二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

D.Gray-man〜contrast〜
日時: 2010/02/12 19:06
名前: 蛍 ◆Cmc.UvxEbM (ID: 9kyB.qC3)

ようこそお越しくださいました!

はじめましての方が多いと思います。
以前ここでD.Gray-manの二次小説を執筆させていただいていた蛍と申します。

作風の参考までに以前の小説を載せて起きます^^
【D.Gray-man 誓いの剣】

目次
オープニング >>2

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10



Re: D.Gray-man〜contrast〜 ( No.35 )
日時: 2010/04/03 11:31
名前: 蛍 ◆Cmc.UvxEbM (ID: LXOuWs6u)

アリス様
ご声援ありがとうございます!
更新頑張ります!!

志筑様
私はラビが好きです^^
シリアスもギャグもあらゆる場面で順応するこの子はとても書きやすいb

風様
こんな更新の遅い作品を見守り続けていただき感激です;;
ニエル君は若い子だからなおさらそういうのが強いだろうなと思い今回の主役に抜擢です(笑)

Re: D.Gray-man〜contrast〜 ( No.36 )
日時: 2010/04/03 11:33
名前: 蛍 ◆Cmc.UvxEbM (ID: LXOuWs6u)



・ケイト・アーノルド視点

 その日は朝からとても気分が悪かった。

 早朝から叩き起こされ任務だと告げられた。いい夢見てたのにまったく少しは気を使って欲しい。

 どんな夢かはもう忘れたのにそんな小言を起こしに着たリーバーに言ってしまった。

 司令室の扉を開けた瞬間ほんとに勘弁して欲しかった。待っていたのは神田ユウ。俺の一個上のエクソシストで何度か任務を共にしたことはあるが相性は最悪だ。俺の中で二度と共に任務に就きたくないやつナンバー1に輝いた。

 もう一人クイーン・アリスもいたがまあこいつは好きでも嫌いでもないどうでもいいやつだ。ただ神田には相当嫌われているようだ。最大の原因はアリスが神田のことをファーストネームで呼ぶからであろう。しかも神田の脅しをまったく意に介さないように刀を向けられてもニコニコしている。彼女にはその脅しさえ愛情表現に見えるらしい。愛は盲目と言うがなんとも。

 そして今では神田も諦めているのか完全無視の体制に落ち着いている。色男は辛いものだ。俺は少しざまあ見ろと思っている。

「すみません遅れました」

 もう一人入ってきた。華奢でブルーの瞳と銀色の髪。いかにも温室育ちの高等貴族のお坊ちゃまと言うイメージだ。

 ニエル・リネと名乗った。まったくこいつが面倒くさい。新人のエクソシストらしく、今回の任務に同行するらしい。

 現場に向かう途中も何かと俺にちょっかいを出してきてうっとうしかった。一度神田にも何か仕掛けたようだが睨まれて一瞬で退散していた。

 現場に着いたらついたでファインダーの死体にびびり、アクマにびびり使い物にならない。

 ———いや、こいつが相手なら仕方ないか。

 目の前にいるレベル4のアクマを睨む。

「ふふふっもうみんなぼろぼろですね」

 楽しそうに喋るアクマにもイライラする。

 横目で確認する。あくまで集中はアクマから外さず。

 神田はさっき吹っ飛ばされてまだ瓦礫の下だろう。すぐに復帰はできそうもない。

 アリスはアクマに腹を殴られたのが効いているらしく血を吐きうずくまっている。いや、殴ったと簡単に言ったがそれでは説明が不足しているような気がする。あのアクマは腕を三本爪の着いた回転式のロボットアームのようなものに変えてアリスの腹を抉ったのだ。

