二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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イナズマイレブン エイリア学園ウィンドレス 
日時: 2011/11/01 09:45
名前: アラン (ID: zGIWZsqg)

風丸の妹設定の妄想によって構成された小説です!

初めての小説で、至らない所もあると思いますが、よろしくお願いしますね。
物語の詳細は>>1です

目次
人物紹介>>1

プロローグ
>>5 >>6 >>8
第一話 ウィンドレス
>>17 >>18 >>26 >>36 >>37
第二話 カル
>>45 >>63 >>68 >>69
第三話 キャプテン失踪事件
>>71 >>75 >>79 >>80
第四話 沖縄にて
>>81 >>83 >>84 >>90 >>94 >>99 >>105
第五話 もしも僕らが潰れたら
>>109
>>1以外のメンバー達(オリキャラ募集より)
MF
天月 美夜 >>2
アレン・トウリシュ-アレン トウリシュ- >>32
高橋翔 >>33
闇元月実>>40
DF
咲乃 茜 >>10
朝野 琉斗 >>31
榊原 業 >>53
郁宮 社 >>54
GK
黄河院将也 >>15

オリキャラ募集は締め切りました

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Re: イナズマイレブン エイリア学園ウィンドレス  ( No.82 )
日時: 2011/09/04 13:47
名前: アラン (ID: zGIWZsqg)

しばらくはバーンとウィンディーちゃんサイドのお話になると思います。
風丸くんももう少しで出てくるかもー

Re: イナズマイレブン エイリア学園ウィンドレス  ( No.83 )
日時: 2011/09/10 12:52
名前: アラン (ID: zGIWZsqg)

「というかさ、雷門に会ってどうすんのさ」
「あぁ? とりあえず実力でも見てやればいいんじゃねぇの? それで仲間になって、まぁ様子見? もし邪魔だと判断したなら潰す」
 ソフトクリームが溶け、コーンから垂れるのを舌で阻止しつつ、ウィンディーはふーんと、鼻で返事する。
「でもそんなに簡単に入れるのかな?」
「だからそれはテストでもしてもらえばいいだろ? 俺らの実力見せたら一発だ」
 最後に残ったコーンを頬張り、バーンは包み紙をクシャクシャに丸めた。
「実力うんぬんじゃなくて、瞳子姉さんが難関でしょ?」
 ウィンディーの鋭い指摘に、バーンはうっと肩をすくめる。
「ま、まぁ、そこは姉さんが空気を読んでくれるのを期待してさ……」
「父さんの計画を阻止してる時点で、十分空気読んでないけどね」
「と、とりあえずだな、炎のストライカーでも名乗って、話しかければいいんだよ!」
「君だけだからね、炎のストライカーは。私は関係ないからね」
「お前は俺の幼馴染って事で!」
 その一言を聞いて、不意にウィンディーは表情を和らげた。
「幼馴染っていい響きだね」
「え? あ、あぁ、まぁそうだな」
 突然の発言に付いていけなかったのか、バーンの返事は少し歯切れが悪い。

 自分とバーンは幼馴染だ。正確に言えば、自分とラルズとバーンとヒートの四人は幼馴染。園では全員が同じ小学校に入るわけにはいかないから、他区に数人ずつ振り分けられる。自分たちは同じ小学校だったのだ。
「よくいじめられて、バーンに助けてもらったけなぁ」
「お前は弱虫だったからな。まさかこんなやつが、家族になるなんて」
「まぁね。私もまさかガキ大将君が兄弟になるとは思わなかったよ」
 ウィンディーは園に入る前から、バーンたちとは同じ学校に通っており、その途中からお日様園に来たから、ある意味バーンたちとは正真正銘の幼馴染だ。

「ふぁ、ふて!(あ、みて!)」
「お前、飲み込んでからしゃべれよ」
 最後の一口を頬張りながら、ウィンディーが前方を指差す。あきれたかのように顔をしかめながらも、バーンはそちらへ視線を向けた。
 海岸際の水着姿の人々に混じる黄色と青のユニフォームは、青い空の下で、一際目立っていた。
 
 雷門中だ。

Re: イナズマイレブン エイリア学園ウィンドレス  ( No.84 )
日時: 2011/10/03 11:28
名前: アラン (ID: zGIWZsqg)

