二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ——手と手を繋いで[銀魂]
- 日時: 2010/10/29 16:43
- 名前: 扉 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: 目の前が勉強と試験と、そして、貴男との未来。かもね
(●・ω・)ノ------------start------------ 10/1
初めましてですね^^
こんにちは、こんばんわ!!
扉[トビラ]と申しますv
この度、初めての銀魂小説を書かせていただきます^^
最近銀魂にはまったばかりで、再放送しか見て無くて、原作ガン無視、と言う残念クオリティですが^^;
それでも許してやる!!、っていう勇気ある方は、右手に目薬を御用意して、ご覧くださいなv
--------------------------
( -_-)θ★CaST(ノ゜-゜)ノ
▼黒鳥春風 KurOtORi hARukazE
▼柊 白兎 hIiRagI HakTO
▼霽丸香澄 hAReMarU kAsUmI
▼鬼羅 kIRa
▼ニコリ・フェラーラ
まだまだ増えますvv
(○´ω`)ノ--------------------------それでは始まります☆、たぶん。
ContentS
序章 >>002
一章 >>010>>018>>023>>038>>039>>047>>054
二章
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- Re: ——手と手を繋いで[銀魂] ( No.15 )
- 日時: 2010/10/03 21:06
- 名前: アリス (ID: /jbXLzGv)
何か春風が凄く良いw
可愛い!!(ちょ
- Re: ——手と手を繋いで[銀魂] ( No.16 )
- 日時: 2010/10/04 17:39
- 名前: 扉 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: テストの点数で泣いて、貴方の一言に笑う。
>アリス様
ありがとうですーvv
そう言って貰えると嬉しいw
可愛いキャラ極めたいですwww
- Re: ——手と手を繋いで[銀魂] ( No.17 )
- 日時: 2010/10/04 17:59
- 名前: アリス (ID: /jbXLzGv)
可愛いキャラ良いですよね!!
うちの所は全く可愛いげが無いです。
- Re: ——手と手を繋いで[銀魂] ( No.18 )
- 日時: 2010/10/05 17:15
- 名前: 扉 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: テストの点数で泣いて、貴方の一言に笑う。
002
「それじゃ、黒鳥さんは此処で寝てくださいね」
黒髪の青年、山崎退に連れられて、春風は隊舎の中の一室にやって来た。
「この部屋は自由に使って良いよ。あんまり使って無いから、ちょっと汚いけど」
確かに、他の部屋より埃っぽく、薄暗い。
空気も隠っている感じだ。
山崎はテキパキと窓を開けて埃を払い、襖を開けて布団の場所を示した。
「ん、ありがと。山崎さん」
春風が笑うと、山崎は照れた様にはにかんだ。
「良いよ、全然。それじゃ、俺たちは隣の部屋とかにいるから」
「はーい」
ぱたん、と障子の閉まる音がしたのを聞いて、山崎が出て行ったのだと確認する。
春風は、畳の上に寝転がった。
——あの人、きっと感謝されるのに慣れてないんだろーな。
先程の山崎の対応を思い返し、クスリと笑みがこぼれる。
——面白い人、いっぱい居るや。
退屈しない毎日に胸を弾ませる。
そして、ただ1度の手合わせで、自分の実力を買ってくれた3人。
彼らもまた、春風の“楽しみ”の1つだった。
「案外、簡単だったなぁ。もっと、試験とかあるのかと思ってた」
春風は、暗闇の中1人で嗤う。
そして目を瞑った。
その10秒後には———、
仇の血に塗れ復讐に汚れた世界に立っていた。
——————
