二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ——手と手を繋いで[銀魂]
- 日時: 2010/10/29 16:43
- 名前: 扉 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: 目の前が勉強と試験と、そして、貴男との未来。かもね
(●・ω・)ノ------------start------------ 10/1
初めましてですね^^
こんにちは、こんばんわ!!
扉[トビラ]と申しますv
この度、初めての銀魂小説を書かせていただきます^^
最近銀魂にはまったばかりで、再放送しか見て無くて、原作ガン無視、と言う残念クオリティですが^^;
それでも許してやる!!、っていう勇気ある方は、右手に目薬を御用意して、ご覧くださいなv
--------------------------
( -_-)θ★CaST(ノ゜-゜)ノ
▼黒鳥春風 KurOtORi hARukazE
▼柊 白兎 hIiRagI HakTO
▼霽丸香澄 hAReMarU kAsUmI
▼鬼羅 kIRa
▼ニコリ・フェラーラ
まだまだ増えますvv
(○´ω`)ノ--------------------------それでは始まります☆、たぶん。
ContentS
序章 >>002
一章 >>010>>018>>023>>038>>039>>047>>054
二章
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- Re: ——手と手を繋いで[銀魂] ( No.36 )
- 日時: 2010/10/09 08:54
- 名前: みんと水飴 ◆DUNn3svPYc (ID: nQ8cdthw)
>>28
確かに正体当てられるのって、地味に嬉しいよねー。
じゃあ、結果オーライって事で♪←
全然良いよーvv
てか自分も既にタメだし((
んー...流石に“アホ”は駄目っしょ。
ではでは、“扉っち”と呼ばせて貰うww
あ、今頃だけど保留解除乙ー^^*
てか、ゴリラ自業自得だね。ドロップキックはお妙さんナイスだbb
この続きが楽しみ♪
またまた保留解除楽しみにしてるよノノ
- Re: ——手と手を繋いで[銀魂] ( No.37 )
- 日時: 2010/10/09 11:49
- 名前: 扉 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: 真剣な横顔を見るのに、真剣になってしまう。
>アリス様
返信遅れてすんまそんです!!
大好きですよぅ^^
そう言っていただけると嬉しいですvv
普段は良い子ですよ、たぶんww
ありがとうですー
頑張ります^^
>みんと
タメはなんだか緊張する←
まさかの扉っちww
感想ありがとぅー^^
ゴリラはね、もうしょーがないv
2人の絡みがスキなんだよぅb
だけど、近妙よりも銀妙派w
頑張るよー、ありがとーvv
- Re: ——手と手を繋いで[銀魂] ( No.38 )
- 日時: 2010/10/09 12:08
- 名前: 扉 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: 真剣な横顔を見るのに、真剣になってしまう。
004
「なんだなんだぁ??まーた神楽が面倒くせぇことしでかしたんじゃねぇだろーなぁ」
「十二分にその可能性が在りますね。銀ちゃんさん」
「その呼び方やめろっつてんだろーが、お前の耳はただの穴か」
“銀ちゃんさん”と呼ばれ続ける、銀髪天パの青年——、坂田銀時はジャンプを置いて路地裏から出る。
続いて、長い黒髪の落ち着いた雰囲気の少女が続いた。
表に出る直前に、もう1度大きな音が響いて、誰かの叫び声も銀時の耳に届く。
「かぁぐらぁ?!何やってんのォ?!」
銀時の大きな声に、チャイナ服を身に纏う少女は方をビクッと振るわせた。
「な、何アルか!!何もしてないアル、私何もしてないネ!!ただちょっとだけ銀ちゃんのいちごミルクのんだだけネ!!」
「神楽ちゃん今なんて言った??俺のいちごみるくをどうしたって言った??」
「飲んじゃったアル、ごめんネ」
下らない遣り取りを続ける、銀時と神楽。
そんな様子を見つけ、早速間に割って入り逆に殴られる、地味眼鏡の志村新八。
万事屋3人が盛り上がっている中、1人冷静に自体を分析する少女がいた。
「・・・・・・、姐さんが暴れてます」
黒髪の少女——、霽丸香澄が呆れつつ、少しだけ微笑み言った。
——————
遡ること、15分ほど前。
屯所を出た4人は、かぶき町に来ていた。
近藤・沖田が前を歩き、その後ろを土方・春風が歩く。
土方の左手にはみたらし団子、右手には、赤いキャップの容器が。
