二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 《完結》黒雪姫
- 日時: 2013/06/24 10:57
- 名前: 玲於奈 (ID: uNwwkKT9)
はじめまして、童話をいじくって書いてみたいなあと思って書きました。(二次小説だと思い、ここにしてるんですが、まちがってたらおしえてください、お願いします。)
駄作なので、アドバイス等よろしくおねがいいたします、
あ、しかし、わたし傷つきやすいのでやさしくおねがいします!!
※この小説はいろんな人の視点からかきます!!(だれの視点か書いてないときは語ってるだけで、だれのしてんでもありません!!)
※多少グロいのでご注意。
えと、はじめはとりえず、白雪姫いじくった「黒雪姫」を…↓
○●○●○●○●○●○●○○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
——白雪にそっくりな一人の娘
話の裏にこっそり潜んでいて
だれにも知られずにいた存在
そんな彼女のお話のはじまりはじまり。
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- Re: 黒雪姫 ( No.70 )
- 日時: 2012/08/08 17:25
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
★…白雪姫…★
「ねー、そういや貴方のお名前ってなんなの?」
わたしはそう見ず知らずの…たぶん男性にそう問う
「え…、あ、いや私は姫さんに名前を言える身分とかじゃないので−…役職名で呼んでいただければ…」
「役職名しらないもん。」
「狩人です…」
「…狩人さんってなんか変っ」
ぷっと吹き出しお腹を抱えて笑う
「そんなにおもしろいのかな…、あ!!そうそう、散歩のことは二人の秘密、ですよ?」
「ん?わかった。でもなんで?」
「いや、何せこの身分ですから」
なんか、よくわからないけどいろいろと大変なんだなぁ…
- Re: 黒雪姫 ( No.71 )
- 日時: 2012/08/08 17:24
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
★…黒雪姫…★
もうすぐ目的の場所に着く
きれいな花が咲き誇る美しい花畑に−
名前を聞かれたときは一瞬ぎくりと反応してしまったけど、無事、事は進みそう…
「あー!!みてみて〜、狩人さんっ!!きれいなお花畑だよぉ!!」
こちらに可愛らしい笑顔を向けて子供のようにはしゃぐ白雪姫
お城にいるときとは別人みたいに楽しそうにしている
もう此処についちゃったのか
目の前に広がるのは針葉樹の森林と色とりどりな花たちが咲き誇るきれいな、きれいなお花畑
- Re: 黒雪姫 ( No.72 )
- 日時: 2012/08/21 12:38
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
★…黒雪姫…★
「綺麗だね」
そういいつつ、白雪姫がしたを向き何かをしている
「はい…てか何しているんですか?」
「んー?秘密っ」
嬉しそうに言う白雪姫
無邪気に笑っている
「見せてくださいよ」
「だぁめっ」
もし、私たちが普通の人間だったのなら…こうだったんだろうな、とふと頭によぎる
突如、背筋にはってきたように嫌な寒気がする
あ、たぶん、もうとっくに気づかれていたとはおもってたけど…
まさか、
もうフィーラが近くにいるなんて
- Re: 黒雪姫 ( No.73 )
- 日時: 2012/08/21 13:12
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
★…白雪姫…★
「できたぁ」
私は手にもってるものをまじまじと見て胸が誇らしさにいっぱいになる
もっているのは、花飾り
少し歪だけど、まぁ、幼い頃の昔の曖昧な記憶でよくここまで作られたと思う
母と私の2人で…
でも、なんだろう
なんか違和感を感じる
「どうしたの?」
狩人さんが私に笑顔でそう問いかける
そのたびにきゅんと胸がうずく
私…狩人さんがその…好き…なのかな?
一緒にいて安心する…
「ほらこれ見て、綺麗でしょ!!狩人さんのためにつくったのよ」
私が笑顔で見せるのを苦々しく笑う狩人さん
さっきとは違う雰囲気
「ごめんね…」
一瞬そう呟いたように聞こえた
同時に私へ向けられる猟銃
- Re: 黒雪姫 ( No.74 )
- 日時: 2012/08/21 13:13
- 名前: 玲於奈 (ID: yd06hlbJ)
★…黒雪姫…★
私の手から放たれた猟銃の弾丸は白雪姫がせっかくつくってくれた花飾りを壊して尚、白雪姫の白い頬を掠める
肌の白さには十分に目立つ綺麗な赤色の血が一筋綺麗に垂れた
「な…んで……………」
絶望の目をした白雪
ごめんね、
私はこうするしかないんだ…
「殺されたくなければ後ろの森にでも逃げれば?」
冷たく言い放つ
決められた台詞
「やっ…」
そういって同時に白雪姫が私に駆け寄る
白雪姫は震える腕を私の腰に回して抱きしめる
予想外の行動に一瞬、気がゆるみ魔法が溶とける
「………貴方は!!」
私の顔をみたいそう驚く白雪姫
そしてまだ震える体を無理矢理引きづらせて後退していく
「だから早く逃げなさいよ、殺すわよ?」
白雪姫がなかなか逃げてくれないから—
きつく言った
みるみる青ざめていく顔
そしてくるりと踵を返し、森の中へと消えていく小さな、か弱い体
大丈夫、
この森は安全だから—…
そう自分に言い聞かせる
頬を伝う涙
「あっ…、ああっ……………」
やっぱり少し悲しい
あの空間が
白雪姫との時間が
恋しくなる
「あら?黒雪、何してるの?」
背後からは私の最も恐れる声がした
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