二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナズマイレブン エイリア学園ウィンドレス
- 日時: 2011/11/01 09:45
- 名前: アラン (ID: zGIWZsqg)
風丸の妹設定の妄想によって構成された小説です!
初めての小説で、至らない所もあると思いますが、よろしくお願いしますね。
物語の詳細は>>1です
目次
人物紹介>>1
プロローグ
>>5 >>6 >>8
第一話 ウィンドレス
>>17 >>18 >>26 >>36 >>37
第二話 カル
>>45 >>63 >>68 >>69
第三話 キャプテン失踪事件
>>71 >>75 >>79 >>80
第四話 沖縄にて
>>81 >>83 >>84 >>90 >>94 >>99 >>105
第五話 もしも僕らが潰れたら
>>109
>>1以外のメンバー達(オリキャラ募集より)
MF
天月 美夜 >>2
アレン・トウリシュ-アレン トウリシュ- >>32
高橋翔 >>33
闇元月実>>40
DF
咲乃 茜 >>10
朝野 琉斗 >>31
榊原 業 >>53
郁宮 社 >>54
GK
黄河院将也 >>15
オリキャラ募集は締め切りました
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- Re: イナズマイレブン エイリア学園ウィンドレス ( No.77 )
- 日時: 2011/08/28 16:05
- 名前: 紅闇 ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)
アキラェ……何言ってんのさあ。
というか死んでるかもしれないは酷いww
いやそれ以前にアニアウトォォ!!
何いってんのお前も。
楽しく読まさせて頂きましたw
更新頑張ってください!
- Re: イナズマイレブン エイリア学園ウィンドレス ( No.78 )
- 日時: 2011/08/29 13:23
- 名前: アラン (ID: zGIWZsqg)
夜桜
そうだよね!
リオーネちゃん、仮面はずしたら、絶対美人だよ。
ウルビダ姉さんいいよね。
中2とは思えない程の、ナイスバディだけど(笑)
イクトくんは毎回ながら本当にごめん。
でも可愛い子見ると、いじめたくなっちゃうんです。
ラルズ「え? どこが可愛いの? あんなの、ただの馬鹿よ」
ちょ、お前ヒドイ
クレアちゃんは、使る時はすごく使えるから、ラルズは何も言えないらしいですよ!
続き頑張るよー ありがとう!
紅闇さん
二人とも可愛いから何言っても、許されるんですよ♪
楽しく読んでいただけると、書いてるこっちも嬉しいです!
これからも応援、よろしくお願いしますねー
- Re: イナズマイレブン エイリア学園ウィンドレス ( No.79 )
- 日時: 2011/08/29 13:47
- 名前: アラン (ID: zGIWZsqg)
「ウ、ウルビダ?!」
「なんだ?」
「なんだじゃないわよ。何でここにいるの?」
ラルズが聞くと、ウルビダはビニール袋を持ち上げ、いつもながらの冷静な声音で返す。
「なんか、お前達のチームが大変そうだからな。これ差し入れだ、副キャプテンの二人だけに」
その顔には、ヒートとラルズと同じ哀愁が顔をのぞかせていた。
「えぇー、ずるい!」
「俺らも差し入れほしい!!」
などと騒ぐメンバー達の声を耳に挟みながら、赤と緑の副キャプテンの二人は思うのだった。
(そういえば、この人のキャプテンはもっと大変だよな)
「オレもいるよー!」
と、明るいあいさつと共に、ヒョイッと顔を出した人を見て、ラルズはまた驚きの声を上げる。
「グ、グラン様!」
「あ、いいね、その『様』って響き。うちのチームは誰もグラン様って呼んでくれなくってさぁー」
「は、はぁ、そうなんですか……」
「所で、さっきウルビダの言ってた事って何?」
と聞くと、ウルビダが後ろのグランを指差す。
「あれは私ではなく、コイツが考えた事だ」
「うん、実はね、雷門、この間イプシロンとも引き分けだったでしょう? だから、バーンとウィンディーの事だから、もう落ち着いていられないんだと思ってね。ちょっかい出しに行ったんじゃない?」
「……実際にグラン様はすでにちょっかい出しましたけどね」
ラルズの力ない突っ込みに対し、グランは爽やかな笑顔で返す。
「ああー、陽花戸中の事? あれは一応ウルビダに相談して、同意を——」
「私は思いっきり反対したぞ。嘘を吐くなぁ!!」
グランの言葉をさえぎったのは、蹴りが先で、言葉はその後だった。
「ラルズ、突っ込みはこうやるのだぞ」
「そ、そう……」
その時、ドアが開き、イクトが入ってきた。
「うわぁー、壁めり込んでるじゃん、どうしたの? お祭り?」
「カルは?」
ラルズはイクトが一人で来た事に気付き、そう聞くと、イクトは頭を掻きながら笑った。
「なんか、置手紙を残して、部屋は空っぽだった。ウィンディーとバーンと一緒に行くんだって」
ああ……なぜどいつもこいつも、みんな自分勝手なんだ。
