二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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悪魔達のその後《黒執事二次小説》参照200突破
日時: 2011/09/23 19:13
名前: ボリーン (ID: tX.rU3qv)

初めまして!
ボリーンと申します!!黒執事系の小説です!!
早速、設定とオリキャラ紹介DEATH☆!!

設定
年代:2011年
アニメ第二期のその後みたいなかんじ・・
シエルは悪魔になっている世界です

オリキャラ紹介

名前:アリス・ファントムハイブ

性別:女

歳:16歳

容姿:ブルネットの髪、目は青碧色で睫毛が長い
肌は真白で細身、かなり綺麗
普段着が1900年代初頭位に
流行ったかんじのドレス
いつも貴族特有のツンっと澄ました顔でいる

性格:冷静、寂しがり屋、たまに甘えてくる
楽しいことが大好き

その他:ファントムハイブ家の
マナーハウスに住んでいる
父と母はほとんど家に屋敷に帰ってこない
いつもやることがないと嘆いている
悪魔が求める気高い魂を持っている・・




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Re: 暇つぶしは運命の歯車を廻した《黒執事二次小説》 ( No.3 )
日時: 2011/05/19 20:09
名前: 菊 (ID: VHEhwa99)

読んだZE☆菊

Re: 暇つぶしは運命の歯車を廻した《黒執事二次小説》 ( No.4 )
日時: 2011/05/19 20:15
名前: ボリーン (ID: Atweuouf)

どうも!!これからよろしく!

Re: 暇つぶしは運命の歯車を廻した《黒執事二次小説》 ( No.5 )
日時: 2011/07/22 22:43
名前: ボリーン (ID: ovGM7bao)

第三話 その悪魔、契約

・・ファントムハイブ邸・・

すっかり街並みがかわったロンドン近郊と違い
ファントムハイブ家のマナーハウス周辺は
建物もかなりまばらである・・・

屋敷に住む少女は暇でしかたがなかった・・
毎日何もない平平凡凡な日々・・

ア「・・・あ〜暇だ・・・。
悪魔でも来ないかな・・あ・・でも契約文ってラテン語の鏡文字
なんだっけ・・??めんどくさい・・」

ソファに横になって一人でそんなことを呟いていた・・

—自ら悪魔との契約を望むか??—

どこからか声が響く・・

ア「!!・・・・誰??まさか・・・」

—悪魔だ・・・—

少女「そうだよ・・・どうせわたしを必要とする人間なんていないんだ
悪魔がわたしを愉しませてくれるなら
魂くらい投げ打つ・・・それにつまらないことで死にたくないし・・」

—汝・・契約を欲するや??—

ア「くどいな・・その前に早く姿を現したら??」

—悪魔を恐れないとは・・なかなかいい魂ですね・・—

先程からの声とは違う・・大人の男の声が響く・・

—名前を述べよ—

ア「アリス・ファントムハイブ」

—・・望みを言え・・—

ア「・・わたしを退屈させないようにしろ・・
後・・わたしを殺さないこと・・裏切らないこと・・
命令はなんでも聞くこと・・わたしの魂が堕ちる前に殺すこと・・
でも殺すのは・・わたしがもういいよっと言った後に・・」

少女は言い終わると憂いの表情を見せる・・


—契約は完了した—

Re: 暇つぶしは運命の歯車を廻した《黒執事二次小説》 ( No.6 )
日時: 2011/07/22 22:45
名前: ボリーン (ID: ovGM7bao)

