二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- FINAL FANTASYⅦ 更新再開
- 日時: 2011/03/25 15:16
- 名前: Aerith ◆E6jWURZ/tw (ID: hQNiL0LO)
クリックありがとうございます!!\(≧∀≦)/
二次創作は初ですのでよろしくお願いします!
これさえ守っていただければ&ご了承の上なら初心者さんでも、もちろんプロの方でもどなたでも大歓迎です!!
※Ⅶだけに7つあります。
Ⅰ わいせつ、出会い等目当てでは入ってこないでください。
Ⅱ 荒らし、暴言等はやめてください。ファンの人には不本意な作品になるかもしれませんが、
こんな感じ方をしたファンもいたんだ、って広い心で読んでいただけると助かります。
Ⅲ 基本恋愛方面はクラエアです。クラティはたぶんないとおもいますが、ザクエア、ヴィンユフィはあるかも・・・。
Ⅳ 更新速度は遅いです。休日(特に土曜)はなるべく更新すると思います。
Ⅴ 時折暴走しちゃうかもしれませんが、多少のことには目をつぶっていただけると幸いです。
Ⅵ キャラ崩壊とか、恋愛形状がゆがむ恐れがあります。
Ⅶ どうかここではみんな仲良く!!m(_ _)m
Aerith(わたし)とエンカウントできる場所(笑
小説カキコシリアス・ダーク//主に月夜の救世主さんの小説、来てくださった方の小説、
自スレ「——光と闇のAbility戦争——」
\\ 二次創作(原作あり)//主にここやFF関係、時スレ「ONE PIECE—裏切りの白魔導士—」来てくださった方の小説
\\ コメディ・ライト//主にESP探偵事務所、来てくださった方の小説
アメーバピグ、アメブロ
*・.*・.*目次*・.*.・* *・.*・.*その他説明*・.*・.* *・.*・.*お客様*・.*・.*
序 章
>>10 —プロローグ— >>1 登場人物 Pert 1 こばと様
>>19 序章 Capter Ⅰ —古代種の末裔— >>3 世界観 真瑠様
>>29 Capter Ⅱ —親友。のちライバル— >>87 登場人物 Pert 2 ミルク様
>>36 Capter Ⅲ —秘密— ジュリエッタ様
>>40 Capter Ⅳ —デート、一回!— かりん様
>>43 Capter Ⅴ —“きらいじゃないよ”— nata様
>>45 Capter Ⅵ —回し手紙— MILKターボ様
>>49 Capter Ⅶ —What do you have dreams ?—
>>53 Capter Ⅷ —魔力—
>>58 Capter Ⅸ —形見—
>>64 Capter Ⅹ —好き—
>>66 Capter ⅩⅠ — 一騎打ち —
>>70 Capter ⅩⅡ —決着—
>>71 Capter ⅩⅢ —事故—
>>75 Capter ⅩⅣ —寝言—
>>80 Capter ⅩⅤ —彼の中の獣—
>>83 Capter ⅩⅥ —制服—
>>91 Capter ⅩⅦ —席替え—
>>94 Capter ⅩⅧ —絶滅危惧種—
>>97 Capter ⅩⅨ —動き出した歯車—
>>103 Capter ⅡⅩ is Before 〜女は強し〜
>>108 Capter ⅡⅩ is After 〜歓喜と苦渋〜
>>110 Capter 21 —それぞれの選択—
>>112 Last Capter is Before 〜仇〜
>>113 Last Capter is After 〜脱出〜
第 一 章 〜反旗〜
>>117 プロローグ
>>118 Capter 23 —飛空挺シエラ号—
>>121 Capter 24 —失ったもの—
>>126 Capter 25 —三人—
>>127 Capter 26 —満天の夜空—
>>128 Capter 27 —本当の力—
>>132 Capter 28 —足手まとい—
>>135 Capter 29 —雨降りの夕方—
>>139 Capter 30 —虹と夕日—
*・..・*・.・**・..・*・.・**・..・*・.・**・..・*・.・**・..・*・.・**・..・*・.・*
ゆる〜いきもちでお帰りなさるつもりなら、こちらのメニューなどいかがでしょうか。
>>105 FFⅦキャラたちの舞台裏潜入! ぱ〜と1!
>>106 \\ ぱ〜と2!
こちらの舞台裏でのコント(?)を読んでくださる方々への注意!
