二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- 悪魔達のその後《黒執事二次小説》参照200突破
- 日時： 2011/09/23 19:13
- 名前： ボリーン （ID: tX.rU3qv）
初めまして！
ボリーンと申します！！黒執事系の小説です！！
早速、設定とオリキャラ紹介DEATH☆！！
設定
年代：２０１１年
アニメ第二期のその後みたいなかんじ・・
シエルは悪魔になっている世界です
オリキャラ紹介
名前：アリス・ファントムハイブ
性別：女
歳：１６歳
容姿：ブルネットの髪、目は青碧色で睫毛が長い
肌は真白で細身、かなり綺麗
普段着が１９００年代初頭位に
流行ったかんじのドレス
いつも貴族特有のツンっと澄ました顔でいる
性格：冷静、寂しがり屋、たまに甘えてくる
楽しいことが大好き
その他：ファントムハイブ家の
マナーハウスに住んでいる
父と母はほとんど家に屋敷に帰ってこない
いつもやることがないと嘆いている
悪魔が求める気高い魂を持っている・・
- Re: 暇つぶしは運命の歯車を廻した《黒執事二次小説》 ( No.1 )
- 日時： 2011/07/22 22:41
- 名前： ボリーン （ID: ovGM7bao）
第一話 その悪魔、暇
・・ただただ広がる野原・・
そこには２人の人間・・いや・・・
悪魔がいました・・・
悪魔達はとても暇でした・・
悪魔としての長い怠惰な生は
悪魔達を苦しめていたのです・・
さらに・・悪魔達はとても腹を空かせていました・・
もう１００年以上も魂を喰らっていなかったのです・・
シ「セバスチャン・・・あれから何年経った・・？？」
古風だが高貴な印象を受ける服を着た少年の悪魔が言った
それに燕尾服の大人の悪魔が答える・・・
セ「１２２年経ちました・・」
シ「もうそんなか・・何もなかったな・・・」
セ「えぇ・・・・」
シ「セバスチャン・・人間の魂の味は悪魔に何を与える？？」
セバスチャンと呼ばれた悪魔の眼が赤く光る・・
セ「・・極上の・・快感です・・
坊っちゃんの甘やかで芳醇な香りを放つ魂は
わたしを何度溺れさせたことか・・・」
シ「僕の魂の話はもういい・・
それは終わったことだ・・・」
セ「申し訳ございません・・。
しかし・・坊っちゃん・・もしや人間の魂に
興味があるのですか・・？？」
シ「・・・・・あぁ・・少しだが・・
何もすることがないというのは・・
人間として生きていた多忙な日々を思えば貴いが・・
こう何もないと・・つまらない・・」
セ「では・・行くのですか・・此岸に・・」
シ「あぁ・・ただの暇つぶしだ・・すぐ終わる・・」
この気まぐれが一人の少女の運命を変えた・・
- Re: 暇つぶしは運命の歯車を廻した《黒執事二次小説》 ( No.2 )
- 日時： 2011/07/22 22:42
- 名前： ボリーン （ID: ovGM7bao）
第二話 その悪魔、発見
シ「セバスチャン・・僕が求める人間の魂とは
どうすれば見つかる・・？？」
セ「匂い・・ですね・・」
シ「曖昧だな・・」
シエルはセバスチャンを呆れたように見つめた・・
セ「求める物が頭に浮かんでいればいいのです・・
簡単ですよ・・とってもね・・」
シ「そうだ・・・僕の屋敷は・・・・此岸にある物を
見たい時はどうすればいい・・？？」
セ「頭に浮かべればいいんです・・」
シエルはかつて自分が住んでいたあの屋敷を頭に浮かべた・・
すると頭に映像のような物が流れる・・
屋敷は現存しているようだ・・そして住人は・・
１０代の少女・・・・
何故だか芳醇な香りがした
とても快い匂い・・
シ「何故・・あの屋敷に人が・・・」
セ「少し坊っちゃんに似ていましたね・・」
シ「はぁ？？？」
シエルは驚きのあまり声を出す・・
セ「・・えぇ・・眼が・・あと
髪の質感・・鼻の形・・もしかすると・・
ファントムハイブ家の人間かもしれません・・」
シ「・・分家だろうな・・」
セ「えぇ・・きっとそうでしょう。
容姿だけではありません・・魂の味も・・きっと
坊っちゃんに似ている・・」
シ「・・芳醇な香りがした・・
気高さも感じた・・そうだろう？？」
シエルは少し自信がないようで
セバスチャンに確認を取った・・
セ「はい・・その通りですね・・どういたしますか？？」
シ「・・・・行くぞ・・お前も付いて来い・・」
セ「イエス・マイロード・・」
久しぶりに響いたその言葉・・
その恐ろしい響きに草花は揺れた・・・
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