二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- D.Gray-man〜contrast〜
- 日時: 2010/02/12 19:06
- 名前: 蛍 ◆Cmc.UvxEbM (ID: 9kyB.qC3)
ようこそお越しくださいました!
はじめましての方が多いと思います。
以前ここでD.Gray-manの二次小説を執筆させていただいていた蛍と申します。
作風の参考までに以前の小説を載せて起きます^^
【D.Gray-man 誓いの剣】
目次
オープニング >>2
- Re: D.Gray-man〜contrast〜 ( No.20 )
- 日時: 2010/02/14 18:45
- 名前: 蛍 ◆Cmc.UvxEbM (ID: 9kyB.qC3)
3
「今まで失踪が起きたのは夜だけのようですね」
「そ、そうだな。それに狙いは無差別」
「湖を中心に起こってるみたいだけど全体的に見ると範囲は結構広いですね」
「ん、湖を出発して家屋の中には入んないでウロウロしながら最初に見つけたやつをターゲットにする……って感じかな」
パトリシアは頷いた。
「私もそう思います。アクマの可能性が高いですね」
その時二人の前で水しぶきがあがった。
すでに日は落ちアクマの行動時間である。
湖から飛び出してきたのは甲冑を被る騎士のような姿のアクマだった。
飛び出してきた瞬間にパトリシアとアクマの目が合った。
「はっ!? イノセ……!!」
パトリシアが対アクマ武器を発動するよりも早くアクマがパトリシアを襲った。
カエルの様な足で一瞬にしてパトリシアにタックルを食らわせた。
「パトリシア!」
吹っ飛ばされたパトリシアは背の高い雑草の茂みの中へと消えた。
今度はキルラに向かって低く唸った。
キルラの短刀は柄の先に輪がある。その輪に中指を入れ短刀を回しだした。
「……イノセンス発動!!」
回転する短刀がもう一本現れた。
アクマが突っ込んできた。
キルラはその攻撃を軽くかわしすれ違いざまに横腹を狙い切り裂いた。しかし、その刃はアクマの腕でしっかりとガードされていた。
「レベル3、体術に特化したタイプか」
キルラの問いにアクマは楽しそうに答える。
「ご名答! 君に私を倒せるか!!」
アクマはキルラの顔面に向けて回し蹴りを放った。
顔をそらして何とか蹴りをかわし飛び退ってアクマから距離をとった。
キルラとパトリシアにとってこれは初めてのレベル3との遭遇であった。
本来、奇襲や暗行を得意とするキルラにとって真正面から敵と対峙するのは好ましくない状態だ。
「来ないのかい?」
アクマは言うと同時にキルラに向かってきた。
(さっきよりも早い……!?)
アクマが眼前に迫ったとき突然側方から人形が飛んできた。
女の子の可愛らしい人形がどこにそんな質量があるのかと思える跳び蹴りをアクマの横っ面に叩き込んだ。
アクマを吹っ飛ばした人形はちょこんとスカートのすそを掴みお辞儀をした。
(パトリシアの対アクマ武器か。助かったこいつを一人で破壊するには骨が折れる)
転げたアクマは立ち上がり今度は人形に向かって行った。
人形はアクマの攻撃をかわしながら間合いを見ていた。
「ちょこまかと小ざかしいやつめ!」
集中力を断った瞬間にキルラが後ろを取りアクマを切りつけた。
「なにっ……!?」
人形も服の中に隠していたメスを取り出しアクマの腹部に突き刺した。
- Re: D.Gray-man〜contrast〜 ( No.21 )
- 日時: 2010/02/15 20:38
- 名前: 蛍 ◆Cmc.UvxEbM (ID: 9kyB.qC3)
4
しばらくその状態で硬直した。
「へっ、意外とあっけなく……」
アクマが動いた。
腕を振るい人形とキルラを薙ぎ払った。人形は湖の中に落ち、キルラは民家の方へと飛んで行き一軒の柱にぶつかった。
アクマがゴリゴリと骨を鳴らす。
「すまないすまないほんの戯れと手を抜いてしまった」
あの傷を受けてもアクマは意気揚々としていた。
「くっ……そ」
キルラすぐに立ち上がる。強く体を打ったため体中に激痛が走る。
「そんな体でまだ立ち上がるか!!」
このアクマは自分の言葉が終わると同時に攻撃を仕掛ける癖があるらしい。キルラはそれを見抜いて出鼻を朽ちこうと短刀を二本アクマに飛ばした。
「ふっ……」
どちらの刃も紙一重でかわされる。
「これで無防備!!」
そう言いアクマが放った拳はキルラの短刀によって防がれた。
「ん、手品か」
キルラの短刀は六本に分身するそれがキルラの対アクマ武器のイノセンスによる力だった。
アクマの物言いにキルラは少しムッとしたようだったが、否定しなかった。
「同じようなものだ」
新たにもう一本短刀を出しアクマに振るう。隙のつかないこの攻撃は軽々とアクマにかわされてしまう。
幾度も刀を振るい相手の攻撃を刀で受け止める。
「もう諦めろ。お前の攻撃は俺には届かない!」
アクマが放っ拳をとび退ってかわした。
そのとき急に辺りに影ができた。
「イノセンス第二開放!!」
不意にパトリシアの声が響いた。
影を作ったのは10メートルほどに巨大化したパトリシアの対アクマ武器であった。
「あなたには何があっても壊れてもらう」
人形は民家の壁ごとアクマを殴った。
「くっ……まだだ、まだ私は!!」
満身創意だったアクマだが両手で人形の拳を持ち上げた。
「はっ!?」
アクマの周りにキルラの短刀が六本アクマに向けて立っていた。
「第二開放……」
キルラの短刀の面が輝く。
「俺の短刀の能力は短刀に映ったものを切り裂くこと」
アクマは短刀に映った自分と目が合った。次の瞬間アクマは六方から切り裂かれた。
「さよならアクマ」
アクマは断末魔を上げ消えていった。
———fin———
- Re: D.Gray-man〜contrast〜 ( No.22 )
- 日時: 2010/02/15 20:40
- 名前: 蛍 ◆Cmc.UvxEbM (ID: 9kyB.qC3)
あとがき
全然上手く書けませんでした_ _
次はもう少し読みやすくなると思います!
- Re: D.Gray-man〜contrast〜 ( No.23 )
- 日時: 2010/02/19 14:41
- 名前: 秋空 (ID: y5qheDIH)
こんにちは。
下手じゃないと思いますよ?
書くべきことは書いたと思いますしテンポも良いですしね(笑
- Re: D.Gray-man〜contrast〜 ( No.24 )
- 日時: 2010/03/07 17:11
- 名前: 秋空 (ID: y5qheDIH)
迷惑かもしれませんがあげます…
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