二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ボンゴレⅠ世と夜空  【復活】
日時: 2010/08/02 12:52
名前: アリア (ID: JYUE09Me)

初めまして、アリアです。
ジャンプ系の漫画が大好きで、書こうと思います。
のんびりですが皆様どうぞごらんになって下さい。

*注意*(しないと思いますが)
荒らしはやめてください。
批判・中傷累々はやめてください。
オリキャラの募集はやりません。(私の頭では無理なため。)

どうぞご了承ください。

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Re: ボンゴレⅠ世と夜空  【復活】 ( No.30 )
日時: 2010/10/27 11:40
名前: 風 (ID: S78i8iJk)

ランポウ………可愛いですねvv
イタリア風の優男っぽいのに結構純そうで♪

彼女がそう言うのに興味が無くてジョットの感情に気付いていないのは分りきっている気が…
さり気ないランポウの気遣いが良いって話です(苦笑

Re: ボンゴレⅠ世と夜空  【復活】 ( No.31 )
日時: 2010/10/31 21:28
名前: アリア (ID: 5FEzjtUd)

風さん>

そうなんですよぉwwwナナはお決まりパターンで鈍い女の子なんですよ(笑)
ランポウはランポウでナナの事が(多分)好きなんですけどね……ジョットをあえて応援するという……ただ単に最初から諦めているというのもあるかもしれません(笑)

Re: ボンゴレⅠ世と夜空  【復活】 ( No.32 )
日時: 2010/10/31 22:05
名前: アリア (ID: 5FEzjtUd)

〜第8話〜〝初めまして〟



ナナは、今困っていた。
何故なら_____

「ん〜やはり、美しいですねぇ……如何です?僕の恋人になりませんか?」

目の前に、変な男が立っているからだ。


元々、ナナはGに頼まれて書庫の整理をしていた。
その書庫にはここ数年誰も入りたがらず、掃除が出来ないままだった。
その時、ナナが自分がやる、と言い出したのだ。
それは綺麗好きなGにとっては大喜びの申し出でもあった。
そして、ナナは書庫へ来たのだが__

「ん〜照れなくても良いんですよ、…まぁ、そんな所も可愛らしいのですが…」

変な男がいた、という訳だ。

ジョット達と同年代の様な(一応)整った容姿…に、変わった服装に、変わった髪型。

正直、関わりたくない様な男である。
しかし、彼が誰なのかも気になる。
仕方がないので、ナナは話しかけた。

「…お前、誰だ?」
「ん〜これは失礼しました。僕の名前はD・スペード。デイモンとお呼び下さい」

にっこり、と笑うデイモン。
思わずゾゾゾ、と背筋に寒気が走る。

その時、ふとナナは思った。

(デイモンって何処かで聞いたことがあるような無いような……)

「では、貴女の名を聞いてもよろしいですか?」
「あ、あぁ。俺はナナ」
「ナナさんですか。良い名ですね」
「そうなのか?ジョットが付けた名前だが」

……………


「ジョットが…ですか?」
デイモンが驚く。

「あのドSで鬼畜で悪魔の様なジョットが、ですか!?」

そのデイモンの驚きようには逆にナナが驚いた。
「え、あ、あぁ。そうだが…というか、ジョットは優しいぞ?」
「あの男がですか!?」
「あぁ。ジョットは優しいぞ?階段を登るときには必ず手を持ってくれるし、一緒に買い物に行ったら重い方の荷物を持ってくれるし…」

それに、それに……と続ける彼女を見てデイモンは呟く。

「…成程。Gが貴女を彼から離したがるのも分かります」

その呟きは、誰にも気付かれなかった。

「そういえば、初めまして」
「…今頃か?」

Re: ボンゴレⅠ世と夜空  【復活】 ( No.33 )
日時: 2010/11/02 16:13
名前: 風 (ID: h4O0R2gc)

ナナが鈍いのは最初から分っていましたよ…(酷い…
ランポウと言うか大人ランボさんは大体基本的に女性との付き合いは大切にしそうだけど…
相手が居る場合は簡単に譲りそうな所が有りますよね…
意志薄弱なのか幾らでも出会いが有ると言う考えなのか…

そして,恐ろしい変態に捕まったと♪
デイモンとナナとじゃジョットも扱いを変えるでしょうよ(苦笑

Re: ボンゴレⅠ世と夜空  【復活】 ( No.34 )
日時: 2010/12/09 16:50
名前: アリア (ID: 5FEzjtUd)

〜第九話〜〝恋敵〟


「おい、ジョット」
Gがノックをせずに堂々とジョットの執務室へ入ってきた。

「なんだ、G」
「シモンが」
来たぞ、と言い終わる前に部屋に濃い赤毛の男__シモンが入ってきた。

「よージョット!お前、どこぞの女に首ったけなんだって?」

「ようシモン。…で、一体その事を誰から聞いたんだ?」

ひくひく、とジョットの顔が引きつる。

「Gが愚痴ってたぞ。「…あの野郎、この頃は仕事まですっぽかしてナナへのプレゼントを買いに行ったりしてよ…まったく後始末が大変なのに…」と愚痴りまくっていた!!」

「…ほう。そんな事を言っていたのか、G」

Gが慌て始め、

「いやいやそもそも何でその事をシモンが知ってんだ!?それは確かにそう言っていたがあの時傍にいたのはトマゾだけにしか言ってないのに!?」

と、困惑した表情で言う。

「フフ、俺とトマゾは実は仲良しなのだ!だから、筒抜けだぞ」

と、シモンは不適に笑った。

「まぁそれはどうでも良いんだ。なぁジョット。お前を骨抜きにした「ナナ」と言うのはどんな女だ?」

「ふむ…ナナは、美しく、可愛らしく、そして愛らしい。彼女を構成する全てが、俺にとって愛しい」


「ふーん…そんなにか……」

「あぁ…彼女の為なら、俺は死んでも良い。…でもな」

「?」

はー、と溜息をつくジョット。
そして、

「でもな…いくらなんでも俺の気持ちに気付いてくれても良いじゃないか!!」

クワッ、と目を開くジョット。

「俺は彼女が好きだ。愛している。その思いに偽りはない…だが、アプローチし始めて早数ヶ月__いや、もう半年だ。なのに…まったく気付いてくれないんだ……」

ガクリと肩を落とすジョット。
そしてその背中をポンポン、と叩いてやるG。

「…そんなにひどい女なのか?」

「いや、あれは恐らく生来のものだろう……天然、というやつだ…まぁそんなところが可愛いのだが!!」

拳を握りしめて熱く語るジョット。

と、その時。

控えめなノックがして、

「Gはいるか?」

と、ナナが部屋に入ってきた。

「ナナ!」

「あぁ、いたいた、探したぞ、G」

抱きしめようとしたジョットをスルーして、彼女はあっさりGの方へ行く。

「書庫の整理、終わったぞ」

「お、もうやったのか。ありがとな」

「いや、なかなか面白そうな本も見つけれたしな。俺も満足だ……あ、すまない。接客中だったか」

ナナがふとソファに座っていたシモンを見つけた。

「初めまして。夜空の守護者の、ナナだ」

「初めまして、ナナ。俺はシモン=コザァート。よろしくな?」

そう言って、シモンは彼女の手を取り彼女の手の甲に口付けをした。


__それから、ジョットvsシモンのナナを賭けた戦いは、本人の知らないところでひっそりと続いていたりする。



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