 エクソシストの団服に守られ致命傷には至らなかったようだが、内臓の損傷は確実だ。それでもアクマから目線を外さないのはさすがエクソシストと言ったところだろうか。

 当の俺は傷だらけで服もボロボロだがどれも浅いものばかり。体中痛いがまだ動ける。まだ戦える。

「オーケー俺しかいないってことか……。めんどくさいが仕方がねぇ!」

 俺の対アクマ武器———刃斬月を構える。対アクマ武器とはイノセンスを基に作られたその名の通りアクマに対抗するための、その力を持つ武器。

 刃斬月は普段はただの鎖だがイノセンスの力で刀の能力を得る。

「まだたたかうんだー」

 攻撃態勢に入る俺に呑気に拍手をくれるアクマ。まあいい、アクマがどういう反応しようがどーでもいい。

 力強く地面を蹴った。我ながらなかなかの跳躍力だったと思う。

「食らえ!」

 アクマの額に向けて刃斬月を突き刺した。

「ふふっ、はずれー」

 アクマは顔を傾け軽々とかわしていた。だが、それは先程の戦闘で想定済みだった。

「刃斬月を紙一重でかわすと死ぬぜ」

 刀のように伸びていた鎖が蛇のように傾けたアクマの横を襲った。アクマの目が見開かれる。

 これで倒せなくてもアクマに重症を負わせられるだろうと思っていた———が、甘かった。

「おまえむかつく……」

 貫くつもりだった刃斬月は鎖一個分アクマの頭に入ったところで止められていた。

「おまえ、素手で?」

 アクマは素手で刃斬月を掴み攻撃を止めたのだ。刺さった鎖を引き抜くとさらに鋭い目つきで俺を睨んだ。

「しまっ……!!」

 アクマに勢いよく刃斬月を引っ張られ俺の体は宙に舞った。

 ———ああ、俺はもう死ぬのか……。まあ、それはそれでいいか……。もうなにもかもどーでもいい。

 空中でなすすべなくアクマの前に無防備に飛んでゆく。

「おわりです!!」

 アクマの腕が迫る。アリスを殴ったときのロボットアームだ。

 意識を失えたらと強く思った。ロボットアームは俺の左腕を折り横腹を抉る。激しい痛みが体を襲う。

 体が地面に叩きつけられようやく意識が朦朧とし始める。

 ———それでいい。もういい。

「ばかなにんげんだ。むかってこなければいきられたのに……」

 ぐりぐりと頭を踏みつけられる。

「どっちにしろはくしゃくさまにみなごろしにされるうんめい……。どうしてこんなむいみなことをするのかりかいできませんね」

 ———どうして……?

「じゃあぼくはにげたいのせんすをおいます。れべる1あとはたのみましたよ」

 ———そうだ、俺には理由があるんだ。どうでもよくなんかないじゃないか!

 まぶたが重い。体が重い。

 ———動け、動けよ。立ち上がれ! そいつを倒すんだよ!!

 辺りにはレベル4の合図で集まったレベル1のアクマが大量に集まっている。そして、爆音の中俺は意識を失った。

Re: D.Gray-man〜contrast〜 ( No.37 )
日時: 2010/04/03 19:35
名前: 志筑 ◆aIk.35GwhE (ID: JryR3G2V)
参照: 色々あって名前を戻した←

い、一緒ですねー!! (
僕もラビ一番ですvあのコは可愛いです。
眼帯とか、なんなんでしょうあのコって奴h((蹴

更新お疲れ様ですvv
あ、頭踏みつけられちゃって大丈夫なんですか←
アクマさん、うん、強いな((

続き待ってます、頑張って下さい♪

それと良ければ友達希望したいですv
呼びタメだけでもOKなので、是非宜しくお願いしますvv

Re: D.Gray-man〜contrast〜 ( No.38 )
日時: 2010/04/03 22:40
名前: アリス (ID: cmeedneH)
参照: 春休みだけど塾だらけだぞこのやろー

アリスざまーみr(お前のオリキャラだろ

それにしてもレベル4さすがに強いですね(当たり前だ

地味にケイトにどっちでもと思われているという哀れなアリスw

アリス「失礼じゃんw」

Re: D.Gray-man〜contrast〜 ( No.39 )
日時: 2010/04/04 15:39
名前: 蛍 ◆Cmc.UvxEbM (ID: LXOuWs6u)

志筑様
おお、ありがとうございます!
お友達大歓迎です^^
それじゃ今度から志筑って呼ばせていただきます!

アリス様
ケイトは誰に対してもそんな感じなのですw


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10



この掲示板は過去ログ化されています。