二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 冬結晶. 〔 inzm・東方小説集 〕
- 日時: 2012/03/19 20:33
- 名前: 紅闇 ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)
- 参照: お菓子の袋開けたら中身が飛び散りました。ポップコーンェ……
「やっほう、来ちゃった」
「……あ、あんたら何人の家でくつろいでるのよッ!」
>>東方幻常記
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始めましての方は始めまして、お久しぶりの方はお久しぶり、こんにちはの方はこんにちは。
<紅闇-くれあ->とか言う者です。はっきし言って読み方とかご自由に。気にしてない馬鹿が此処に。
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- Re: ________冬結晶. *小説集*_______ ( No.94 )
- 日時: 2012/02/03 20:32
- 名前: イナズマン (ID: fpEl6qfM)
- 参照: NHKの日常笑える!一回見てみ!?
だいじょぶさー。
がんばれ!こちらも頑張る…
- Re: ________冬結晶. *小説集*_______ ( No.95 )
- 日時: 2012/02/14 21:42
- 名前: 紅闇 ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)
- 参照: 書き方統一する為、色々違いますが許せ。
二章【 霞む地上、戦乱の最中で 】
「やあ、お久しぶりだね。……用件? ああ、ちょっと忠告しておきたい事があるんだけど」
『今ぁ? んー……少しばかり忙しいから後でにしてね、は無理?』
「出来れば無理って言いたいけど。まあ緊急事態、周りが大変です、なら構わない」
『ったく、こっちは一般人とは違ってのんびりしてないんだけどな! で、何さ。あいつの件だったら大丈夫だよ』
「……そうか、流石に雲の上の人間は話が早くて良い。なら、裏の話も平気かな?」
『災厄だっけ? 破滅だか壊滅だか知らんけど、あたし達には関係ないから』
「素直じゃないね。なら良いや、邪魔して悪かった。二人と仲良くしてやってよ」
『勿論! 何年振りかの再会、待ちきれないぐらいさ!』
——会話は、ここで途切れる。
*
「へぇ、闘争大会ですか」
森の獣道を歩く二つの人影。 彼女ら——茜とカーナだ。
安定しない細い道をものともせず、普段と変わらない速さで歩いている。それは流石としか言えないだろう。
目の前の藪を掻き分けたり蹴ったり切ったりしながら、茜は話を続ける。
「ああ。私らがゲームで行う『闘争』をトーナメント式に進めるそうだ。大体、地上の人間と“上の奴ら”とで戦うらしい」
「開催場所が浮遊島、と。この前言っていた五十年……いえ、それ以上下に下りていない、幸せで楽園の様な島ですね」
「その存在全てがデマに見えてしまう、恐ろしく幻の様な島だな」
「そんなに浮遊島が嫌いですか。友人さんがいらっしゃるんですかね、分かりやすい」
「…………」
図星だったのだろうか、茜は口を閉ざす。その様子を見て、カーナは内心ほくそ笑むのだった。
前に進み続けるが、道を阻む草を乱暴に踏み締めた辺りで、急に減速する。茜は口を歪め、深く息を吐いた。
獣道は、幅が一人ギリギリ通れるぐらいしかない。後ろから付いていたカーナは、立ち止まった茜の背中の奥の方を見る。
「どうしたんですか? ……って、あらら」
「もうこんなに伸びていたか。草木の成長は早いのだな」
「それより左側を見て下さいよ、凄いです」
これまでの獣道とは大きく違っていた。茶色の土で出来ていた道が緑で見えなくなっていたのだ。
歩きの邪魔をする程度だった草や藪はお互いに絡みつき、障害物と言うよりは道そのものに。
また、森に囲まれていた視界は急に開けた。日光が完全に届くようになったは良いが、道の左側は足元さえ無い状態。つまり、崖と言うのが正しいか。