「俺は南雲晴矢だ。よろしくな」
 雷門の二人に技を見せた後に、バーンとウィンディーは自己紹介をする。
「オレは土門飛鳥」
「僕は吹雪士郎だよ。こちらこそよろしくね」
「ふ、吹雪?!」
 突然、ウィンディーは声を上げる。そのせいで、その場にいた三人の注目を浴びる事になった。
「え、あ……ごめんなさい。ちょっと、あー、なんでもないです」
 アハハと笑ってウィンディーは笑ってごまかした。
「その子は?」
 と吹雪はバーンに聞く。
「あー、こいつは風丸来夢。俺の幼馴染」
「風丸?!」
 今回は土門と吹雪が声を上げる番だった。
「えっ?」
 当の本人であるウィンディーは何が起こったか、理解出来なく目をパチクリさせる。

「君さ、お兄さんとかいたりする? 何年間もあってないお兄さん」
 土門が聞いてくる。
「お、お兄さん? 一応いるけど」
 どもりながらも答えると、土門と吹雪はパァッと顔を輝かせた。それを見て、ウィンディーはいやな予感がした。
「僕、君を見たときから風丸くんと似てるだって思ったんだよ。あのね、風丸くん、いつも君の話してるんだよ」
「おいおい、吹雪。まだ決まったわけじゃないだろ」
 土門は苦笑しながら、ウィンディーに向き直った。
「ごめんな、混乱しちまっただろ? オレらと一緒に来れば分るからさ、説明後でいいよな?」
「あっ……」
 説明なんてもう必要なかった。
 ウィンディーは足が震えて、今にも崩れ落ちそうだった。
「わ、私——」
「ちょっと来夢、こっちへ来い。悪いな、少し待ってくれ」

 突然バーンはウィンディーを引っ張って、吹雪と土門から離れる。雷門の二人に、話を聞かれない場所までやってくると、バーンは足を止めた。
「お前、どうするんだ?」
「え?」
 ウィンディーはバーンを見た。彼の顔からは、いつもの幼さも乱暴さも消え去り、思慮深さが一際目立っている。
「お前だって分ってるんだろ? お前はどうする。今すぐ帰るのか、それともこのまま雷門へ行くのか?」
 雷門へ行ってどうするのか、バーンは言わなかった。言う必要等なかったのだ。
 ウィンディーはよろめくようにして、数歩後ろへ下がる。そして、両手で顔を覆った。

 どうすればよいのだろう。
 逃げるのか、進むのか。
 でも結局は逃げ切れないのだ。いずれか顔を付き合わせる事になってしまう。
 いや、逃げ切れない事もない。この計画から辞退すれば……そうすれば柚が代わりにキャプテンをやってくれる。あの子は自分なんかより、よっぽとキャプテンに向いていてる。
 そうだ。一層逃げてしまえばいい……でも、ダメだ。だって、だって自分の存在価値は——

「行くよ」
 手で顔を覆ったまま、ウィンディーは呟く。バーンは彼女を見つめた。
「私、雷門行くよ。だって、私には父さんがいるんだもん」
 顔を上げたウィンディーは笑顔だった。
 その頭を、バーンはポンと軽く叩く。彼は何も言わなかった。
 そしてバーンはさっさと歩き始める。その後ろをウィンディーは数歩遅れて着いてくる。
「吹雪士郎」
 ウィンディーは遠くに小さく見える銀髪の少年をみつめ、呟いた。
「思ったよりも事態は複雑そうだな」
 先程の呟きが聞こえたのか、バーンはウィンディーに言葉を返した。ウィンディーはその後ろで小さく頷く。

「吹雪士郎。カル、吹雪アツヤ。これはややこしい事になりそうだね……」

Re: イナズマイレブン エイリア学園ウィンドレス  ( No.85 )
日時: 2011/10/03 08:36
名前: アラン (ID: zGIWZsqg)

お久しぶりです!
最近すごく忙しくて、中々更新出来なくてすみませんでした……(汗)

これからも気長に見守って頂ければ!

Re: イナズマイレブン エイリア ( No.86 )
日時: 2011/10/04 19:49
名前: 携帯しずく ◆UaO7kZlnMA (ID: TW9kGICx)

あばば、こ、こんにたはなねあらたはなかま。すいません、やっとアランさんのところに来れたのでついテンション壊れました←
前々から憧れと陶酔の眼差しでずっと見ていたフライドチキンさん、またなの名をしずくと申します^^描写やセリフ回し上手くていいな〜って思って、ずっと遠くから見てました←アランさんに来ていただけた時は、成層圏まで飛び上がりましたよ、ええ!トンクしたのは私のほうですね←
来夢ちゃん冷静で素敵です^^バーンに突っ込んでいるところが知的でした♪

よければお友達に←うは〜図々しいとか言ry
また来ますね^^


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