二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 銀魂夢小説ー戦少女ー
- 日時: 2012/11/06 17:50
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: 7YMMeDcM)
私は
“戦う”という意志を持った。
兄が醜く消え、父と母は赤く染まった『何か』を流しぴくりとも動かなくなったあの夜を私は一生忘れないだろう。
“戦う”という意志を持った。
醜くなった兄を連れ、持っていた『愛情』を全て『憎しみ』に替えて刀を取ったあの夜を私は一生忘れないだろう。
“戦う”という意志を持った。
私の弱さで壊れた『あの子達』を止める術を探そうとしたあの夜を私は一生忘れないだろう。
“戦う”という意志を持った。
真っ直ぐな瞳を持った『白夜叉』達と会ったあの夜を私は一生忘れないだろう。
“戦う”という意志を持った。
何にも負けずに戦って生きていくだけの女であろうとしたあの夜を私は一生忘れないだろう。
戦少女
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- Re: 【銀魂】戦少女 ( No.1 )
- 日時: 2011/10/21 16:34
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: a1.gBlqJ)
第一訓 『人間を野原に捨てないで下さい』
江戸にある「かぶき町」の一角に『万事屋銀ちゃん』と書かれた何でも屋が存在したーーーー。
「うぉ〜い、新八ィ」
その何でも屋の中で銀髪の天然パーマがかかった男が『少年ジャンプ』を読みながらキッチンにこもる眼鏡に話しかけた。
「銀さんさぁ〜こうやって毎日切磋琢磨して働いているのにさぁ〜こう…なんでお前は働かないでだらけてるんのかなぁ…」
そのキッチンにこもっていた男『志村新八』(通称ダメガネ)が、銀髪の男に向かって大声を上げた。
「いや、働いてないのアンタでしょ!?僕が逆に働かされてるんですよ!」
などと言って。
- Re: 【銀魂】戦少女 ( No.2 )
- 日時: 2011/10/21 16:39
- 名前: 咲 (ID: h8BfkWd/)
初めまして♪
私も銀魂大好きです^^
あと、これすっごい面白そうですね!!
更新頑張ってください!
- Re: 【銀魂】戦少女 ( No.3 )
- 日時: 2011/10/21 16:51
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: a1.gBlqJ)
>>咲様
初めまして。
私も銀魂大大大好きです!!
そして面白そうなんて…ありがとうございます!
更新頑張ります。
- Re: 【銀魂】戦少女 ( No.4 )
- 日時: 2011/10/23 10:27
- 名前: Sky ◆M7x9jXIufw (ID: a1.gBlqJ)
「うるさいネ!新八!!ろくにグッズも出てねぇ癖に何ほざいてるアルか!!」
赤みがかかったオレンジ色の髪を横に纏めている中華系の少女、万事屋銀ちゃんの(自称)アイドルで(自称)かぶき町の女王である『神楽』がキッチンから出てきた新八に飛び蹴りした。
「神楽ちゃん!今それ関係ないよね!!この話に関係ないよね!!」
「うるさいアル!これから出てくる可愛いアイツにベタ惚れるお前が悪いんだヨ!!ザマーみやがれ!」
「それネタバレ!ネタバレだからね!!神楽ちゃん!!!」
ぎゃーぎゃー騒ぐ新八と神楽に大声で銀髪…『坂田銀時』が叫んだ。
「くだらねぇ喧嘩してんじゃねエェェェェェ!」
すると、逆に新八が叫び返して来たのである。
「それより、今月の金どうすんだよ!もう残り二十円しかねえんだぞぉ!」
話の趣旨変わってるよ、ダメガネ君。
「スレ主、何勝手に小説入ってんだよ!ダメガネ言うんじゃねぇ!!」
ダメガネがこちらを向いて(カメラ目線的な何か)叫んだ。
意味ないんだけどね。ダメガネ君。
「そうだぞー新八、お前無駄な物買い過ぎたんじゃねぇの?」
銀時が口をへの字にさせながら問う。
「お前がパチンコで金潰したんだろうがアァァ!!」
…ーーーーー
ーーーーーー…
「万事屋に金がない」という危機に、全ての原因である銀時が働かされる事になった。
それは「かまっ娘クラブ」での女装バイトであった。
銀時にとっては苦しいモノであったが、明日から全然パフェや甘い物が食べれなくなるという事実に負けた。
「っけど…一夜でこんなに稼げるなんてな…」
しかし、銀時は運が良かったのか…何故か今日は客足が多く一夜にして万単位の金を稼いだのである。
茶封筒には思ったより多く入った札束。十万くらいはあるのだろうか。
「けど…こんな綺麗な星空にも礼しなきゃいけねぇな…」
銀時が上を見上げると満点の星空、そして月が世界を照らしていた。
軽く微笑むと、近くの店で安酒を買い誰も居ない江戸から離れた野原にやってきたのである。
月をみるのに絶好の場所であるのを銀時は知っていた。
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