(注1:マジで半端なくゆる〜いです。お時間あって、暇つぶししたいって方のみどうぞ。)
((もちろん、わざわざ見ていただいた人には感謝感激雨あらsh・・・(殴))
(注2:キャラ崩壊も半端ないです。ご了承ください。)
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- Re: FINAL FANTASYⅦ—序章— コメント下さい!! ( No.71 )
- 日時: 2010/12/11 10:15
- 名前: Aerith ◆E6jWURZ/tw (ID: hQNiL0LO)
Capter ⅩⅢ —事故—
ここのプールは、温水だ。だから雨でも関係なく、水泳の授業が行われる。
ミッドガルにはほとんど季節は無いから別にいらないのではと思うが、ここはまた、スケート場にもなる。
男子と女子の泳ぐプールは別になっていて、見学者はその二つのプールの周りの好きなところで腰を落ち着ける。
体育の教師はディオで、うわさではゴールドソーサーの園長だと言う話だが、どうなのだろう。
何よりクラウドは、そいつの性格が嫌だった。
もう18歳の俺を少年呼ばわりするし、無駄についた筋肉を惜しみ無く出すために赤いゴムパンツをはいている。
まぁ、俺の私服とかソルジャーは服が大剣を振るとき邪魔しないように肩を出してはいるが、下は長ズボンだし・・・。
とにかく、キモいマッチョだ。
クラウドは腰を落ち着け、右ひざを立てて壁に背を預けた。
そこはちょうど男女の中間で両方見える感じだが、クラウドは男子軍のふざけっぷりを見ていた。
視線を感じて思わず女子のほうを見ると、少し惚けた様な顔で俺を見る—実は見つめていた—エアリスと目が合った。
エアリスは頬をかすかに染め、にっこり笑った。
クラウドは急に気恥ずかしくなって、エアリスが他の女子の所に行くため背を向けた時、彼も顔を背けた。
一体、何なんだ!?
ディオが近づいてきて、座っている俺の肩に手を置いて言った。
「青春だな、少年よ!!」
クラウドはイラついて無視したが、そいつは「ハッハッハッハ!!」と笑いながら去っていった。
*Aerith Side*
クラウドと目が合ったよ!!うれしいっ!!
わたし、笑ったとき、クラウドは少し目を丸くしていた。
思わず頬の筋肉が緩んじゃったんだけど、なんか幸福な気分。
ティファ、すごく泳げるよね。
・・・というか、かわいい顔に似合わず強そうな体格してる。
じゃあ、モンスターと戦ったりしたら格闘派なのかな。わたしは無理だけど。
ほとんど他の生徒も上がったから、ティファが先に上がって、わたしもプールから上がろうとしたとき、それはおきた。
もぐってる状態から抜け出せなくなったの。
振り向くと、髪の毛が排水溝の格子に絡まっていて、それが邪魔してるっぽかった。
わたしはもぐってそれを解こうとしたけど、無理だった。息が続かなくて、大量の泡を吹き出した。
ヤバイ、と思ったときにはもう、わたしの視界は暗くなっていた。
エアリスの体はゆっくり沈んでゆく。
心の中で、叫んだ。
———助けて、クラウド・・・!!
*Cloud Side*
クラウドは、体育が終わった静けさだけのプールに最後まで残っていた。
見学者は、いつも最後になるのだ。
結局何も無かったな、とクラウドは思った。
ディオは次の授業があるからとあわてて先に行って、ここの鍵は置いていってしまった。
だからといって、一番きらいな教師のために親切心は働かない。
そのまま去ろうとしていたときだった。
頭の中に、声が響いた。
———助けて、クラウド・・・!!
クラウドははっとして振り返った。
最初に感じた、あの嫌な予感がよみがえる。
女子のプールに沿って、注意深く目を凝らしながら走った。
すると、人影が見え、クラウドはぶかぶかなYシャツを反射的に脱ぎとった。
ザン、と言う水音が耳元で聞こえ、クラウドはプールの中にいた。
自分の出した泡のヴェールの消えるのも待たず、クラウドはエアリスの見えたはずのほうに手を伸ばす。
彼女の腕らしきものに当たり、クラウドはその手を引いた。
そうすると、クラウドは何かが彼女の体を抑えているのに気づき、それが絡まった髪の毛であることも気づいた。
即刻それを器用にほどき、クラウドは気を失った彼女の体をプールの縁に上げた。
「おい!!・・・おい!!エアリス!!」
起きない。
クラウドは白くすべらかなエアリスの肌が、より青白くなっているのに気づき、これは危険な状態だと悟った。
やむをえず、クラウドは彼女の胸に手を置いてグッグッグッと押した。
ふうーっと口から息を吹き込む。
そう、人工呼吸だ。
エアリスはごほごほと咳き込み、また気を失った。
しかし、そのとき彼女の瞳にかすかに映ったものがあったことにクラウドは気づかなかった。
自分を助けてくれた彼の姿は、きちんと瞳に映っていた。
- Re: FINAL FANTASYⅦ—序章— コメント下さい!! ( No.72 )
- 日時: 2010/12/11 10:23
- 名前: Aerith ◆E6jWURZ/tw (ID: hQNiL0LO)
Capter ⅩⅢ 長くてすいませんorz
- Re: FINAL FANTASYⅦ—序章— コメント下さい!! ( No.73 )
- 日時: 2010/12/11 12:44
- 名前: 真瑠 (ID: glYNRe/q)
ディオww懐かしいな この名前!