ラルズは手のひらで、バーンとホワイトボートを叩く。その音に、ミーティングルーム全員の視線が、彼女に集まった。
「これより今回のミーティングのまとめに入るわ。一番まともな意見として、馬鹿三人は雷門を追ったと仮定します。雷門の今後の行動を調べて。バーン様は知らないけど、うちのチーム二人は見付かり次第、連れ帰ってきて下さい。今のグラン様と同じ風にします」
—その頃、馬鹿三人組は—
「すみません、福岡行きの新幹線チケット、三枚下さい。支払いは父さんのカードで!」
駅にいた。
- Re: イナズマイレブン エイリア学園ウィンドレス ( No.80 )
- 日時: 2011/09/03 13:22
- 名前: アラン (ID: zGIWZsqg)
「あ、カル見つけたよ」
ハイブはどこで入手したのか分らないが、無線の通信機に向かって言う。
それに対し、少しノイズ音の混ざったアニの声が、機械の中から返ってきた。
『本当?! どこにいるの』
「駅」
「カル捕獲したぞ!!」
「あ、今捕まえたみたい」
ネッパーに押さえつけられたカルは、反抗する所か、力無く肩を落とし、どことなく青ざめた顔をしている。
「あいつらヒデェーよ。福岡行きのチケットが2枚しか残ってないからって、俺のけ者にして、キャプテン命令だとか言って俺だけ残して行きやがった。普段はあんなに仲良くしてくれてたのに」
カルは心無しか、目に涙が浮かんでいる。
「バーン様とウィンディー様は福岡に行ったみたいだよ」
『よし、ヒートとハイブはオンラインで新幹線のチケットを購入して。えっ? 何、イクトもなんかしたいの? あー、適当にそこら辺で踊っててればいいよ。じゃあ、カル連れ帰って来いよ。もう通信切るからね』
そう言い、通信が切れたが、ハイブが無線機をしまおうとしていると、再び電波をキャッチし、無線の緑のランプが光った。そこから、アニの声が聞こえた。
『あ、カルに一言な。ラルズめっちゃ怒ってるからね。冥福、祈ってるよ』
薄暗い廊下で、二人が対峙し静かに、穏やかに睨みあっていた。
「これは、あなたの差し金かしら」
その冷たい声音に、コウは嘲笑にも似た笑みを浮かべる。
「さぁ、どうでしょうね? でも、どちらにしろ、私には好都合ですね、キャプテンも、雷門に興味を持ち始めて」
「質問に答えて頂戴」
ラルズはコウに、一歩近付く。
「それを答えた時点で、意味はあるのですか? 結局、キャプテンは知ってしまう、雷門に誰がいるのかを。それを知って潰れるのなら、私にとってそれは、彼女がその程度だっただけの人、ということなのですよ」
空気中を、乾いた音が響いた。
コウは無表情で、少し赤くなった頬を押さえ、獣のように荒い息吐くラルズを見下ろした。
「あなたは来夢の事を、何も知らない」
「でも、貴女も私のことを、何も知らない。貴女がキャプテンを大事に思うように、私は父さんを大事に思っている。私たちは同じなのですよ」
次の瞬間、コウはラルズの耳に顔を近付け、囁いた。
「でも覚えて下さい、大切なものがすでに危険な状態にある時、それを守るのは困難だと」
- Re: イナズマイレブン エイリア学園ウィンドレス ( No.81 )
- 日時: 2011/09/04 13:44
- 名前: アラン (ID: zGIWZsqg)
第四話 沖縄にて
「あっつーい、溶けるー」
海の上を進んでいく船の中で、ウィンディーは黒地のTシャツのえりをバタバタとあおぐ。
「うっせーな、少し黙れ。お前のせいで余計暑くなるだろ」
腕と足を組んでるバーンも、ジャージが汗で肌に張り付いている。
「暑いもんは暑いんだもん。あ、沖縄着いたらソフトクリームおごってね」
「はぁ?! なんで俺が! 大体、お前が提案したんだろ? 雷門行こうって」
「だから、そのナイスな提案を褒め称えるために、おごってよ」
「お前なー……俺は帰った時にヒートにどんだけ怒られるか考えると、背筋が寒くなるんだよ」
ハァと息を吐くバーンに、ウィンディーもビクッと肩をすくめる。
「柚も怒ると怖いんだよ」
「ラルズが怖いのは知ってる。だてに一緒に育ったわけじゃねぇからな……」
さっきの明るい雰囲気とは打って変わり、二人の周りを暗いオーラが包み込む。
そこに到着を知らせる汽笛が鳴った。
「もう岸着くぜ。まぁ、沖縄着いたら本名呼びな、来夢」
「うわぁー、久しぶりだね、その響き。うん、よろしくね、はるくん」
ウィンディーが暗い橙の目をランランと輝かせ、笑顔で発したその単語に、バーンのこめかみにピキッと青筋が浮かぶ。
「てめぇ、その呼び方はやめろ」
「え? なんで? 前はそう呼んでたのに」
「前って小学校低学年の頃の話だろーが! 大体俺は中学年に上がった頃からやめろって言ったじゃねぇか」
「あぁー寂しいわ、いつからあなたは変わってしまったの、はるくん」
「だから、やめろって言ってんだろぉぉおぉぉ!!!」
バーンことはるくんの声は、海の遠く彼方まで響き渡った。
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