「寝ました、土方さん」
山崎は春風の部屋の障子から、中の様子を覗いて言った。
相当疲れていたのか、また夕方だと言うのにふと目を閉じたまま寝てしまったらしい。
その証拠に、部屋の真ん中で布団も敷かずに寝転がっている。
「そうか・・・・・・」
土方は相変わらず煙草をくわえたまま相づちを打つ。
「しっかし、何者なんですかね。どうみたって、まだガキじゃないですか」
「あぁ」
「局長も何考えてんだか・・・・・・、」
山崎はため息混じりに言った。
遡ること、10分ほど前。
真撰組局長である近藤勲は、満面の笑みで、
“いいじゃないか、子供だからと言って侮れんぞ!!戦闘隊員が増えたと思えば、それで良いだろう”
等と呑気なことを言って、隊士たち全員を納得させたのだ。
だが、当然、春風の発言には引っかかるものが多い。
「・・・・・・、復讐を餌に動いてる奴に、ろくな奴はいねぇ」
春風が真撰組に来た理由。
それは、両親の敵を取るためだという。
根掘り葉掘り詳しいことも訊けず、結局“5年前に殺された”という情報しかない。
「攘夷志士ねぇ、」
「心当たりあるんですか?? 土方さん」
山崎の問いに、微かに眉を動かした。
「いや・・・・・・ だが、お前なら、あるんじゃねぇか??」
土方の視線の先にいるのは、もう山崎ではない。
小さな足音が、2人の後ろから聞こえた。
「柊————、」
山崎が振り向くと、そこには白い髪をした青年が立っていた。
長めの前髪で右目を覆い隠し、見えている左目は綺麗な緑色をしている。
2番隊隊長の彼は、土方と山崎に向かってペコリと頭を下げた。
「すみません、迷惑かけて」
青年の言葉に、土方は「いや、」と首を振った。
「何で柊さんが、謝るんですか??知り合いなんですか、あのガキと」
山崎の言葉に、白髪の青年・柊白兎は、困ったように眉を歪めて頬笑んで言った。
「俺の、幼なじみなんですよ。“彼”」
「え、そうだったんですか?!」
「一応。今帰ってきたから、来てること知らなくて。驚きましたよ」
山崎は混乱した様子で、白兎の言葉に頷く。
土方はふぅーっとため息をついた。
「で、何者だよ、アイツは」
「一言じゃ言いにくいですね。それに、俺も全てを知ってるワケじゃないですし」
白兎はニコッと笑ってみせる。
それは何処か、春風に似たモノがあった。
当然、15歳の春風よりも、19歳の白兎のほうが幾分大人っぽい印象なのだが。
「何でもいんだよ、アイツのことなら」
土方の台詞に安心したのか、白兎は再度笑顔を向ける。
土方はそっぽを向いた。
「此処じゃ、何ですから。奥へ行きましょう??」
白兎は、自分の部屋へと土方たちを連れた。
——————
使い込まれている白兎の部屋は、春風のモノとは違い生活感溢れていた。
塵1つ見あたらず、たくさんある書籍は整とんされていた。
まさに、柊白兎という人物を良く表せた部屋だ。
「そのへん、座ってくださいな。副長、山崎さん」
自分よりも隠したな山崎にも、丁寧に“さん”を付け座布団を用意した。
そして自らも、向かいに座る。
「彼の両親が死んでいることは、知ってますよね??」
「あぁ、」
白兎は、怪しげに、微笑む。
「彼は根っからの復讐者です。5年前から、それだけを胸に生きてきたんですよ」
「護りたいモノは、彼の“復讐心”なんです。此の街の平和とか治安とか、そんなものどうでも良い」
土方は眉間の皺を一層強めた。
山崎の頬に、冷や汗が1粒垂れる。
「春風は、攘夷志士よりも、危険ですよ———」
「護ることを知らない、限度を知らない、危ない奴なんですよ」
この日、土方の脳裏から、この言葉が消えることはなかった。
- Re: ——手と手を繋いで[銀魂] ( No.19 )
- 日時: 2010/10/04 18:59
- 名前: 扉 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: テストの点数で泣いて、貴方の一言に笑う。
>アリス様
ですよねw
いえいえ、アリスちゃんも魅力たっぷりですよw
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