にしても人口呼吸!!FFで人工呼吸のイベントあったけど、やっぱエアリスだと いいね!★
今後のエアリスの心の動きが気になりますッ♪♪
- Re: FINAL FANTASYⅦ—序章— コメント下さい!! ( No.74 )
- 日時: 2010/12/12 14:51
- 名前: Aerith ◆E6jWURZ/tw (ID: hQNiL0LO)
ありがとうございます!!
ディオはいつもなんかうざかったけど、自分で書くとちょっとパワーUPしてる気がしますww
人工呼吸ですよ!!
このオリだと、一応裏設定で彼女にとっての1stkissですよ!!
いやあ・・・。純粋乙女ですなぁ←じじい風
クラウドがプリシラに人工呼吸した後いるかに協力してもらって上に行く前、エアリスとティファが「いやよねぇ」「そうよねぇ」と冷たく彼を見ていたことを思い出しますねww
・・・ということで、エアリス大好き人のわたしは、彼女に一花持たせてやりましたよ。ええ。ww
これで、恋は得意なのに意外と相手の気持ちのわからない彼女も、いい加減気づいたのではないでしょうか。
それではこのへんで。
- Re: FINAL FANTASYⅦ—序章— コメント下さい!! ( No.75 )
- 日時: 2010/12/12 23:35
- 名前: Aerith ◆E6jWURZ/tw (ID: hQNiL0LO)
Capter ⅩⅣ —寝言—
*Aerith Side*
必ず、助けに来てくれるはずだと思った。
なぜかはわからない。
レノとの一騎打ちのときに感じたものと同じだった。
体の足のつめの先から髪の一本一本まで、体の隅々で
———そして心のすべての場所が、全身全霊に叫んでいた。
クラウドは来る、と。
それは、彼女と彼が生まれる
———いや、もっとずっと前、世界が始まる前から約束されていたこと。
もちろん本人たちは頭で“知る”ことはなく、心や魂で“感じる”ことだけしか知らない。
とくに、その古代種の末裔がより強く感じる。
二人は、そのときから結びつくことも決まっている———。
保健室。
「クラウド・・・。」
小さく発したその言葉は、エアリスの意識を引き戻す。
ぱち、と目が覚めた。
そこは薬のにおいが鼻を突く部屋で、カーテンも壁も全部真っ白だった。
何か、夢を見ていた気がする。
なんだったっけ・・・。思い出せない。
体の神経も起きだしてきたのを感じるとともに、自分の寝ているベッドの下のほうに、体重を感じた。
ゆっくりそこを見ると、人が頭を抱えて座っていた。
金髪の、ツンツン頭。
あれはやっぱり———。
ぴく、と彼の肩が反応し、ゆっくりと顔をあげつつこっちを見た。
そこには、見慣れたあの淡い輝きを秘めた瞳があった。
「・・・・・エアリ、ス・・・・・!?」
彼女上半身を起こしてふう、とため息をついた。
彼はふ、と頬の筋肉を緩めた。
あの笑顔の苦手なおなじみ、彼なりの笑顔だった。
エアリスはそれを見、うれしくなって急に動いてしまった。
「お、おい!!病み上がりなんだから、そんなことしたら・・・!!!」
彼が言うが、その忠告はもう遅かった。
立ち上がった体のバランスが、ぐらっと崩れる。
「わわっ!!!」
「うわっ!!!」
二人してベッドから落ち、床に落ちる。
エアリスがクラウドの上に落ち、下敷きにしてしまったような状態だった。
彼女が先に落ちていたら、したたかに頭を打ってしまったような感じだ。
即刻彼女が気づく。
「わっ!!ご、ごめん!!」
しかしどこうにも、二人とも足がベッドの上に乗っていて、動こうにも動けない。
・・・おまけに妙に密着している。
レノじゃなくてよかったと思うエアリスだったが、そうも言ってはいられない。
病室で、専用のロングスカートじゃなく、制服のスカートだったら体勢的にやばかったが、不幸中の幸いだった。
「ど、どうしよ、クラウド!!?」
「どうしようって・・・。どうにも・・・」
そのときだった。
シャ、とカーテンが開いた。
女の人のシルエットが見下ろす。
「まあまあまあまあ・・・。大変。クラウドさんが救出したプリンセスに襲われているわ」
「「ち!!ちがうって!!」」
二人は慌てて訂正する。
その人は、わかってるわよ、冗談冗談。と笑いながら
しゃがみこんだ。
「そ、それより早く助けてください!!」
「もう少しで直るでしょ」
「「え!?」」
足がずるずるずれていた。
どっすん、と二人して足が落ちる。
「きゃ!?」
「うわ!?」
「大丈夫??」
やっと見えたその人の顔。
それを見て、エアリスは気づく。
保健室のその先生は、あの有名なパイロット、シド・ハイウインドの助手をしている女性。
シエラだったのだ。
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