは立ち止まりこちらを見つめる
何だろう、と思い私も見つめると突如、口を開いた


「村は此所であってる?」

「へ?」




そういって目の前にはすでに私の村があった。



「あ、ありがとっ!!」

「ん。じゃ俺はここで。はい、荷物ー。」






そういってワイン二つを私に私、あっという間に消え去ってしまった






Re: ねこずきん ( No.7 )
日時: 2012/09/16 19:30
名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)

「おかーさん、ただいま!!」



そういって勢いよく家に飛び込む



「あ、おかえり。というか早かったわね。」

「うん。親切な人がねー、あ。大上 真くんっていうんだけど、その人が手伝ってくれて」

「おおかみ…ま、こと……」

「ん?どうしたの??」



一瞬、しっかり者の母がぼーっとするので不自然に思い、尋ねた




「いや…、何も。それより真くんが好きなのね」





そう言っていつも道理の顔に戻り微笑む母


「そ、そんなんじゃないってば!!」

「ふふ、顔が赤くなってるわよ?」

「もぉ…」




母はなんだか少し楽しそうに笑った

Re: ねこずきん ( No.8 )
日時: 2012/09/17 16:46
名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)

「じゃ、イッテキマース。」



勢いよくおばちゃん家に向かう私。

毎月恒例の事で慣れている




真くんから出会って一ヶ月くらいは経ったんだけど、いまだ彼にはあの時しか会っていなかった



「ずきんちゃん、今日もおばあちゃん家?」

「うん、そだよー。」



毎回恒例の会話

もうこれも慣れたモンだ




この前かったワインと共にパンを添えたカゴを持っている

これが以外と思い…



そういいながら不自然な笑顔を作りながら森の中を抜けていった


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