崖の下を見て呆然としていたカーナは、頭を振って我に返る。
「これは……えっと、つまりどういう事ですか?」
「真っ直ぐに来ていると思ったが……、獣道を歩いている時に凹、つまり谷の形をしていたという事だ」
「気付かぬまま最深部を通り、今は上に上がる最中? じゃあ此処から落ちたら……」
「谷の奥深くに墜落、と。まあ、道自体は広くなっているから、壁伝いにそれば大丈夫だろう、……多分。人生崖っぷちだな」
「わ、私の人生はまだ半分も越してませんよ!? 死んでたまるもんですか!」
*
広い場所に出た途端全身の力が抜け、カーナはその場に座り込んだ。
茜はと言うと、近くなった水色の空を眺め、チラチラと地上を見たと思えばカーナを見たりと、忙しなく動いていた。
「どうしたんですか、そわそわと落ち着きの無い」
「浮遊島がどこにあるか探しているだけだ。黙ってお前も手伝え」
「浮遊してるんだから下を見ても駄目でしょう? 此処と同じ高さか、それより上を見ないと」
歩き回る茜に声を掛けるが、まるで相手にせず上の空だ。時々低く唸っては立ち止まって考え込んだりの繰り返しだった。
それを見続けていただけで、何故か苛立ちを覚える。カーナも立ち上がって声を荒げた。
「お師匠様! いい加減に、」
「……見っけ。あったぞカーナ。だからそんなに叫ぶな、耳が潰れる。ただでさえ頭が痛いのに——」
え、と目を丸くする。無理も無い、茜の指が指し示す先は、この切り立った崖の下、つまり谷底を向いていたからだ。
ブツブツと呟く茜を無視して、おそるおそる近づき下を見る。谷底は日の光が届いていなく、暗闇に包まれている。
「……えっと? お師匠様? 浮遊島はどこです?」
「…………」
「お師匠——」
ドンッ、と音がして視界に暗闇が広がり、顔全体に強く吹き付ける風。足が支えを失い、宙に浮いた。これは——……
(“落ちているのか?”)
体の自由を失う直前に体を捻って後ろを見る。そこには、ついさっきまで自分が立っていた筈である崖の上と、つま先を半分空中に浮かせて立っている茜の姿。
茜の顔は、薄く、冷たく笑っている。カーナは、その唇が動いていたのをしっかりと目に焼きつけた。
……——足元に注意せよ。
「い、嫌アァァァァァァァァッッ!?」
*
「幻はくだらない。一度破られれば、もう二度と騙せないのだから」
- Re: ________冬結晶. *小説集*_______ ( No.96 )
- 日時: 2012/02/16 17:15
- 名前: イナズマン ◆7/Kp.DKOrE (ID: fpEl6qfM)
- 参照: なんかお気に入りとか全部消えてた…ドリップ間違ってるかも
更新してるね!
面白かったよ!続きが気になっちゃうね!
がんばれ!
- Re: ________冬結晶. *小説集*_______ ( No.97 )
- 日時: 2012/02/18 19:40
- 名前: 紅闇 ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)
- 参照: 書き方統一する為、色々違いますが許せ。
カーナ「語るって」
紅闇です。最近更新が遅れててすみません……
何か納得出来ないと言うか……スランプって言うんですかね? ネタはあるのに書けないって奴。
茜「馬鹿だろ」
カーナ「馬鹿ですね」
ちょっと充電してきます(`・ω・´)
あ、でもカキコには居ますよ! 多分!
インフルエンザ流行ってますねー
私の学校でも、学級閉鎖なりかけたとかなんとか。自分は体調不良で休んでたけどね!
手洗いとうがいって大切なんですね(
そういや、茜のテーマ曲に今更悩んでる始末。
東方妖精大戦争Exですよ! メイガスナイトですよ!
あ、時間なくなった。それでは!
- Re: 冬結晶. *inzm・東方小説集* ( No.98 )
- 日時: 2012/03/01 20:23
- 名前: イナズマン ◆7/Kp.DKOrE (ID: Tm4QTnE9)
- 参照: 新スレ作った!「日常のイナズマイレブン」よろしく
語ってたね
がんばれ!
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