二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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え、明久に転生・・?
日時: 2012/11/11 04:30
名前: 紫炎 (ID: E4SfFOIY)

殺された俺は死ぬ直前に、あの小説の生活を過ごせたら、とあり得ないようなことを思い世界から消えた。
しかし、いつものように目が覚めたことに違和感を持った俺は、部屋に置いてあった鏡を見ると死ぬ前に見た本の主人公。『バカとテストと召喚獣』の吉井明久だった

オリキャラ設定part1 >>17-18
『俺』の最後 >>01
登校日前日 >>02-04
フラグが立った? >>05-06
違和感 >>07-12
不穏な自己紹介 >>14-15 自己紹介?いいえ、殺人予告です >>20-22
あの娘の登場。戦争のトリガー >>24-25
主要メンバー >>26 >>29 >>32

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え、明久に転生・・? ( No.2 )
日時: 2012/10/17 16:18
名前: 紫炎 (ID: E4SfFOIY)

piiiii! piiiii!

どこからか甲高い音の電子音が聞こえる。手探りで音の聞こえる方へと手をのばすと、発見できたのかボタンを押す

「まだ、眠てぇのによ」

そう言い残し、布団の中に顔を入れる。たく、死んだ世界ってこんなんだったか?まあ、いい。いきなり迷い込んだ先が銃弾が飛び交う場所じゃなく、ベレー帽のようなもんをかぶった女の子がスナイパーライフルを持って天使を倒そうとする世界じゃなくて

「・・・って!待て待て!何で感情を持ってんだよ!」

俺は気づかなかったことに気づき、声をあげる。だってよ普通死んだのなら、生きていた俺と言う人格、感情がなくなり今みたいにつっこんだりできない。ましてや、喋ることができないのだから

「と、とりあえず何か思い当たる節は・・・あ」

一つだけ思い出した。死ぬ間際に言った言葉、あいつみたいな奴になりたい。確かそう言って死んだはずだ

「思うより、実行だ。えーっと鏡はっと」

ベットから起きて、鏡を探す。以外にもすぐ発見でき、覗いてみる

「何じゃこりゃぁぁあああああああ!!!???」

そこに写ったのは、死ぬ間際に思ったあいつ。バカテスの主人公、吉井明久だった

え、明久に転生・・? ( No.3 )
日時: 2012/10/17 20:49
名前: 紫炎 (ID: E4SfFOIY)

「・・・とりあえず、俺は吉井明久だよな」

数分後、冷静に物事を整理した俺は再び自分に問いただし、頭の中で間違いないことを確認した

「はあ、それより。今日って何日だ?」

疑問に思った俺は壁に掛けてあるカレンダーを見る。ふむふむ、四月八日か。で、学校に行くのは・・・明日か

「とりあえず、何をすればいいんだ?部屋もある程度片づけてあるし、これといって特にすることも無いしな・・・」

しかたなく、今後のことでも考えるとするか。確か、明日登校日ってことはFクラスは確実だな。で、原作だったら雄二にいきなり罵倒されて、自己紹介で島田に笑顔で明久(俺)を殴ることが趣味だと言われ、戦線布告をしたもののボコられるか・・・

「なんでだろ、スッゲェ悲しいわ」

感動ではない。扱い&出来事が明久となった俺にはすごく、泣けてくる。こんな気持ちだったんだな明久って

「うん。原作にはならないようにしよう」

心にそう決めた俺であった

え、明久に転生・・? ( No.4 )
日時: 2012/10/17 22:29
名前: 紫炎 (ID: E4SfFOIY)

「そういえば明久って金無いんだよな」

原作の扱いにならないように決心してから数分後、ふと思いだした。そう、明久は仕送りをゲームに使うという驚異の無駄使いをするのである。そのため、ガスや水が使えなかったり食料は水、塩、油の三種の栄養素で過ごしている。時にはカップラーメンを1/無限で過ごしたりもしている

「とりあえず、金はなさそうだしゲームでも売って金に変えるか」

金も食料も無かったため、貯まりに貯まったゲームを売りに行った


「ありがとうございましたー」

ゲームショップからでた俺は面白くなさそうなゲームを全て売り、金に変えた。合計金額は状態が新品に近かったのか15万は軽く越え20万近くになった

「ふぅ、結構な額になったし帰るーーん、何だあれは」

行き交う人の中で同い年くらいの女の子を三人で路地裏に連れ込もうとする輩を見かけた。しかし、外道な奴だ。一人に三人がかりとは。仕方ねぇ、見過ごしても俺の気分がわりぃから助けるか

え、明久に転生・・? ( No.5 )
日時: 2012/10/19 22:41
名前: 紫炎 (ID: E4SfFOIY)

誰もいない路地裏から声が聞こえる。今すぐに、というわけにもいかずここは様子を見る

『放してください』
『いーじゃんかよー、な!遊ぼうぜ』
『そうだぜ!刃向かえばどうなるかぐらいは考えることは可能だろ?』
『へへへ』

ゲス共の声が誰も居ないためかよく聞こえる。さてと、そろそろ悪者退治と行きますかな

『ま、どうせ誰もいないとこだからな』
『そうそう。助けが来るとでも思ったら間違「いではないんだよね」っ!?』

前世で趣味で身につけたストーキングが役に立つとは思わなかったが、女の子にも気づかれずにまずは一人、静かに気絶させる。そう、気分はスネークのように

『テメッ、ヤスオになにしやがる!』
「気づかれずに気絶させたーーーだけだよ!」

体制を低くして、一気に懐に潜り一発で鳩尾に深く入れ、声を出させることなくしとめる。さて、後は一人だが

『これでもくらえっ!』
「チッ、不意打ちか。けどな、声を出した時点で失敗なんだよ!」

そこらへんに落ちている鉄パイプを拾い上げ、当てようとする。だが、俺にしたら遙かに遅い方だ

「消えろっ!」
『ひでぶっ!!』

振り降ろされる場所を読み、回し蹴りを決めて勝利を納めた

え、明久に転生・・? ( No.6 )
日時: 2012/10/20 09:47
名前: 紫炎 (ID: E4SfFOIY)

「ほら、大丈夫か?」
「あ、はい」

雑魚を倒し、女の子を助ける。よかった、怪我はしてないようだ

「そういえば、何で絡まれたりしたんだ?あ、悪い。答えたくなけりゃ、別に言わなくてもいいけどさ」
「家に帰ろうとしたら話しかけられて・・・あの有り難うございました」

そういえば、俺って助けたこともないから、こうして有り難うって言われたことがなかったけ

「別に、あの時見かけて気になったから助けただけだよ。むしろ助けない奴が最低だ。強者であろうと弱い奴も助けられないなら強いと名乗る資格はねぇ。弱い奴がどんな奴であろうと助けることができるんなら、そいつは強者だ」

と、口では言っておく。騙すようだが、今の俺が言えることではない。強者気取りの最低な俺が

「ま、気をつけて帰れよ」
「あの、助けてくれたお礼に何かしたいのですが・・・」
「吉井明久」
「え?」
「文月学園二年F組の吉井明久だ。礼として覚えておけ」

名前を言い、その場から立ちさる。さて、今日の晩は何を作ろうか

『吉井明久・・・ですか。ふふっ、礼は必ず返します』

無論、その声は俺の耳には届いていなかった


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