第四話 その悪魔、登場

眼の前に霧のようななんだかよくわからない
黒い物があらわれた・・・

ア「・・・・何これ・・・嘘・・これホントに・・」

黒い何かが晴れると貴族らしい服を着た少年と
まるで執事のような燕尾服を着た男が立っていた・・

2人とも眼は深紅色・・少年の方は右眼に眼帯を付けていた・・

ア「・・・うっ・・・っ・・」

アリスは腰が抜けてしまったようで
崩れ落ちてしまった・・
冷や汗を掻き・・全身が震えている・・

セ「おやおや・・先程の態度はなんだったのですかね??」

シ「こいつは僕のように悪魔よりも恐ろしい危機に瀕しても
憎悪の念を抱いていた訳でもない・・
人間として当たり前の反応だ・・・」

セ「・・流石・・もと人間ですね・・。坊っちゃん・・」

ア「??・・・なんだ??お前はこのちっちゃいのの執事なのか??
しかも・・なんだかよくわからないが・・
このちっちゃいのは・・人間だったのか??」

セ「えぇ・・おっしゃる通りです・・」

シ「ちっちゃいの・・だと??・・・」

ア「ちっちゃいだろ??」

シ「・・・無礼な奴め・・・」
シエルはかなり悔しそう・・

ア「あぁ・・悪魔には名前ってあるのか??・・」
もう2人の存在になれたようで・・
貴族特有の澄ました顔をして話始めた

セ「基本的にはございませんが・・
今の私の名前はセバスチャン・ミカエリスです・・
坊っちゃんの名前は・・・
シエル・ファントムハイブです・・」

ア「シエル・ファントムハイブ・・・・あぁ・・
ヴィクトリア女王時代の・・
いやぁ・・なんか死の記録が曖昧だと思ったら・・
悪魔に転生していたとは・・」

シ「死の記録・・・??」

ア「・・この屋敷の書斎には歴代の当主について
記録された本がある・・
何故か御笑いセンス度たる物が記されているが・・」

シ「・・葬儀屋か・・」

ア「え??アンダーテイカー??
まぁいいや・・えっと・・・わたしと契約したのは・・
シエル??・・」

シ「あぁ・・そうだ・・」

ア「シエルって呼ぶから・・・
セバスチャンはセバスチャンって呼ぶよ!」

セ「はい・・お好きなようにお呼びください・・」

シ「呼び捨てか・・」

ア「では死人と呼ぼうか・・??」

シ「シエルで構わない・・(この女・・・)」

セバスチャンはそんなやり取りを楽しそうに
見つめていた・・

Re: 暇つぶしは運命の歯車を廻した《黒執事二次小説》 ( No.7 )
日時: 2011/07/22 22:45
名前: ボリーン (ID: ovGM7bao)

第五話 その悪魔、チェス

その後の話で
アリスの日常生活の手伝い・・・屋敷の整備
全般はセバスチャンが行うことになった・・
そしてシエルはアリスとの契約内容の一つである
退屈させない・・を執行することとなった・・


ア「シエル君・・君はチェスが強いか??」

アリスはたまにふざけて人を君付けすることがあるのだ・・

シ「あぁ・・・ゲームは負けない自信がある」

椅子に足を組んで座っていたシエルは
自信に満ちた顔で答えた・・

ア「そうか・・それは良い・・では・・わたしは
君に勝負を申し出よう!」

シ「受けてたとう・・最大の屈辱を味わわせてやろう・・」

アリスはチェス板を戸棚から取り出しセットした・・

シ「此処はレディファーストだ・・」

ア「フッ・・紳士だね・・シエルは・・どうも・・」

・・5分後・・

シ「(なんだ・・こいつ・・恐ろしく強い・・)」

シエルはもうすでにキングだけになってしまっていた・・
一方アリスはキングはもちろんクイーンやらホースやら
なんやら10騎ほど残っていた・・

ア「次のターンでチェックメイトだな・・」

シ「そんな・・・僕が・・」

・・コンコン・・

セ「失礼いたします・・」

シエルにとって屈辱的なターンの前にセバスチャンが
部屋に入って来た・・

セ「おや・・チェスをしておられるのですか・・
・・・クスッ・・坊っちゃんが負けていらっしゃるとは・・
珍しいこともありますね・・」
シエルはムッっとした表情を浮かべる

セバスチャンは話しながら2人の前に紅茶をおいた・・

セ「お嬢様・・そのように・・ソファに寝そべっておられるのは
レディとしてはしたないですよ・・
ちゃんとお座りください・・」

ア「・・・あぁ・・わかった・・」
アリスは何故だか妙に素直だ・・

セ「では・・失礼いたします・・あぁ・・そうでした・・
お嬢様の行動がレディらしく淑やかになるよう
坊っちゃんには監視係も兼任して頂きたいと思います・・
よろしいですね・・坊っちゃん・・」

シ「あぁ・・わかった・・」

ア「・・まぁ・・しょうがないね・・」

セ「では・・3時のティータイムになりましたら
お呼びいたします・・・失礼いたしました・・」

セバスチャンはドアを音も無く閉め
そして忍者のように静かに歩いて行った・・

ドアが閉まったと同時にアリスは
ソファに寝そべった・・

シ「・・お前・・そんなことをしていると
セバスチャンに締められるぞ・・・」
シエルは呆れたようでため息混じりに言った・・

ア「・・そんなのシエルが言わなきゃいいんじゃない!!
言わないでね!!お願い・・・」
アリスは可愛げな表情でシエルを見つめた・・

シ「・・・気色の悪い顔をするな・・・」
そういうシエルの頬は少し赤みが差していた・・

ア「チェックメイト・・・」

シ「・・お前は本当にムカツク奴だな・・」


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