「・・・・・・、土方さんー、みたらし団子って言うのはですね、このタレが美味しいんですよ??」
「馬鹿言え、マヨネーズは何にでも合うんだよ」
「いや、そんなこと誰も訊いてません。てか絶対キモイですよ、それただの白い物体ですよ」
「マヨネーズを馬鹿にする奴は許さねぇぞコラァァァア!!!」
春風は、ここへ来て初めて土方の迫力に怯む。
マヨネーズに、ここまでの執着が在るとは、想定外だ。
春風は頬を膨らませた。
「・・・・・・、太りすぎで死んでも知りませんから」
面倒なことになりそうなので、小声で呟く。
マヨネーズとの対話に夢中の土方の耳には届かないようだ。
「なぁ総悟ォ、ちょっと寄っていかない??お妙さんのとこォ」
「こんな昼間っから何考えてるんでィ。イヤらしいことてのは日が落ちてからやるもんでィ」
「滅相もない!!俺はだなぁ、純粋にお妙さんに会いたいだけだ!!」
「キモイでさぁ」
「どうして?!」
前を歩く2人は2人で、ありえない会話を繰り広げる。
とはいえ、春風には“お妙さん”という人物の情報がないので、なんとも言えない。
隣のマヨラーは相手にしてくれないし、口だしをしてみた。
「僕が付いていくましょーか?? その、お妙さんって人のとこ」
満面の笑みを浮かべ、春風は言う。
近藤は満足げに言った。
「おォ!! 紹介しようじゃぁないか、俺の許嫁を!!お妙さんを!!」
刹那————、近藤にドロップキックが命中した。
「あら、近藤さんじゃありませんか。どうしたんですか?? そんなとこで寝ころんで」
「お、お妙ひゃん、」
「地べたに転ぶなんて、不潔だわ。やっぱり貴方はゴリラかもしれませんねー」
とかなんとか言いながら、お妙は近藤を踏みつける。
起きあがろうにも起きあがれない、近藤は哀れである。
男が女に踏まれる、という見たことのない光景を目の当たりにした春風。
はっきり言って、珍しすぎて目が離せない。
「それから、許嫁、なんて何処の何奴が言ったのかしらぁ??」
表情はこの上なく笑顔だが、言っていることは酷。
白兎に似たオーラを放つ人間だった。
「そんなぁお妙さん!!俺たちは結婚を誓った仲じゃないですか!!」
「勝手に記憶捏造してんじゃねぇぞコラァァァァア!!!」
「へぶっ」
ヘンテコな悲鳴を上げ、お妙キックで宙へ舞うゴリラ。
そのまま、銀時たちの近くまで飛ばされたというワケである。
そして、現在。
——————
「あああ姉上?! 何やってんですか近藤さん死にますよ?!」
「大丈夫よ、ゴリラ丈夫だもの」
「そうネ!!ジャングルの帝王はそんな簡単に死なないヨ」
「違うからね近藤さん人間だからね?!」
近藤の屍の前で騒ぐ3人をよそに、面倒くさそうに出てくる銀時。
そんな銀時に、香澄は尋ねた。
「あの黒い服の者たちは、一体どちら様ですか??」
自分たちの事だと理解したのか、土方は黒目を香澄に向ける。
——見かけねぇ面だな・・・・・・
普通のモノよりも短い、膝までしかない着物を纏う黒髪の少女。
年中かぶき町で仕事をしている彼らだが、見かけたことがなかった。
「どちら様でも此方様でもねぇよ。ありゃぁ、ただの税金泥棒だ。気を付けろ」
「オイてめぇ、だぁれが税金泥棒だって?!」
「泥棒でなけりゃアレだ、マヨネーズ星人だ」
「心外でさぁ、旦那。それは土方さんだけでィ」
イマイチ分からない、と言った表情で真撰組の面々を見つめる香澄。
それから、今日初めて微笑んだ。
「先日から、万事屋にて仕事をしてやっている、霽丸香澄です。
税金泥棒さんと、マヨネーズ星人さん、宜しくです」
また面倒なことを覚えた、と銀時が頭を抱えたのは言うまでもない。
- Re: ——手と手を繋いで[銀魂] ( No.39 )
- 日時: 2010/10/10 13:27
- 名前: 扉 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: 真剣な横顔を見るのに、真剣になってしまう。
005
「あっれぇ、香澄ちゃんじゃないですか」
お妙と近藤のバトルを見終わり、
土方たちの方へ目を向けると、初めて見る銀髪の青年と、見覚えの在る少女がいた。
「・・・・・・、春風さん」
香澄は春風は見ると、大きく目を見開く。
「無事でしたか??あの後、」
春風はそう良いながら、一歩ずつ香澄に近づく。
基本無表情の香澄だが、少しだけ表情を和らげて春風の言葉に頷いた。
「はい、紆余曲折を経て、この銀ちゃんさんの元で働いてやる事になりました」
「そかそか、それは良かったですー。置き去りにしちったみたいで、すみませんねぇ」
「いえ、良いんです」
勝手に話を進めている2人の間に、銀時と土方が割ってはいる。
始めに尋ねてきたのは、土方だった。
「お前ら、知り合いか??」
「はい、昨日に少しだけ」
「真撰組の屯所へ、真っ先に来たって言ってたじゃねぇか。此処へ寄ったのか??」
