二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 無限の錬金術師
- 日時: 2011/09/02 17:39
- 名前: 火矢 八重 (ID: AHkUrUpg)
はい、ハガレンの二次元小説です。ハガレン久しぶりに読んだら書きたくなった人です(←おい
注意事項
1、オリキャラ出てきます
2、荒らしや中傷はだめ!
3、恋愛要素あるけどオリキャラとくっつきます
4、私が嫌いな人はダメです
5、初心者です
6、微原作沿いです。あと、トリップです
以上です。では、人物紹介。
クリスタル・ウィング
通称クリス。女。十六歳の女子高生。
そこらに居る普通の旅の女の子・・・なのだが、実は命さえも生み出してしまう錬金術師。その為、裏の名前は「無限の錬金術師」と呼ばれる。命の錬金術を使う時は狐のお面を被るため、正体は誰にも知られていない。恐ろしい胃袋と、辛口の舌の持ち主。本名風野水晶。
サラソウジュ
白い猫の姿だが、本性は鬼女。(でも優しい容貌で、天女というべくきか)。クリスと一緒に旅をしている。甘党で、辛党が大の嫌い。クリスを優しく見守る。
別連載『夏目友人帳×少年陰陽師』も読んでくださったら嬉しいです。では、連載スタート!
- Re: 無限の錬金術師 ( No.6 )
- 日時: 2011/09/02 20:55
- 名前: 火矢 八重 (ID: AHkUrUpg)
アニメ好きさんへ
コメントありがとうございます!やっほお!ええ、読みます!読んでみます!
トリップは初めてなので、ゆったり暖かく見守ってやってください(←初心者なので。アドバイスもよければ、やってあげてください)
- Re: 無限の錬金術師 ( No.7 )
- 日時: 2011/09/03 22:38
- 名前: おーちゃん (ID: 7jEq.0Qb)
ハガレン大好きですぅぅぅ!!!!
トリップとか上手い!!お話考えるの上手いですね!!
続き楽しみにしています、頑張ってください!!
- Re: 無限の錬金術師 ( No.8 )
- 日時: 2011/09/04 13:36
- 名前: 火矢 八重 (ID: AHkUrUpg)
おーちゃんさんへ
こここコメントああああああ有難うございます!
ハガレン面白いですよね!
トリップは初めてで、おまけに初心者ですが、これから更新頑張ろうと思いますので暖かく見守ってやってください!
では、本編スタート
『この地上に生ける神の子らよ
祈り信じよ されば救われん
太陽の神レトは 汝らの足元を照らす
見よ 主はその御座から降って来られ
汝らをその諸々の罪から救う』
街は、そんなラジオ放送の音で賑わっていた。
「原作読んでも実態体験しても、この放送は嫌だねえ。サラ」
顔をしかめた水晶が聞くと、サラも頷く。
『こんなことで救われるなんて、人の人生穢しているのと同じよ。そしてこんな風に人に依存するなんて、人生諦めているのとおんなじよ』
さらりと毒舌するサラ。
「言うねえ、『千年の魔女』さん?」
くっくっくと笑いながら水晶は言う。
『アンタだって思っているでしょ、『無限の錬金術師』さん?』
サラの言葉に、まあね、と水晶は思った。
風野水晶。別名、『無限の錬金術師』。そう、彼女は前の世界でも錬金術師だった。
と言っても、ただの錬金術の理とは遥かに離れている。錬金術は基本「等価交換」。自然摂理の法則で、その『代償』は決まる。しかし、水晶の錬金術は違った。
彼女が使う「錬金術」。それは、彼女が『代償』を決めると言うこと。
彼女が望めば大きな代償を求めることが出来、また、代償を無しにすることも出来る。つまり、代償は彼女自身が決めるのだ。
それゆえに命を「生み出す」ことも可能。代償は無しで。故に、彼女は「無限の錬金術師」と呼ばれる。何でも「無限」に作ることが出来、「無限」の可能性を生むことが出来る、特別な存在。
- Re: 無限の錬金術師 ( No.9 )
- 日時: 2011/09/04 13:54
- 名前: 火矢 八重 (ID: AHkUrUpg)
だが、それが災いしてか、元の世界でもよく狙われたりした。
水晶は女子高生の時は、『錬金術』は使わない。だが、まあこんな錬金術を使える以上、そーゆー仕事にも関わっていたりする。どーゆー仕事かというと、まあ陰陽師とか祓い屋とかの手伝いとか。
何故か学校もそんな『異例の能力』を持つ人たちが沢山居たから、差別を受けることはなかった。が、能力欲しさに狙われることは多々あった。彼女は「無限」に作ることが出来るから、例えば彼女が鉛筆を無限に作り、それを売ることも出来る訳で(なんで鉛筆)。
まあ、例えを鉛筆にするのはまずかったが、彼女の錬金術は金儲けにも使えるし、使い方を誤れば犯罪にだって起こりうるのだ。
だから常に水晶は錬金術を使う時は、素顔を隠している。なので、「無限の錬金術師」イコール「風野水晶」という公式は、一部の人間以外は誰も知らないだろう。
さて、水晶たちは今、昼飯を食べている。
どうやって金を支払ったんだ、と思う人もいるだろう。
水晶たちは、そこらに落ちている小銭を拾って集めて、支払ったのだ。いけないな、良い子と良い大人は真似しないように。
さて、水晶はパクパクと食べ、サラも猫のままでパクパク食べている頃。丁度またラジオで宗教放送をやっていた。
- Re: 無限の錬金術師 ( No.10 )
- 日時: 2011/09/04 14:27
- 名前: 火矢 八重 (ID: AHkUrUpg)
「・・・ラジオで宗教放送?」
「神の代理人・・・って、なんじゃこりゃ?」
いつの間にか、水晶たちの隣に、少年が座っていた。
店主は言う。
「いや、俺たちにとっちゃあんたらの方が「なんじゃこりゃ」なんだが・・・」
この言葉は、水晶たちにも向けられた。
「あんたら、大道芸人かなんかかい?」
ゴホッと、少年と水晶はむせた。
「「あのなあ(/あのねえ)おっちゃん(/おじさん)、おれ達(/私たち)のどこが、大道芸人に見えるってんだよ!」」
おー、ハモリだハモリ。少年と水晶は見事にハモった。
まあ、少年の隣には鎧を来た男の子で、水晶の隣には白い猫(サラ)だから、はた目から見たら大道芸人に見える。
「いや、どう見てもそうとしか・・・ここいらじゃ見ない顔だな。旅行?」
店主の尋ねに、少年は答える。
「うん、ちょっと探し物をね」
「娘さんは?」
店主は水晶にも聞いた。
「私?私は・・・迷子?」
「は?なんじゃそりゃ」
いえ、本当です。寝転がっていたらいつの間にか異世界にトリップしてたんです、だから迷子なんです、とは言えず、水晶はまたパクパクと飯に集中した。
「ところでこの放送なに?」
「コーネロ様を知らんのかい?」
少年の質問に、店主は質問で返した。
「・・・誰?」
「コーネロ教主様さ。太陽神レトの代理人!」
店主が答えると、それに続いて嬉々とした顔で人々が力説する。
だが、少年と水晶は。
「「ふーん」」
どーでもいいですよ、と言わんばかりの顔で言った。
「・・・って聴いてねえな、ボウズ、娘さん」
「だって宗教興味無いし」
「私も」
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