そう言って、“万事屋銀ちゃん”と書かれた看板を親指でさす土方。
春風は首を横に振った。
「駅で、助けたんですよぅ。攘夷志士っぽいのに絡まれてたんで」
「ね、」と春風は香澄にアイコンタクトを送る。
香澄はそれを受けて、頷きを返した。
「それ、どんな奴だ??」
土方は鋭い目つきで春風に尋ねる。
春風はそれにも少しも怯むことはなく、笑顔で答えた。
「変わった奴でしたよ。長髪でヘンテコな変装してて、なんかひよこかアヒル??っぽいの連れてましたよ」
その一言で、土方の額に血管が浮き上がる。
「桂か・・・・・・、まァだこの辺ふらついてんのかあの野郎」
「ご機嫌斜めになりましたねぇ、知り合いですか??」
「その言い方辞めろ、知り合いじゃねぇ敵だ」
春風の発言を聞いた後、銀時はふぅーっとため息をつく。
そして香澄に目を向けた。
「さっきから気になってんだけどさァ、何その“働いてやる”って。俺が雇ってんだぞオイ」
「神楽殿に、此処で給料ナシのただ働きが十八番、と聞きましたので」
それを聞いて、銀時は不機嫌そうな顔をしたが、諦めたようにまたため息をついた。
「・・・・・・ま、絡まれたのヅラなら、心配するこたァねぇだろ」
「誰であろうと攘夷志士は切るだけだ」
「おー、おっかねぇ。それじゃ、俺らは退散するとするか」
土方と短い会話をした後、銀時は頭をかきながらそう言い、春風に目を向けた。
そして、まじまじと見つめた。
春風はきょとんとしながら、それでも真っ直ぐに銀時の目を見た。
その緑の目には、徐々に疑問の色が浮かぶ。
「あの、何か??」
耐えきれなくなり、春風は笑顔のまま尋ねる。
銀時はようやく言葉を発した。
「見た感じワケありっぽいから深くつっこまねぇけど・・・・・・」
春風は、身体が微かに強ばるのを感じた。
銀時は春風の耳に顔を近づけ———、静かに言葉を紡いだ。
「お転婆も、対外にしとけよ。——————————“お嬢さん”」
死んだ魚の様な目をした、銀髪天然パーマの青年は、神楽達に向き直る。
「おーい、てめぇら。けぇるぞー」
気の抜けた声を出せば、神楽は既に万事屋への怪談を上り始める。
新八も後へ続いて、その階段の下で、近藤がお妙に再び蹴られていた。
おそらく、別れの挨拶に余計な言葉を付けたのであろう。
「近藤さん、俺たちも帰りますぜィ」
「待って、俺もすぐに行くげへッ 痛い、痛いですお妙さん!!」
ふぅ、と沖田はため息を付く。
いつの間にか、土方は春風の隣にいた。
「万事屋の野郎に、何を言われた??」
マヨネーズを語る時とは、180度違う声で春風に尋ねる。
「いえ、特に何も。ただの挨拶ですよ」
春風はいつもの調子でヘラヘラと笑いながら答える。
——・・・・・・。
少しばかり、引っ掛かった土方だが、それ以上は何も詮索せず、屯所へ向かって歩き始めた。
——————
チャイムの音が部屋に響く。
香澄は、それまで部屋の掃除をしていたが、雑巾を置いて玄関へ走った。
「香澄ー、出といてくれ」
銀時はいちごみるく片手にジャンプを読み老けている。
お客がやって来たというのに、呑気この上なしだ。
「了解です」
万事屋で来て、僅か2日目。
香澄は、随分なじんだモノである。
「はい、」
扉を開けると、先程会った者たちと同じ格好をした人が、笑顔で立っていた。
「・・・・・・、あのマヨネーズ星人さんでしょうか??それとも、税金泥棒さんですか??」
そんな香澄の言葉に、白い髪の青年は苦笑する。
「んー、とりあえず、マヨネーズ星人は否定しておきますよ」
「・・・・・・、お客様、でしょうか」
「そんなところですね。旦那に——、銀さんに会わせて貰えますか??」
白い髪の片眼青年は、毒気の無い微笑みを香澄に向ける。
香澄は、悪人ではないと判断したのか、玄関へと入れた。
青年は、何度か来たことが在るかのような慣れた様子で、銀時がいる部屋まで歩く。
香澄の下手な案内など、ほとんど耳に入れては居ない。
「ひっさしぶりだなァ、“白兎”」
銀時は、珍しく自分から言葉を発した。
「・・・・・・銀さん」
白兎は、小さく呟く。
「まァ、座れよ。話はそれからだ」
「全部、解ってるみたいな口ぶりですね」
銀時は、少しだけ考え込むように黙った後、口を開いた。
「大体、はな」
やけに真面目な白兎の目には、血に染まる真撰組が見えた。
- Re: ——手と手を繋いで[銀魂] ( No.40 )
- 日時: 2010/10/10 13:33
- 名前: 扉 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
- 参照: 真剣な横顔を見るのに、真剣になってしまう。
>皆様
005話、保留取りました^^
今から塾ですー、行ってきます!!
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